2012年10月3日、本日オープンの新店「RAMEN 1/20 にじゅうぶんのいち」へ。
店主の佐藤さんは山頭火出身。しかし創るラーメンは、山頭火とはまったく異なる淡麗な鶏塩清湯。
今日まで17:00までの営業という錦糸町の新店にフラれて、リカバリにこちらへ訪問。事前情報無しでの訪問でしたが、来て良かった!凄旨で感動してしまいました!ヽ(^o^)丿

店の場所、最寄り駅は、都電荒川線東尾久三丁目。
町屋からも徒歩圏内。
尾久元町商店会「おぐとぴあ23」商店街の中にあります。

下町の商店街らしいイイ雰囲気の通りですが、19:30頃になると殆どの店がシャッターを下ろした閉店後という状況。
開いているのは、こちらとお向かいの団子屋さん。
少し離れたところにあるクリーニング店くらい。

オープン初日とあって、店頭には開店祝花。
三河屋製麺、札幌 麺 風ー、

山頭火 五反田店

19:30頃到着で、まさかの店内満席、中待ち1名、外待ち5名。
行列が進んで、店内空席1、外待ち二人連れの後にワタシ。
前のカップルの方、「1席だけ空いているのでお先へどうぞ」とか。
さすが、人情味あふれる下町!いい人達だァ〜!(・∀・)
入店すると、まず券売機で食券購入です!
オープン初日の麺メニューは、芳醇鶏だしらーめん【塩】690円一種類。そこにトッピングと麺量のバリエーションあり。券売機のボタン7つがマスキングされていて、見えない状態。落ち着いたら、新メニュー追加な予感w

オーダーは、券売機先頭左端の「芳醇鶏だしらーめん【塩】(味玉入り)」(790円)にしました。
店内は、白木を活かしたカウンターで、清潔感溢れる明るい空間。 席は、厨房を囲むスクエアなカウンタ8席(4席x4席)。

ワタシに席譲ってくれた2名様も、程なく着席。
後客は、店主さんらしき知り合いのグループ5名。
5名様が列んだ時点で、「営業中」の札が「準備中」に変更。
BGMはロックらしいのですが、ボリュームが低すぎて殆ど聞こえず。
箸は割箸。卓上調味料は、ミル入りミックスペッパー、一味唐辛子。
そして待つことしばし、「芳醇鶏だしらーめん【塩】(味玉入り)」完成でーす♪


どんなラーメンにも合う、真っ白でシンプルな「反丼」型丼で登場。
具は、メンマ、きざみ青ネギ、海苔、チャーシュー2種、味玉。


一杯毎に雪平鍋で温められたスープは、さらりとした清湯塩味。
翌日分のスープを仕込んでいるらしき大きな寸胴には、たくさんの野菜などの材料の中央に、丸鶏が浮かんでいました!
味わいは、油感が少なくかなりさっぱりとした味わい。
しかし鶏出汁がハンパなく、鶏の旨みがギュッと詰まった感じ。
淡白でスッキリとした感じながら、物足りなさ皆無で鶏の旨さが味蕾から身体中に沁み渡る感覚。 まさに「芳醇鶏だし」というネーミングに相応しい味。 これは素晴らしい!凄く美味しいです!
ただ、着丼後すぐに胡椒を振りかける趣向の方には、もしかしたら味が薄すぎか、味がしないと感じるかも知れません^^;

三河屋製麺の麺は、細ストレート。
どこまでもなめらかでシルキーな食感。
大変上質な麺で、この麺に合うスープはそうそう無いかもな感じですが、このスープとはドンピシャな相性。
美味すぎて、箸が止まりません!

チャーシューは、低温調理を施した豚と鶏の2種類。
素材本来の旨味を活かした味わいで、美味いのなんのって!

味玉は、柔らか半熟仕上げ。
端正なスープの味を邪魔しない薄味の調味で、旨いです。
完全にノーマークでしたが、驚きのクオリティで大満足の汁完!食後ちょっとだけ店主さんとお話ししたところ、コッテリ系も大好きですがあっさり塩味をメインにやりたかったそうです。そう言えば店名の由来聞くのを忘れたぉ(><)
10/5追記 FBで美人の友達の情報によると、店主さんの誕生日が1月20日だから、店名が「1/20」だそうです(^^ゞ
お礼を言って店を出ると、たまたま通りかかったおじさんが、「ここ美味しいの?」とか。飾らず気さくでフレンドリー、下町だなぁ!(^ω^) もちろんメチャ美味しいと言っときましたw 券売機のシークレットメニューは何かな?気になります。ごちそうさま!
RAMEN 1/20 にじゅうぶんのいち (354/'12)