2013年10月12日、武蔵小山の新店「麺や 一途」へ。
2013年10月10日オープン。この後、もう一軒新店に立ち寄って、それから本日オープンのじゃぐら@野方へ向かうという、この日3軒廻った一軒目(^^;

店頭懸垂幕には、屋号に込めた想いが綴られています。
『いままで
歩んできた途
これから歩む途
人生は一度きり
気持ちいいをたくさん感じて
生きていきたい』
ちなみに店名は、店主さんの名前からのネーミングだそうです。

花の送り主を示す木札は、マキシム・ド・パリ、パレスホテル、ル レストラン ドゥ トーマ等有名一流フレンチレストラン多数から。

和食・フレンチ・イタリアンなど異業種からラーメン業界への転身は枚挙にいとまがありませんが、これほどビッグネームからの出身者は珍しいかも!

慌てて店頭へ。
入口はいると、フレンチ時代の凛々しいフォトが飾られています。
写真中央が店主さん。

後客続々、開店10分後には満席となり外待ちも発生!(驚)
スタッフは全員男性で5名。
BGMは永ちゃんかな?
券売機は無く、伝票方式後会計性。

『長年慣れ親しんだフランス料理で使用するフォン・ド・ヴォーを取り入れ、新しい味を造りだせないかと、試行錯誤の結果、生まれたスープです。仔牛の骨・鶏をベースに、小海野菜や昆布だしを加えた「麺や一途」オリジナルスープです。更なる美味しさを求めて、日々進化し続けることを誓います!』
フォン・ド・ヴォーはフレンチのベースで、「フォン」はダシ、「ヴォー」は仔牛、なので仔牛のスープですね。
麺メニューは、麺卓 たく700円(醤油味)、麺途 みち800円(ホテルカレーのラーメン)、麺利 とし800円(ホテルカレーにクリームを加えたマイルドなクリーミーカレーラーメン)。

一品料理も凝っていて、しょう(骨付き鳥もも肉)400円、ちゃー(豚肩ロース肉)300円、みー(鶏むね肉)300円、べじー(蒸し野菜)200円、ねぎー(葱盛り合わせ)100円。


オーダーは、カレーラーメンの「麺途」と激しく迷って、やはりディフォの「麺卓」にしました。
麺注文時サービスライスの要否を確認されます。
次の予定もあったので、ライスは辞退しました^^;

卓上調味料は無し。

コールスロー的な一品。
そして待つことしばし、「麺卓 たく」完成でーす♪


スープはフォン・ド・ヴォーベースで、和とフレンチの融合が展開されます。
具は、笹切りネギ、スライス玉ねぎ、小松菜、鶏チャーシュー。


コク深く身体に染み渡る旨みがあり、なんとも滋味深い味わい。
確かに洋風テイストですが、和出汁と醤油ダレの作用で、紛れも無くラーメンのスープとして成立しています。
フレンチの奥義が感じられて、実に美味しい!

低下水でサクサクの食感が心地良いいです。
高貴な味わいのスープとも良く合っています。

軽く火入してあり、しっとりと柔らかく、これほど素晴らしい鶏チャーシューは、やまぐち@高田馬場以来かと。
フレンチの技法を凝らした一杯は、最初に思わず「C'estbon(セボン:美味しい)!」と、そして食後に「tres bien(トレビアン:素晴らしい)!」と言いそうになりました(^o^;) ホテルカレーラーメンの「麺途 みち」も大変気になります。ごちそうさま!
麺や 一途 (361/’13)