2012年4月21日、経堂の新店「Pied de Cochon (ピエ・ドゥ・コション)」にやって来ました。
2012年4月18日オープン。店主さんは、元フレンチシェフだとか。店舗もまるで住宅地の中にひっそりと佇む、小粋なビストロやブラッセリーのよう。青森煮干し中華そば ごうかくの後、連食ですw
店名の「Pied de Cochon (ピエ・ドゥ・コション)」は、店内ホワイトボードに掲示がありますが、フランス語で「豚足」の意味。
ただし、スープや食材に豚足は未使用で、語感で店名を選んだとか!(;^ω^)
店舗側壁にも、「Pied de Cochon」とデカデカと記載されています。
土日祝日営業時間は、11:30〜?(^_^;)
店内は、2人卓x3、4人卓x3。
カウンター席はなく、外見同様店内も、カジュアルレストラン風。
ちょうど12:00頃入店で、先客2、後客0。
お店は、フレンチシェフ御用達の背の高いコック帽をかぶった店主さん(シェフ)、一人で切り盛り。
店内奥が厨房で、調理風景は見えないレイアウト。
BGMは無し。
券売機は無く、後会計制。
メニューは、醤油ラーメン・塩ラーメン各700円、チャーシュー麺バージョン各1000円。
外のボードと店内ホワイトボード(平日ランチメニュー)の先頭は、塩ラーメン。
一方こちら休日メニューの先頭は、醤油ラーメン。
食後シェフにメニューの上位を変えている趣旨を聞いたところ、特に意味はなく、今言われてそうなっていることに気づいたそうです!(爆)
オーダーは、なんとなく洗練されたフレンチの技が冴えそうな「塩」にしました。
で、店内掲示「平日ランチサービス」メニュー
平日ランチに限り、バターライスまたはアイスクリームサービス。
アイスクリームの種類は、ヴァニラ、キャラメル、紅茶。
箸は、割り箸。
お冷やは、ピッチャーからセルフで。
写真に写ってないけど、卓上にあった調味料の小瓶は胡椒かな!?
出来上がったラーメンは、画像のワゴンに載せられてガラガラと運ばれてきます。
ワゴンで登場するラーメン、かなり珍しいっす!
そして待つことしばし、「塩ラーメン」完成でーす♪
フレンチのイメージに相応しい、純白でシルエットが美しい「切立丼」で登場!
具は、海苔2枚、メンマ、チャーシュー2枚、きざみネギ。
食後店主さんとお話ししたところによると、醤油ラーメンには醤油味のメンマとチャーシュー、塩ラーメンには塩味のメンマ・チャーシューを使っているそうです。
特にチャーシューは高級厚切りポークハムのような味わいで、すこぶる美味!そのことを話すと、塩ダレに?日間(失念^^;)漬け込んだ塩豚のチャーシューとのこと。このチャーシューをアテに、シャンパンを飲みたいっす!^^;
スープは、あっさりとした淡麗な清湯塩味。
完成された上品なコンソメスープといった味わい。
最初は薄味に感じましたが、すぐに味わい深い滋味と端正なコクが沁みてきます。
派手さはありませんが、じんわりと美味しいですね〜!
麺は浅草開化楼製の中細縮れタイプ。
割りと一般的な麺ですが、あっさりとしたスープにはよく合っています。
食後、他のお客さんがいなくなったこともあり、店主さんとひとしきりお話。といっても、「どこにウチのことが載っているの」とか、「写真撮ってる人は何?」とか、こちらが質問するより多く殆ど質問されっぱなし(^_^;)
シェフから以前来た質問の多いお客さんについて、とても面白いお話を聞きました。ここに書けないのが残念^^;
で、広い店で一人で接客・調理・会計・片付けまで全てやっているので、とても大変との事でした。土日は客のピークが読めないので、ランチタイムサービスは無しとか。
「平日ランチは絶対来れないんですよ」と話すと、「今ならアイスクリーム出せるよ」とのことで、お願いしました。
土曜ですがお手すきだったので、今回だけ特別提供の「キャラメルアイスクリーム」
「是非有料で、払います」と言ったところ、「なら50円で」と破格で出していただきました!
元フレンチシェフが作る、自家製キャラメルアイス。
ビターで微かに甘くほろ苦い味わい。
大人のテイストで実に美味!
これ、ラーメンのデザートとして最高!
塩ラーメンもアイスクリームも大変美味しくいただきました。次回は「醤油ラーメン」で。ごちそうさま!
Pied de Cochon (ピエ・ドゥ・コション) (144/'12)