2012年11月3日、曳舟の新店「向嶋 だるま」へ。
2012年10月22日オープン。場所は、曳舟駅から約700m、押上(スカイツリー前)駅・とうきょうスカイツリー駅からそれぞれ800m位の、明治通りから少し脇道に入った路地裏。五鐵@木場の後、連食w

スカイツリーのお膝元ってことで、スカイツリーが目の前にm9( ゚Д゚) ドーン!
この日のライトアップは、「雅」w

途中他のお客さんがいなくなり、店主さんといろいろお話が出来ました。
それによると、店主さんは相撲から初めてプロボクサーとして活躍。
その後、K1に転向。リングネームは、ボクサー時代は「米田力丈」。
K1時代は、「力丈」。こちらで、当時のインタビュー記事と写真を発見w
ファイターとして、日本一になった事もあるとか。
K1引退後、ラーメン好きが高じてハッスルラーメンホンマへ。
ハッスルラーメンホンマに18年間在職、店長まで登り詰めたとか。
その後、念願の独立を達成。

プロスポーツマンだった頃から、食には大変気を使っていたそうな。
そのため新店では、ハッスルラーメンホンマの豚骨系ではなく、毎日でも食べられる身体に優しい一杯を目指したとのこと。
で、店頭には「無添加ラーメン」の木札。
お聞きしたところ、添加物不使用・無化調の意だそうです。

入店すると、右側壁面を繰り抜いて設置されたショーケースには、だるまのオブジェがディスプレイ。
「向嶋 だるま」のご神体!?^^;

店内奥と手前に空きスペースがあり、落ち着いたらテーブルを導入する予定だそうです。
20:10頃入店で、先客2後客0。
厨房には、メチャ腰が低くビューティフルな接客の店主さん、一人で店を切り盛り。
BGMは、FM J-WAVE。
券売機は無く、後会計制。
麺メニューは、ラーメン600円のオンリーワン!オーダー、もちろん「ラーメン」で。

メニュー裏には、店名の由来と思われる「達磨大師」の逸話。中央には、「一麺入魂」の力強い書。


箸は割箸。
卓上調味料は、GABANのブラックペーパー、塩胡椒、壺の中身は刻みたくあん。
そして待つことしばし、「ラーメン」完成でーす♪


器は、昔ながらの中華そばにジャストフィットな龍と双喜紋の丼。
具は、海苔、メンマ、ナルト、チャーシュー、カイワレ、ゆで玉子1/2個、きざみネギ。。


油感が極めて少なく、まさに淡麗そのもの。
健康に良く身体に優しい、毎日でも食べられるラーメンを目指したとのことで、至極スッキリあっさな味わい。
体に染み渡るというか、胃の腑に沁み入る味わいで、滋味ここに極まれりといった感があります。
なんとも癒し系なテイストで、しみじみと美味しい!

あまり特徴の無いいたって普通な中華麺ですが、柔らかいスープに合わせて、ごくソフトな茹で心地。
これほど穏やかなラーメンは、中華そば さとう@穴守稲荷以来でしょうか。
ただ、さとうは煮干し主役ですが、こちらは鶏メインとさらにたおやか!
しみじみと美味いっすね〜!

卓上のきざみ沢庵をレンゲに取って味見してたら、店主さんが「ご飯に最高に合うんですよ!ライスサービスしますので、是非試してみて下さい!」とか。
既にラーメン一杯食べてきた後なんですけど^^;
ってか、ライス・オン・ザ・きざみタクアンの写真撮ったつもりでしたが、店主さんとの話に夢中で撮影忘れぅ(><)
このきざみ沢庵は、店主さんが「だんだんめん」で有名なはしご・よかろうで提供されているのと同じもの。店主さんがこのタクアンが大好きで、仕入先に交渉して特別に分けて貰ったものだとか。 高知県の食品メーカーで「竜馬たくあん」というものだそうです。
支那麺はしご・よかろうで古くから実証済みの龍馬たくあんとライスの相性は、やはり鉄板! 極薄味のラーメンもタクアン・ライスと交互に食べると、至福の味わい!感涙の旨さなのでした!
元K1ファイターなのに驚くほど腰が低く話の面白い店主さんと、身体への心遣いに溢れたラーメンでとても癒されました。頑張って下さい!ごちそうさま!
向嶋 だるま (394/'12)