2011年12月15日、大山の新店「乙麺造場」にやって来ました。

2011年12月5日オープン。池袋の人気居酒屋「酒亭 楽旬堂 坐唯杏(ザイアン)」の支店。鴨出汁スープの日本蕎麦風ラーメンを提供と聞いて、鴨南蕎麦好きとしては気になって仕方なく訪問w

店は、国道254号川越通りぞい。
大山駅からは、徒歩10分近くかかります。
店頭には、工事現場で良く見る立て看板。
「工事区間始り」ならぬ「拉麺区間始り」の看板。
すぐ先に本当に工事している箇所があるので、紛らわしいっす!(^_^;)

入口の左側は、ガラス張りで外から見える製麺室。

製麺室の窓には、「乙麺造場 三種の自家製麺」の掲示。
三種の自家製麺とは、池袋 坐唯杏本店の"うどん"、坐唯杏 別館の"そば"、そしてここの"らーめん"。
こちらの店内で食べられるのは「らーめん」だけですが、持ち帰りは三種可能。
なので、ラーメン店なのに、「年越しそば 承ります」のインフォ。
店内は、3箇所に別れたカウンター13席、4人卓x4。
ロフト型式の2階席もあり。
19:30頃到着で、先客1、後客2。
店内は、厨房に強面の(多分)武内総料理長、ホールに男性(多分店長さん)と女性スタッフの3名体制。
居酒屋チックな内装ですが、テーブル席の椅子はチャイニーズライク。
BGMは、ロック系洋楽(笑)
券売機は無く、後会計制。


主なメニューは、
鴨だしらーめん(醤油・塩)680円、鴨だしつけめん680円、鴨出汁四川坦々麺800円、特製鴨らーめん950円、
他。
今月の月替わりらーめんは、下仁田葱塩らーめん900円。

オープン日の12月5日〜16日まで、オープン記念セール実施中。
月替わりらーめん 下仁田葱塩らーめん900円→700円
さらに日本酒一杯無料、記念盃贈呈。
ちなみに、掲示は店外店頭のみで、店内には無し。
注文時に言ってくれることもなく、客から言ってサービスを受ける方式。
オーダーは、ディフォとオープン記念特典付きと激しく迷って、スタッフに質問。
接客担当の日本語カタコトの女性に、「下仁田葱塩らーめん」のスープは、「鴨だしらーめん」と同じかどうか確認したところ「違う」との返答。
もしかしたら、質問の意味が伝わらなかったのかも知れません。
しかし、まぁいっか、新店初訪でいきなり限定もなかろうと、オーダーはベーシックメニューの「鴨だしらーめん 醤油」にしました。 しかし、「記念盃」ってのも気になったなぁ!(;^ω^)
人気居酒屋の支店だけあって、ドリンク類充実。


「飲む柚子と酢橘」なんてのも。

卓上調味料は、辣油、塩?、酢。
箸箱の中の箸は洗い箸で、エコ対応。
メニュー裏の「乙麺造場とは?」・「坐唯杏?」・「日本酒の話」

『平成24年に10周年を迎える池袋の酒亭 楽旬堂 坐唯杏と酒肴と蕎麦屋 酒の坐唯杏別館の製麺所を主目的として、且つ総料理長武内の積年の夢であるらーめんの表現場として平成23年12月5日にオープンしました。
刺激を求め、より過激にジャンクにと競うようにニッポンの料理から逸脱していくらーめんの世界を崩れゆくニッポンの食文化の象徴の様に思い憂いていた武内が真っ当な食材を真っ当な技術で紡ぐ和食の技術と英知と伝統をもって、ニッポン人が大好きなラーメンの世界から、ニッポンの食文化の復権再興のきっかけにしたいという強烈な意思をもって立ち上げたのが乙麺造場なのです。 ・・・(中略)」

『鴨出汁のはなし
「かもだし」と読みます。「かもだしじる」や「かもでじる」とは読まないそうです。
出汁と書いてだし、愛と書いてめぐみ・・・。なるほど。僕も初め「でじる」と読みました。ためらいなく大きな声で。
その後職場では、でじるマンとか、ブラックでじるとかでじるマサミとかでじる2世などと呼ばれるようになりました。・・・辛い日々でした(中略)』(笑)
そして待つことしばし、「鴨だしらーめん 醤油」完成でーす♪


レンゲと共に、お盆に載って登場。

具は海苔2枚、味玉1/2x2個、ほうれん草、メンマ、鴨チャーシュー、きざみネギ。

チャーシュー代わりの鴨肉(鴨チャーシュー)は、2枚。
日本蕎麦の鴨南蛮は、鴨肉たっぷりな代わりに咬み切るのが大変な固い肉が出てくることもしばしば。
こちらの鴨肉は、とても柔らかで食べ易いです。
ただし量は少なめ。
でも680円でこれだけの具なら、御の字!
スープは、ごくあっさりとした淡麗な清湯醤油。
鴨の風味は、ほんのり香る程度。
美味い鴨出汁盛りそばなんかだと、鴨の出汁が強烈で、堪らない旨さがありますが、こちらはらーめんの趣も取り入れて、鴨の主張は控えめ。
じんわりと滋味溢れるスープで、ジャンクやインパクトとは無縁の和のテイスト。
飲んだ後には、さっぱりといただけそう。

麺は、幅広平打の縮れ麺。
蕎麦粉を練り込んだ自家製の中華麺ですが、蕎麦と言うよりはどちらかというとうどんに近い食感。
麺自体とても美味しいのですが、スープがあっさり過ぎて、やや麺が勝ち過ぎな気もします。
和の匠の技を感じる一杯で、美味しく完食。次回もし機会があれば、池袋本店でのヒットメニュー「四川担々うどん」をらーめんで再現したという「鴨出汁四川坦々麺」かな!?ごちそうさま!
乙麺造場 (417/'11)

2011年12月5日オープン。池袋の人気居酒屋「酒亭 楽旬堂 坐唯杏(ザイアン)」の支店。鴨出汁スープの日本蕎麦風ラーメンを提供と聞いて、鴨南蕎麦好きとしては気になって仕方なく訪問w

店は、国道254号川越通りぞい。
大山駅からは、徒歩10分近くかかります。
店頭には、工事現場で良く見る立て看板。
「工事区間始り」ならぬ「拉麺区間始り」の看板。
すぐ先に本当に工事している箇所があるので、紛らわしいっす!(^_^;)

入口の左側は、ガラス張りで外から見える製麺室。

製麺室の窓には、「乙麺造場 三種の自家製麺」の掲示。
三種の自家製麺とは、池袋 坐唯杏本店の"うどん"、坐唯杏 別館の"そば"、そしてここの"らーめん"。
こちらの店内で食べられるのは「らーめん」だけですが、持ち帰りは三種可能。
なので、ラーメン店なのに、「年越しそば 承ります」のインフォ。

ロフト型式の2階席もあり。
19:30頃到着で、先客1、後客2。
店内は、厨房に強面の(多分)武内総料理長、ホールに男性(多分店長さん)と女性スタッフの3名体制。
居酒屋チックな内装ですが、テーブル席の椅子はチャイニーズライク。
BGMは、ロック系洋楽(笑)
券売機は無く、後会計制。


主なメニューは、
鴨だしらーめん(醤油・塩)680円、鴨だしつけめん680円、鴨出汁四川坦々麺800円、特製鴨らーめん950円、
他。
今月の月替わりらーめんは、下仁田葱塩らーめん900円。

オープン日の12月5日〜16日まで、オープン記念セール実施中。
月替わりらーめん 下仁田葱塩らーめん900円→700円
さらに日本酒一杯無料、記念盃贈呈。
ちなみに、掲示は店外店頭のみで、店内には無し。
注文時に言ってくれることもなく、客から言ってサービスを受ける方式。
オーダーは、ディフォとオープン記念特典付きと激しく迷って、スタッフに質問。
接客担当の日本語カタコトの女性に、「下仁田葱塩らーめん」のスープは、「鴨だしらーめん」と同じかどうか確認したところ「違う」との返答。
もしかしたら、質問の意味が伝わらなかったのかも知れません。
しかし、まぁいっか、新店初訪でいきなり限定もなかろうと、オーダーはベーシックメニューの「鴨だしらーめん 醤油」にしました。 しかし、「記念盃」ってのも気になったなぁ!(;^ω^)
人気居酒屋の支店だけあって、ドリンク類充実。


「飲む柚子と酢橘」なんてのも。

卓上調味料は、辣油、塩?、酢。
箸箱の中の箸は洗い箸で、エコ対応。
メニュー裏の「乙麺造場とは?」・「坐唯杏?」・「日本酒の話」

『平成24年に10周年を迎える池袋の酒亭 楽旬堂 坐唯杏と酒肴と蕎麦屋 酒の坐唯杏別館の製麺所を主目的として、且つ総料理長武内の積年の夢であるらーめんの表現場として平成23年12月5日にオープンしました。
刺激を求め、より過激にジャンクにと競うようにニッポンの料理から逸脱していくらーめんの世界を崩れゆくニッポンの食文化の象徴の様に思い憂いていた武内が真っ当な食材を真っ当な技術で紡ぐ和食の技術と英知と伝統をもって、ニッポン人が大好きなラーメンの世界から、ニッポンの食文化の復権再興のきっかけにしたいという強烈な意思をもって立ち上げたのが乙麺造場なのです。 ・・・(中略)」

『鴨出汁のはなし
「かもだし」と読みます。「かもだしじる」や「かもでじる」とは読まないそうです。
出汁と書いてだし、愛と書いてめぐみ・・・。なるほど。僕も初め「でじる」と読みました。ためらいなく大きな声で。
その後職場では、でじるマンとか、ブラックでじるとかでじるマサミとかでじる2世などと呼ばれるようになりました。・・・辛い日々でした(中略)』(笑)
そして待つことしばし、「鴨だしらーめん 醤油」完成でーす♪


レンゲと共に、お盆に載って登場。

具は海苔2枚、味玉1/2x2個、ほうれん草、メンマ、鴨チャーシュー、きざみネギ。

チャーシュー代わりの鴨肉(鴨チャーシュー)は、2枚。
日本蕎麦の鴨南蛮は、鴨肉たっぷりな代わりに咬み切るのが大変な固い肉が出てくることもしばしば。
こちらの鴨肉は、とても柔らかで食べ易いです。
ただし量は少なめ。
でも680円でこれだけの具なら、御の字!

鴨の風味は、ほんのり香る程度。
美味い鴨出汁盛りそばなんかだと、鴨の出汁が強烈で、堪らない旨さがありますが、こちらはらーめんの趣も取り入れて、鴨の主張は控えめ。
じんわりと滋味溢れるスープで、ジャンクやインパクトとは無縁の和のテイスト。
飲んだ後には、さっぱりといただけそう。

麺は、幅広平打の縮れ麺。
蕎麦粉を練り込んだ自家製の中華麺ですが、蕎麦と言うよりはどちらかというとうどんに近い食感。
麺自体とても美味しいのですが、スープがあっさり過ぎて、やや麺が勝ち過ぎな気もします。
和の匠の技を感じる一杯で、美味しく完食。次回もし機会があれば、池袋本店でのヒットメニュー「四川担々うどん」をらーめんで再現したという「鴨出汁四川坦々麺」かな!?ごちそうさま!
乙麺造場 (417/'11)