2012年9月16日、春日部の新店「麺や 豊」へ。
2012年9月15日オープン。7/14の春日部夏祭りの際に、8月中旬オープンの掲示を発見してツイートした店。
場所は、けいらくの並びで、日本蕎麦の更科の斜向かい。元は、一ノ割へ移転した「イタリア食堂サイドウォーカー」だったテナント。休日のこの日、家族で訪問。
11:00オープンの5分前に到着。
なんと1グループ4名様が、サービス券を持って開店待ちシャッター。
オープン前後に、サービスチケットが配られたのでしょうか?
定刻2分遅れで開店。
開店時、ワタシ達を含め8名入店。
店内は、厨房前にストレートカウンター8席、奥に4人卓x1、2人卓x2。
開店後2分で、あっという間に満席。店内席待ちも発生という人気ぶり!
スタッフは、厨房5名、ホール担当女性2名。
開店直後からドドっと客が押し寄せましたが、注文を取る順がバラバラ。
入店順ではなく、声をかけられた順に注文を取る無節制ぶりは要改善かと。
店内最奥に、製麺室あり。
袖看板にもありましたが、看板に偽り無しの自家製麺!
券売機は無く、後会計制。
主なメニューは、中華そば690円、わんたんめん790円、味噌らーめん750円、つけめん750円、ライス100円、自家製餃子350円、やわらか杏仁豆腐250円、他。
メニュー裏は、ドリンクメニューとこだわりの薀蓄。
麺は、国産小麦・全粒粉入り。スープは水郷赤鳥の生のガラと丸鶏、もみじ、野菜のスープと宗田がつお、さば節、うるめ節、瀬戸内産の煮干、昆布のスープのWスープ。タレは、蔵別の三種類の醤油をブレンドし、貝柱、干し海老を使った無化調のもの
BGMは、Jazz。
箸は割箸。
卓上調味料は、GABANのコショー、醤油、酢、ラー油。
箸と一緒にレンゲは卓上に装備。
ですが、ワタシ達が座った席にセッテングされていたレンゲの内1つだけが、何故か麺屋武蔵のレンゲでした!?(驚)
何故、麺屋武蔵のレンゲが?(・・?
会計時麺屋武蔵との関連を聞こうと思いましたが、席待ちとレジ行列も出来てオペレーション混乱気味だったので、結局聞けませんでしたぅ(><)
キッズ用の取り分け皿。
何も言わなくても持って来てくれました。
注文の「ライス」
「ライス」の写真が撮りたかったわけではなく、器が綺麗だったのでパシャリ。
そして待つことしばし、「わんたんめん」完成でーす♪
純白無地の「玉丼」型丼で登場。
待ってる時から香ばしいアロマが厨房から漂っていましたが、着丼と同時に美味しそうなフレーバがふわっと広がりました!
具は、メンマ、笹切りネギ、青菜、チャーシュー、ワンタン。
スープはさらりとしたクリアーな清湯醤油味。
無化調らしく洗練された上品な和出汁で、若干薄味ながらもとても美味しい!
ただ気になったのが、麺と具の量に対してスープが少な過ぎる点。
辛うじて麺が浸る程度のスープ量で、汁多めのまぜそばでもこの位のスープは入ってるという程。
開口部が狭い丼で麺を手繰り出すと、スープが少な過ぎてワンタンと麺が絡まって、ワンタンの尻尾が千切れたりとか。 たまたまのブレなのか、凄く美味しいだけにチョッピリ残念。
麺は、全粒粉配合の自家製細縮れタイプ。
加水率低めで、麺がスープを吸いやすいのも、スープが少ないと感じる一因かも。
ただ、細麺ながら、最後までダレない美味しい麺でした!
ワンタンは小ぶりながら、餡がミッシリ詰まったタイプ。
肉汁あふれる感があって、これは美味しい!
連れの「つけ麺(200g)」。ストレート細麺の細つけ麺。
つけ汁は、粘度低めのサラリとした動物魚介醤油味。ベーススープに酸味少々、甘味を多めに追加した感じ。さらさらスープに細麺なので、麺にスープが乗らず、知蔵さん流の言い方をすると「お茶漬け食い」になる感じ。タレが薄めでスープ割りせずにそのまま飲めるほど。出汁自体凄く美味しいので、改良次第では大化けするポテンシャルあり。
「自家製餃子」。
外はパリっと中はジューシーな餃子のお手本にしたいクオリティ。メチャウマで、オススメの必食アイテム!
デザートの「やわらか杏仁豆腐(レモンジュレのせ)」。
クリーミーでトロけるような杏仁豆腐に、爽やかな酸味のレモンジュレがトッピング。杏仁豆腐自体には殆ど味が無く、レモンジュレで味をまとめるナイスな演出。これ美味しい!アイディア賞ものの旨さ!
開店まもなくまだまだ荒削りなところも散見されましたが、ベーシックな部分はとても美味しいと思います。今後が楽しみ〜!ごちそうさま!
麺や 豊 (331/'12)