2011年12月9日、大井町の新店(?)「麺壱 吉兆」にやって来ました。
2011年12月1日、戸越にあった麺壱 吉兆が大井町に移転オープン。店主さんは、白河ラーメンの名店「とら食堂」から独立した横浜の「白河中華そば」出身。
以前戸越の店で食べて、駅そばで本格的な白河中華そばを提供していて、しかも激ウマでビックリ。なのに空いていて、意外な感じがした覚えがあります。
店頭看板には、まるで屋号のようにデカデカと「青竹手打ち中華そば」の文字。

店は、JR大井町駅東口から徒歩2〜3分。
店は、駅から麺場 風天を超えて、居酒屋が立ち並ぶ平和小路の入口近くにあります。

店内壁面には、立派な一枚板に
「麺職人のこだわり
スープ・焼豚・手打麺が三位一体となった
究極の中華そば」
の文字。

店内は、厨房前に真っ直ぐなカウンター7席。
19:20頃到着で、先客6、後客3。
席数は、以前と比べると大分減りましたね。その代わりに厨房は、広々としたスペースを確保。
厨房には、親父さんと多分女将さんの2名体制。
親父さん、平ざるを使った見事な湯切りで、次々と注文を捌いて行きます。
券売機は無く、後会計制。

主なメニューは、中華そば650円、支那そば(魚介系)700円、焼豚麺950円、ワンタン麺850円、さる中華850円、、つけ汁そば850円、他。

「中華そば」は鶏がらベース、「支那そば」は鶏がら+魚介系スープ。
「つけそば」は魚介系、「ざる中華」は中華風スープ。
オーダーは、以前戸越時代に「支那そば」をいただいたので、今回は「中華そば」にしました。

卓上調味料は、酢・ラー油・ミル入り白胡麻・ニンニク・胡椒。
箸は、割箸。

厨房壁面には、麺打ちに使う巨大な青竹がディスプレイ。
写真では長短2種類の青竹が見えますが、下の方に細くて短いのがもう1本ありました。

ビールは、アサヒスーパードライ。
店内で、ソフトバンクのWi-Fi利用可能(笑)
BGMは無しw
でも、調理場の音と、店と客の挨拶、客が麺を啜る音が素敵な効果音(^^♪
そして待つことしばし、「中華そば」完成でーす♪


器は、オーソドックスな「反丼」で登場。

具は、ナルト、メンマ、海苔、ほうれん草、チャーシュー2枚。

チャーシューは白河ラーメンの流儀にのっとり、炭火で焼いた本物の「焼豚」。
炭火のスモーキーな芳香が実に香ばしく、またジューシーで美味。
隣に座った後客が、「つまみ炙り焼豚」とビールを注文してましたが、激しく美味しそうでした(^_^;)

スープは無化調で鶏がらベースの、あっさりとした淡麗な清湯醤油味。
豚かな、やや動物性が強く、他のとら系・白河ラーメンと比べると少し重たい印象。
ただそれも、仔細に他と比べたらの話。
コクのあるスープと甘めのタレがバッチリマッチして、かなり美味しいです!

麺は、青竹打ちのピロピロ縮れタイプ。
小麦を食べてる感がバッチリとして、この麺は美味いっすね!
最近食べた手打ち麺の中でも、かなりの完成度。
この麺ならつけそば/ざる中華にすると、その美味しさがダイレクトに味わえそうです。
かなり美味しく満足の完食!以前よりはだいぶ行き易いロケーションになりましたね。近くに美味しい白河中華そばの店が増えてきて嬉しいコノ頃です(笑)ごちそうさま!
麺壱 吉兆 (408/'11)