2012年7月3日、目黒の新店「麺屋 藤しろ」へ。
2012年7月1日オープン。場所は、惜しまれながらも6/12で閉店したゴリラーメンの跡地。店主さんは、ほん田@東十条の出身だとか。そりゃ気になるって事で、遅ればせながら訪問!

高い位置にある袖看板は、今でもゴリラのマークのまま。
入口側は、紙を貼って目立たなくしてありますが、反対側はそのまんまですね(^_^;)

店はビルの奥に入った場所で目立ちませんが、歩道に出ている赤いラーメンの幟と、オレンジの立看板が目印。
看板記載の薀蓄↓
『地鶏や良質な鶏ガラや野菜を強火で長時間煮込んで取る濃厚鶏スープに仔牛の骨等の繊細な旨みをプラスすることで、さらにコラーゲン豊富な一段上の鶏白湯スープが完成いたしました。
真っ直ぐ、正直な一杯です。
丁寧に濃厚なスープを引くことにより、化学調味料を使用しなくてもしっかり、コクのある美味しいスープに仕上げています。』
入店前に、まず店頭券売機で食券購入です。
主なメニューは、
濃厚鶏白湯ラーメン750円、濃厚鶏白湯つけ麺770円、
芳潤味付け玉子100円、低温二段仕込みチャーシュー200円、スープ掛けさくさくおこげ200円(訪問時X表示)、
他。
オーダーは、ディフォの「濃厚鶏白湯ラーメン」にしました。
店内は、ほぼゴリラーメンの居抜きそのまんま。
オープンキッチンを囲む凹字型カウンター11席。
19:20頃入店で、先客4、後客5。
スタッフは、店主さんらしき方とほん田のスタッフTシャツを着た方の男性、ほん田からの助っ人かな? の2名体制。
箸は洗い箸で、エコ対応。
BGMは、J-Pop。
卓上にもこだわりの薀蓄。
『当店では、鶏がら、大山地鶏の丸鶏をふんだんに使用し、さらに仔牛の骨、スジ肉をローストすることにより香ばしさをプラス。丁寧に流す事によりフレッシュで香りの高いスープが出来ました。
ラーメンの肝『かえし』も厚削り節、煮干などをふんだんに使用することで、化学調味料に頼ずともコクのあるものに仕上げております。
濃度のあるスープは食材に接触している部分の温度が下がりやすいため、あえて白髪ネギなどを使わず、適度に火の入る京都九条ネギを使用。
おすすめの『おこげ』はネギの香りをうつした油で揚げており、香りも良く少し残したスープをかけていただくことで スープを吸い込み大変美味しくなります。スープをかけたときの音と香りをお楽しみください。
当店、自慢の一杯を是非ご賞味ください。』
卓上調味料に関しても、詳細な説明書が掲示されています。
『テーブルセット説明
●生姜レモン
ラーメンを食べている途中で少量入れて見て下さい。サッパリとした味になり、また新鮮な感じでいただける様になります。ラーメンにおすすめ!!
●唐辛子粉
辛味好きには欠かせない。唐辛子の風味も非常に良く合います。
●卓上スープ割り
つけ麺を食べ終わった後にそのまま飲むのは塩辛いので、スープにお好みの量で割ってください。最後にスープを堪能していただけます。
●ニンニク
お好きな方はたまらない。お好みの量をどうぞ。
●ブラックペッパー
少し入れていただくことで、味が締まります。相性は抜群。』
特に変わっていて面白いのが「生姜レモン」。
おろしショウガにレモン汁を加えたものかな?
途中でラーメンに投入すると、サッパリと爽やかに味変出来ます。
そして待つことしばし、「濃厚鶏白湯ラーメン」完成でーす♪
器が大きく見える白い丼で登場。
具は、海苔、九条ネギ、ナルト、チャーシュー。
スープは、ややとろみがあるクリーミーな鶏白湯醤油味。
濃厚とまではいきませんが、しっかりと鶏の旨味が凝縮されていています。
仔牛の効果か単純な鶏白湯ではなく、複雑で面白い旨味があってこれは美味しい!
麺は、中華そば富田の製麺ブランド「心の味食品」製。
厨房に麺箱がありました^^;
心の味食品らしい小麦が濃密に詰まった感のある麺で、麺自体も美味しい!
若干麺とスープの絡みが弱い気もしますが、濃い目のスープにはこの位の方がイイかも。
「低温二段仕込みチャーシュー」という低温調理法のチャーシューは、ピンクレアで生感アリあり(^_^;)
柔らかく上質なハムのようで、とっても美味!
途中で「生姜レモン」を入れたりしながら、美味しく楽しくスルスルっと完食!オープン数日ながらネットで評判でしたが、それも納得の美味しさ!「濃厚鶏白湯つけ麺」も気になります。ごちそうさま!
濃厚鶏白湯ラーメン・つけ麺 麺屋 藤しろ (229/'12)