2013年1月16日、練馬に本日オープンの新店「麺屋 きころく」へ。
1月13日にツイッター限定で、プレオープン《練習試食会》を開催した模様。気づくのが遅すぎました^^;そんな訳で、グランドオープン初日に訪問w
店の場所は、練馬駅南口から千川通り目白通りを超えて真っ直ぐ南進、約600m(徒歩8分)。
道路の右側ですが、マンション1Fの奥まった所に入口があるので、ちょっとわかりづらいかも。
歩道の高い位置にせり出した袖看板が、店の場所を教えてくれます。
ちなみに、食べ終えて店を出ると、先ほどの袖看板には「ありがとうございました」の文字。
前面有効活用で、分り易くナイス!
店頭には開店祝花いっぱい!
「狼煙」って、あのつけ麺の狼煙!?
聞きそびれてしまいましたが、オーナーさん・店長さんと同級生だそうです。
食後ですが、オーナーさんから「きころく」の屋号の由来を聞きました。
元々家業は江戸時代から続く創業160年という呉服店だったそうです。
それが明治になって祖父の代に廃業することになったそうな。
今回店をオープンするにあたり、いつか「きころく」の屋号を復活させて欲しいという御祖父様の遺言を実現する事になったそうです。
暖簾の「六」のマークも、在りし日の「きころく(亀甲六)」呉服店の紋章だそうです。
入店すると、まず券売機で食券購入です。主なメニューは、つけ麺700円、辛つけ麺750円、カレーつけ麺750円、特濃とりとんかつおらーめん(1日限定15食)、とりとんかつおらーめん650円、油そば600円。
つけ麺、特濃・ノーマルのラーメン、油そばの3本柱。「とりとんかつおらーめん」は中太麺、それ以外は「特濃らーめん」も含めてすべて極太麺。
麺は自家製麺で、麺量指定可能。ゆで前表記で、つけ麺・油そばは、200g・300g無料。らーめんは180・250g無料。油そばは、200g・300g・400g無料。
ゆで前と後を併記してあるのはとても親切!オーダーは、「とりとんかつおらーめん」(180g)にしました。ワタシの注文が通ると、厨房から「とりとんかつお後4食」という声が。危ね〜^^;
店内は、奥に長い真っ直ぐなカウンター8席。
カウンター後ろの壁に一辺をくっつけたテーブル2卓、1卓は椅子2、1卓は椅子3。
19:00頃入店で、先客6、後客2。
スタッフは全員男性で4名。
BGMはジブリソング、インストや歌唱付きイメージソングなど。
卓上にあるサービスチラシ付きポケットティッシュを取って見せると、味玉サービスになります。 なので、早速チケット行使^^;
箸は割箸。
卓上調味料は、特製昆布酢、胡椒、一味唐辛子。
一味唐辛子は油断するとドバーッと出るのでご注意!^^;
そして待つことしばし、「とりとんかつおらーめん」完成でーす♪
丼は白いシンプルなタイプ。
具は海苔、鰹節、糸唐辛子、きざみ青ネギ、みじん切り玉ねぎ、メンマ、チャーシュー、サービスの味玉。
「とりとんかつおらーめん」の「とりとんかつお」とは、「とり(鶏)」+「とん(豚)」+「かつお(鰹)」の造語。
そして鶏・豚・鰹を一つにまとめているのがベジポタスープ。
ベジポタの作用で、濃厚ドロドロ高粘度なスープを実現。
なのにまったく重くなくて、食後感は意外なほどさっぱり。
鶏・豚・鰹の濃厚ベジポタという、四味一体なスープ。 味は、鶏・豚の動物性がバックを固め、カツオの魚介風味がフロントに出てくる魚介よりの印象。 ただ、いろいろな要素が多いためか、やや味のピントが甘い印象も。 もう少し動物性を強めにするとかすると、もっとインパクトが鮮明になるかもしれません。
自家製の麺は、断面の四角いほぼストレート中太タイプ。
しなやかで啜り心地良く、美味しい麺でした!
具の鰹節。
鰹節がそのままトッピングされているのは、たまにありますが、最近の新店では珍しい!
具のチャーシューは、笹切りカット。
切れてて食べ易いですが、大きいまんまの方が、ビジュアルは賑やか。
サービスの味玉は、黄身が流れ出さない粘度の半熟。
薄味調味で美味。
幾重にも味を重ねた手の込んだスープで、なかなか美味しかったです。調整次第ではますます美味しくなりそうですね。ごちそうさま!
麺屋 きころく (17/'13)