2014年12月20日、野毛の人気店「灰汁中華丿貫(あくちゅうか へちかん)」へ。
2014年12月6日、野毛町2丁目より1丁目へ移転オープン。金土日祝日のランチタイムのみ営業というハードルの高い店。移転前からずっと気になっていて、実際に10月に訪問を試みましたが、その日は臨休という残念ぅ(><)
今回、テレビ東京の「ありえへん∞世界」の新春特番('15/1/6放送予定)に登場する関係で、局提供の高級食材「のどぐろ」を使った限定ラーメンを、昨日・今日で提供とか。待ちに待った絶好のチャンスとばかりに、リベンジ敢行! ってか、前日にものどぐろを使った限定麺を食べたので、のどぐろラーメン連食w
店の場所は、野花商店会という細い路地裏。
馬刺しが有名という「はぁと」の向かい。
ちなみに「丿貫」とは、戦国時代後期から安土桃山時代にかけての伝説的な茶人だそうです(wikipediaより)。「Nihonsyu & Noodle N-1」というバーが、丿貫の店舗。
11月まではピアノバーの曲がり営業でしたが、12月からは「N-1」という日本酒バーの週末昼間を丿貫が担当。
ちなみに夜は、日本酒バーですが、深夜は日本酒バーでラーメンを提供するそうで、店名の冠に「Nihonsyu & Noodle」が付いてます。 11:30開店の1時間前に到着、先客3と好ポジションw
と思ったら、店内満席で中は全員飲み客○| ̄|_
一体何時に開店したんっすか!?
ってか、冷たい雨が降る中相当の長期戦を覚悟(^_^;)
後で知り合いも来て、寂しさを紛らわすことが出来ましたw 約1時間15分列んでようやく着席^^;
店内は、厨房前に真っ直ぐなカウンター8席。
ガッツリ呑む方は奥の4席で、手前4席がラーメンだけの客用席。
ですが、ほとんどの客が飲むので、結局回転しません^^;
厨房には店主さんと、サポートスタッフの2名体制。
常連さんが多い中、一見客にも親切丁寧な対応。
ちなみに深夜ラーメンN-1は、24:00~4:30LO 5:00close。
メニューは、あさりホタテラーメン800円。 丿貫ですが、券売機は無く後会計制。
この日の主なメニューは、
煮干蕎麦700円、
海老蕎麦800円、
咖喱蕎麦800円、
【限定】のどぐろ蕎麦900円、
和え蕎麦650円、
〆のリゾット300円、
他。
オーダーは、本日限定「のどぐろ蕎麦」で。
店主さんが、もりやさんから自家製麺をいただいたとのことで、この日は各「蕎麦」の麺を特製麺に変更可能とか。
もりやの麺なら最高っしょ!って事で、麺を変更。
ちなみに店主さんのツイートによると、和え蕎麦に合わせるといい感じらしいですが、まあ気にしない(^^ゞ BGMは、シャンソン的な。
箸は割り箸。
お冷は麦茶。
卓上調味料は、ミル入りヒマラヤピンクソルト。
そして待つことしばし、限定「のどぐろ蕎麦」完成でーす♪ サイドに 渦巻状のラインが入った白い鳴門丼で登場。
具は、糸唐辛子、笹切りネギ、三つ葉。
チャーシューは、低温調理のピンクレアタイプを提供直前にバーナーで軽く炙ったもの。チャーシューがとにかくデカくて厚くて、軽く200g以上はありそう^^; しかも柔らかで肉本来の味がしてウンマイ! スープはさらさらの清湯で、ほぼ塩味。
ちなみに、今回使うのどぐろ煮干しの仕入れ単価は1kg7000円超!
それを惜しげも無く投入して、採算度外視の濃厚なのどぐろスープが完成。
って事で、のどぐろ煮干しをそのままかじってるような、強烈で圧倒的な旨味が炸裂!
昨日ののどぐろスープは、鶏+魚介であっさりじんわりタイプでした。ですが、こちらのは、清湯なのにガツンとインパクト&パンチがあります。芳醇な旨味の奔流で、最高に美味しい! 麺は、もりや製の特製麺。
通常は、佐藤製麺製の麺だそうです。
黒くて中細ストレートの麺は、見た目まるで日本蕎麦の様。
実際には風味が強く、麺自体の旨味があって、スープにパワーが無いと、麺が勝っちゃいそう。
確かに、麺自体の味を楽しむ「和え蕎麦」には好適。
ですが、濃厚のどぐろスープは風味の強いもりや特製麺にも負けないパワフルさを持っています。
すご旨スープと風味豊かな麺で、まさに旨さの饗宴!酔いしれる美味しさ!
かなり美味しく満足の汁完!列びがきつくてハードル高杉ですが、他のメニューも大変気になります。ごちそうさま!
灰汁中華丿貫 (420/’14)