2012年3月31日、江古田の新店「麺や 金時」にやって来ました。
2012年3月30日オープン。銚子にあった人気店「中華工房 幸貴」(2010/6〜2012/2)が都内へ移転。屋号を変えてのリニューアルオープン。
オープン当日、営業時間不明のままダメ元で訪問するも、やはり間に合わずあぼーん(´Д`)。明けて翌土曜日、チャリティーイベント「believe nippon」に行くつもりでしたが、あまりの悪天候のため予定を変更.。こちらへリベンジ敢行することに。

練馬・桜台情報局によると、屋号「金時」の由来は、『お客さんに「素晴らしい時間」を過ごしてほしいとの思いから。』とのことです。
看板替わりの布には、元漁師町のお店らしく、大漁旗のようなデザイン。

そういえば銚子時代の幸貴は、2010-11TRY本「魂の一杯」に掲載されました。
P91 「審査員が愛してやまないこの一杯 個人賞」で、石神氏が幸貴の「汁なし担担麺」を紹介。

オープン記念として、3/30〜4/6まで、
塩らぁ麺500円
味玉塩らぁ麺600円
で提供されていました。

店内は、厨房前カウンター4席、3人卓x1、2人卓x1。
13:30頃入店で、先客5、後客4。
厨房には店主さん、ホール担当の物腰の柔らかな美しい女性は奥様かな!?(*^_^*)

券売機は無く、伝票方式後会計制。
主なメニューは塩らぁ麺680円、源醤らぁ麺700円、汁無し担担麺780円、ご飯(銚子の恵み、ひ志お添え)180円(麺類と同時注文で100円)


『塩らぁ麺は鶏 本来の旨味、香り、丸みをお楽しみください。』とのこと。
「ひ志お」は大豆と大麦で作られた発酵調味料で、見た目は味噌、味わいは醤油。「源醤」は、「ひ志お」を製造する時に樽の表面に湧き出してくる液体。

「源醤らぁ麺」は、「ひ志お」と「源醤」を使った「焦がしネギ入り」醤油らぁ麺

「汁無し担担麺」は、『下のタレと麺をよぉ〜く混ぜて、お召し上がり下さい。』

ドリンクは、紹興酒もあり。
オーダーは、「塩らぁ麺」と「汁なし担担麺」で激しく迷って、「塩らぁ麺」にしました。

お店で使用している「ひ志お」と「源醤」は、400年前の江戸時代から続いている「銚子 山十」のものを使用。
壁面には、「銚子 山十」のポスター掲示。

箸は、洗い箸でエコ対応。
レンゲはなく、スプーンがレンゲ代わり。
スプーンは、汁無し担担麺で、器の底に残ったタレや挽き肉を掬う用かな^^;
そして待つことしばし、「塩らぁ麺」完成でーす♪


塩らぁ麺の透明なスープが映える、純白の丼で登場。
具は、白髪ネギ、山くらげ、チャーシュー。チャーシューは、炙りが入っています。


スープは、丼の底まで見透せそうな、半透明で黄金色に輝く美しいもの。
スッキリとしながら味わい深い鶏の旨みが十分に溶け出していて、驚くほど美味!
圧倒的な鶏の存在感で、思い出すだけで喉が鳴ります(^q^)
久々にシンプルな塩ラーメンで、素直に感動してしまいました。
うん、これは凄美味!

麺は、浅草開化楼製のストレート中細。
ツルシコで、スープの良さを最大限に引き出しています。
無我夢中であっという間に完食!素晴らしいお店が都内に移転して来てくれたことに感謝!「汁無し担担麺」も早めに食べに来なくちゃ!ごちそうさま!
麺や 金時 (107/'12)