2010年9月20日、本日オープンの新店「ベトコンラーメン新京 池袋店」へ。
愛知県を始めとする東海エリアのご当地ラーメンにしてソウルフードなのが「ベトコンラーメン」。その元祖「ベトコンラーメン新京」がなんと東京発進出!
大安のこの日、都内はオープンラッシュでどこ行こうかと嬉しい悩みで、結果やはり地方選抜を先にリサーチすることにw

「ベトコン」とは、「ベストコンディション」の略。
1969(昭和44)年創業の中華料理店「新京」の初代店主が考案したメニュー。
都内では八眞茂登@銀座一丁目が「ベトナム麺」というネーミングで、ベトコンラーメン的な一杯を提供していましたが、既に閉店。
最近では、まごころ厨房のネクストブランドしたごころ厨房が、ベトコンラーメン専門店として限定営業してましたっけ!
店の場所は、蒙古タンメン中本 池袋店の斜向かい。 らーめん処 味坊の跡地。

19:40頃到着で、先客後客無し。
階段下でさらに行列が伸びる中本や、やはり外待ちが発生している武蔵野アブラ学会と比べると、ちょっと寂しい感じ。
スタッフは、男性2名。
厨房を仕切る料理長は、先代から直接指導を受けた最後の一人とか!(驚)
券売機は無く、後会計制。

主なメニューは、ベトコンラーメン680円、国士無双780円、ミソベトコン850円、オーメン800円、上海ソバ800円、ベトコンヤキソバ850円、ラーメン480円、他。
国士無双はベトコン五目ラーメン、オーメンはベトコンではない五目ラーメン。ミソベトコンは名古屋らしく八丁味噌を使った味噌ベトコンラーメン。

一品料理も豊富。当然ドリンク類もいろいろ。 オーダーは、ディフォで一番人気の「ベトコンラーメン」」にしました。

箸は割り箸。
卓上調味料は、胡椒、唐揚げ用パウダー、酢、ラー油。

カウンター上には、「本物のベトコンラーメンは新京でしか味わえません」というポスター。

さらに「ベトコンラーメン物語」というポスター。
そして待つことしばし、「ベトコンラーメン」完成でーす♪


内側にさりげなく店名ロゴが入った白い高台型の丼で登場。
具は、炒め野菜(ニラ、モヤシ、ニンニク)どっさり、豚肉少々。


鶏ガラ・豚骨ベースだそうですが、比較的あっさりとした味わい。
そこに唐辛子でピリ辛のアクセントが加わります。
炒め野菜から出るコクと旨味・甘味もスープに厚みをプラス。
やはり名古屋の辛いご当地麺「台湾ラーメン」と比べると、ひき肉が入らない分あっさりで辛さも控え目。 その代わり、ニンニクパワーでスタミナ補強可能。 マイルドなのに不思議とハマるヤミツキ系な味で、美味しい!

厨房には菅野製麺所の麺箱があって、そちら製の麺かと。
ツルシコ麺にスタミナスープが絡んで、美味しい!

具の特徴は、粒のままごろごろとしかもたっぷり入ったニンニク!
青森産の高級ニンニクと一部中国産を使用しているそうです。
このニンニクが、甘みもあってホクホクした味わいで、上質なさつまいもか栗のよう!
旨いっす!
美味しく完食!さすが、40年以上に渡って愛され続けた味わい。ジャンク過ぎないので飽きずにまた食べたくなりますね。池袋はかなりの激戦区ですが、頑張って下さい!ごちそうさま!
ベトコンラーメン新京 池袋店 (335/'13)