2015年元旦 新年あけましておめでとうございます。本年も当ブログをよろしくお願い致しますm(__)m
毎年一発目の記事は、前年にとても印象に残ったとっておきの一杯をお届けしています。今回はこちらで~す!
2014年2月7日、品川の老舗「中華料理 天華」へ。
昭和55年(1980年)創業と30年以上続く老舗の名店。この日は1日品川で作業。って事で、ランチにこちらへ訪問。
店の場所は、品川駅港南口広場の目の前、高層ビルが立ち並ぶ中に、そこだけポツリと再開発から取り残された様な一角。 迷路のように入り組んだ、人がすれ違うのがやっとという狭い路地の中にあります。
ダンジョンというか迷宮のような路地にちょっと迷って、12:00丁度到着で店内満席、中待ち1、外待ち3名。 オヨヨ、やっぱり人気ですねぇ~!
入口横には「★★★の店です」という掲示。 何のことかというと、とんねるずのきたなシュランで三ツ星評価を獲得したというもの。
約7年前に来た時は「四川正宗担々麺」を食べたので、今回は受賞作品「コショウそば」狙いでw
順番が来て店内へ。 店内席間も席の後ろの通路もかなり狭いので、入口そばの給水器でコップに水を汲んでから着席するのがセオリー。
給水器の上壁面には、きたなシュラン認定書が掲示されています。
券売機は無く後会計制。
主なメニューは、しせん正宗タンタンメン800円、名物コショーそば800円、もやしそば800円、たんめん800円、玉子そば850円、サンマーメン850円、しせん味噌ラーメン850円、すっからそば800円、ゴマダレそば850円、他。
オーダーは「名物 コショウそば」で。「コショウラーメン」と注文すると、「そんなもん無いよ」と怒られるらしいです(^_^;)
店内は、厨房を囲むL字型カウンター10席位。厨房には大将さんと女将さん、息のあった二人三脚で調理接客。大将、以前訪問時シャッキとしていた記憶があるのですが、今は腰が90度に曲がっちゃってます(^_^;) でも元気そう!
1ロット5杯ずつ調理。大鍋で麺をゆでて、いったん大きな平ざるへ麺を移して丼へ。特に湯切りはありません(爆)
BGMは無し。 箸は割り箸。
卓上調味料は、ラー油、醬油。酢。
そして待つことしばし、「名物 コショウそば」完成でーす♪

白い反丼型のラーメン丼で登場。 着丼と同時に、ブワッと胡椒の香りが立ち上ります。
具は。モヤシ、白菜、豚肉、ネギ、タケノコ。肉野菜の炒め物の餡かけになっていて、その上からたっぷりの胡椒が振りかけられています。

スープは、鶏ガラベースの清湯塩味。表面の餡とスープが一体化して、丼全体がとろみ餡状態に。
熱々のスープに餡かけ効果で、スープが最後まで冷めません。
プラス胡椒パワーで、大抵の方は発汗必至。
野菜の旨味が溶け出したスープに、スパイシーな胡椒がベストマッチ。塩味に胡椒とは意外な組合せですが、この味を創作したのは素晴らしいですね!メチャ美味しい!
麺は、細縮れタイプ。 餡かけスープが麺に絡みまくりで、胡椒インパクトが常にパワーを発揮します。
うっかり啜ると熱々餡スープが跳ねそうですが、旨くて箸とレンゲが止まりませんw
美味しく完食!ここでしか味わえないオンリワンダフルなテイストで、満足でした。お隣さんが食べてたバールライスも美味そうでしたし、また来ます!ごちそうさま!
中華料理 天華 (40/’14)