2013年2月10日、東陽町の「からし亭 韓麺1.0 東京イースト21店」へ。
焼肉店「からし亭」、串焼きダイニング「辛串亭」を展開する(株)ユニオンフーズの辛いラーメンの店。この日、新作メニュー試食会が開催され、ご招待いただいたので、行って参りました。
こちら、ガチにラーメン専門店という感じでもなく、ランチではビビンバや豚丼等も提供する麺と丼の店的な感じ。
そのためか、参加者は主にRttyで活躍されてる方々で、ラーメンフリークはごくわずか。
新作メニューは、「広島名物 汁なし担々麺」590円。
広島でラーメンといえば、首都圏では兎で食べられる豚骨醤油ラーメン。
つけ麺といえば、ぶちうま他で食べられる麺もスープも冷たい辛いつけ麺が有名。
広島で汁なし担々麺が名物とはあまり聞きませんが、そうなんですか!?
プライス590円は、内容にもよりますが、かなり安いレベル。
新作「汁なし担々麺」は痺れにこだわって、高知県産の山椒を店で挽いて使用。
中国山椒(花椒)を使わず、日本産のうなぎの蒲焼等に使われる山椒なので、独特な風味が生まれます。
挽く前の山椒の実。
この実を、写真のグラインダーでガガーと挽いて、汁なし担々麺に使用。
挽きたての風味は物凄く、なんとも鮮烈な香りがします。
そして待つことしばし、からし亭 韓麺1.0の新作「汁なし担々麺」完成でーす♪
韓国料理っぽく、銀のボウルで登場。
箸ももちろん銀色の韓式タイプ。
具は角煮2個、温玉、ひき肉、きざみネギなど。
麺は中太縮れタイプ。
汁なしの和え麺なので、全体を万遍無く混ぜてからいただきます、
ベースのタレは牛スープと牛脂らしく、牛の甘みが際立った味わい。
そこに辛味少々と、先ほどの山椒がたっぷり。
痺れが花椒や五香粉では無く山椒なので、かなり独特で癖のある味わい。
苦手な人もいそうですが、ハマる人にはドンピシャにマッチしそう。
ってか、提供されたバージョンは物凄く痺れが効いていて、むせ返るほど。 麻辣系が大好きなワタシでも、入れ過ぎと思うレベル。 このままだと一般向けには厳しすぎると伝えて、後ほど山椒の量を減らして調整したバージョンはかなりいい感じ。 リリース版は少し痺れを抑えて、出来れば別皿で山椒を提供、自分好みに味を調節出来るようにするとベストかと。
定番ご飯物メニューから一品試食。
ちなみに新商品投入に合わせて、既存のメニューシートも一新するそうです。画像は、リニューアル前のメニューシート。
「つゆだくもつ煮込み丼」700円。
こちらも韓国料理で良く見かけるチゲ用の陶器鍋で登場。
取り分けていただきます。
柔らかいモツと豆腐がたっぷりと入って、ご飯と一緒に豪快にいただきます。
痺れはほぼ無く、甘さと辛さのバランスが絶妙。
これは美味しい!
箸ならぬ韓式スプーンが、どんどん進んじゃいます!
定番麺メニューからも一品試食。
「辛辛ラーメン」単品740円、白ご飯ランチ840円。
ちなみにスープが一緒で、麺の代わりにご飯が入ったメニューが「ユッケジャンランチ」790円だそうです。
「辛辛ラーメン」の味は、名前が似ている韓国・農心の「辛ラーメン」に酷似。
日本の鍋料理で、最後に良くうどんを入れますが、韓国では〆にインスタントラーメンを投入するのがポピュラー。
こちらも鍋の〆にラーメンを入れちゃいました的な味わい。
白ご飯とセットにして、最後にライスインがかなりオススメ!
普段あまり入らない系統の店ですが、個性的な味でなかなか美味しかったです。新メニューがヒットするとイイですね!ごちそうさま!
からし亭 韓麺1.0 東京イースト21店 (533/'13)