2012年7月7日七夕、蓮田の新店「和風楽麺 四代目 ひのでや」へ。
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2012年6月25日プレオープン(夜のみ営業限定50食)、7月2日グランドオープン。

明治18年、蓮田にて創業した「食事処 日の出屋」。1967年(昭和42年)、当時ブームになり始めた「中華そば」や、中華料理の提供を開始。2005年再開発事業に伴う立ち退きのため休業、翌年取り壊し。2006年11月、新店舗にて屋号を「日本料理 彩々楽」と改め和食専門店としてオープン。

2012年6月、歴史ある「日の出屋」の屋号を、新規オープンするラーメン店として復活。以前提供していた「中華そば」を、日本料理の技法を駆使した逸品として提供することに。ただし「日の出屋」の店名は、柔らかいイメージのひらがな「ひのでや」に変更。

お店の背景だけ聞いても、美味そう!w  店のオープン自体は確認してましたが、そのうち行こうかなと呑気に構えてました^^; しかし、ぼぶさんが激賞していたので、たまらず家族ぐるみで訪問!(笑)

店は、JR宇都宮線蓮田駅西口からすぐ。 駐車場はありませんが、本店の「日本料理 彩々楽」の駐車場が使えるとのこと。 「日本料理 彩々楽」の店舗は見つけましたが、駐車場は見つからず。 結局、「ひのでや」の向かいにあるタイムズに入れました^^; ってか、蓮田駅西口タイムズも60分100円と激安!w

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店舗入口左側からは、ガラス張りの製麺室が見えます。

RIMG1287.JPG 店内は、厨房を囲むL字型カウンター9席。壁に向かったカウンター3席。2人卓3、4人卓x1。

11:30の開店時間丁度に到着で、既に外待ち多数。後客も続々。

既に人気なのですね〜!

客層は、かなりの年配の方から若いカップルまで、幅広い年齢層なのが印象的。

スタッフは、厨房に男性1名・調理補助の女性1名、ホール担当女性2名。

接客は実に丁寧で、細やかな心配りが感じられます。

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BGMは、ムード・ミュージック。

間接照明を効果的に使った店内は、ムーディで落ち着いた空間を演出しています。

ただし、テーブル席の照明はやや暗く、撮影にはあまり向かないラインティング空間w

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券売機は無く、メニューを見て注文。

伝票方式、後会計制。

RIMG1236.JPG メニュー1ページ麺はw 薀蓄。

『ひのでやの拘り

スープは勿論 麺にも頑固。

日本料理の技法を駆使して 上質な昆布と

日本料理の技法を駆使して 上質な昆布と鰹節・煮干しなどをベースに鶏を合わせ、さらに帆立の旨味を加えて仕上げました。

和風あっさり、旨みしっかり 魚介が香るコク旨絶品スープです。

麺は国産小麦粉に全粒粉を配合
スープに合わせて自家製麺したこだわりの「熟成玉子麺」

柚子と煎り胡麻の香ばしさが香る和食料理人渾身の一杯です。

※当店のラーメンには卵を使用しております。』

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『魚介たっぷり 魚がしっかり香る旨口塩

塩ラーメン 700円

「四代目ひのでや」を開業すると決めた時に最初に目指したのが このラーメンです 
塩の味わいで仕上げるスープはごまかしが効かず 和食料理人として一番力をいれた一品です まろやかな塩味 魚介がしっかり香る 店主一押しの一杯

バランスの整った 王道の一杯

醤油ラーメン 700円

地場産弓削田醤油の長期熟成木桶仕込醤油を使用し コクと深みのある「ひしお」の香りと味わいを楽しめる拘りの醤油ラーメンです
和食の技と昔ながらの町のラーメン屋の手法とかけあわせて再現した「新しいけれど どこか懐かしい」一杯です

あっさり身上 讃岐うどんの様な新スタイル

雅楽谷ラーメン 700円

鯖節と昆布をベースに 自家製麺の特徴を存分にお楽しみ戴ける様「あっさり」を第一に心掛けました シンプルだけれども飽きのこない和食の原点ともいえる味わいです
地元蓮田の「雅楽谷遺跡」に因んで遺跡の貝塚・・・「貝出し」 蓮田・・・「蓮根」を使用し蓮田ご当地ラーメンを目指して仕上げました』

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ラーメンはサイズ指定が可能

小(70g) 半ラーメン 600円
中(140g) 普通盛 1人前 700円
大(210g) 大盛 1.5人前 800円

「小」があるのは、いいですね!

公式HPで見た「ミニ葱チャーシュー丼」は、現在は提供中止とのこと。

ライスの提供も無しとか。

もちもちの木といい、ライスの提供が無いのは蓮田のラーメン店の特徴!?

オーダーは、連れが「塩」をリクエストしたので、ワタシは「醤油」で。

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箸は洗い箸で、エコ対応。

卓上調味料は、醤油、酢、胡椒、七味唐辛子。

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お冷のグラスが、底が厚手の永福町タイプw

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キッズ用セット^^;

そして待つことしばし、「醤油ラーメン」完成でーす♪
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受け皿にレンゲと共に載せられて登場。

器は、ラーメン丼ではなく、高級感漂う和食器。

具は、糸唐辛子、白髪ネギ、チャーシュー、メンマ、切り胡麻、きざみネギ、ゆず皮。
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チャーシューは余程美味しかったと見えて、全品の分チビに食べられて未食だぉ(´・ω・`)

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スープは、「ひしお」の香りがファーストインプレッション。

そして、様々に複雑な旨味が、重層的に感じられます。

これは素晴らしいですね!

のっけからK.O.をくらったような、堪らない美味しさです!

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自家製の麺は、ストレートの中細タイプ。

シルキーで、啜り心地、食感共に抜群に良く、「ああ美味い!」と思わず声が出てしまいます!

連れ注文の「塩ラーメン」
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少し味見しましたが、なるほど「店主一押しの一杯」と謳うだけあって、そのクオリティの高さはハンパないです!記事執筆していて、美味しさを思い出して、思わず喉が鳴ります!

サイドオーダーで注文した「手作り餃子」300円。添えられているのは、柚子胡椒。
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この餃子が、これまた絶品!サイズは小ぶりですが、皮がサクサクで、箸でサクッと簡単に真っ二つに出来るほどの、驚くべきサクサク感。中はジューシで激ウマでした!
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「醤油」も「塩」も会心の美味さだったので、「雅楽谷ラーメン 」(小)を追加注文。
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具は「蓮田」をイメージした「蓮根」(笑)
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スープは甘めの薄口醤油味で、関西風のうどんつゆのような味わい。

ってか、これまた衝撃的に美味い!

そして、3種類のラーメンがすべてまったく異なる味わいで、どれも素晴らしいクオリティなのが驚き!

RIMG1305.JPG 麺は、「雅楽谷ラーメン 」だけがやや平打ち気味で醤油・塩とやや異なるタイプ。

「讃岐うどん」をイメージしたようですが、食感はほぼソーメン。

3種類のラーメンの中で最も和風であっさりなのが、この「雅楽谷ラーメン 」。

これ嫌いな人はいないと思います。

実際、うどん好きのチビに大好評でした。ほんと美味しいですしね!

「五感で楽しませるこだわりのラーメン=楽麺」がコンセプトとのことですが、味・接客・雰囲気・全てにおいて満足出来ました。ここは、是非また来たいです!ごちそうさま!

和風楽麺 四代目 ひのでや (235/'12)

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