2011年9月7日、六本木の新店「麺屋 武蔵 虎嘯(こしょう)」にやって来ました。
2011年9月7日オープン。今年6月に麺屋武蔵 武骨相傅(そうでん)@上野をオープンさせたばかりの麺屋武蔵グループの支店。
オープン前日のこの日、試食会が開催され、光栄にもお声がけいただいたので、参加させていただきました。

オープン日は、2011年9月7日大安。
9/1大安は、超新星ならぬ超新店爆発的なオープンラッシュでした。
1週間後の大安9/7も、負けず劣らずのオープン日和。
9/7は、こちら「麺屋 武蔵 虎嘯」を筆頭に、
さいころ@中野、炎のモツ魂@池袋、麺家いろは@池袋、モトミヤ@新宿三丁目、
と都内だけで

店名「虎嘯」の読み方は、「こしょう」。
「嘯」は、「うそぶく」、「ほえる、うなる」の意。
「うそぶく」と入力すると、「嘯く」と変換可能。
「虎嘯」とは、『虎がほえること。英雄・豪傑が世に出て活躍することのたとえ。』
(デジタル大辞泉より)
六本木に虎が舞い降りて、新たな風を起こすという意が込められているとのこと。

というわけで、入口には虎の紋章。
定刻少し前に開場。
中から、武蔵大番頭矢都木さんが出て来られてご挨拶。
それからなんと、武蔵の総帥、山田雄さんが登場。
今度の新店は、かなり久々に、大将の山田さん自ら味の調整を行ったとのこと。
主なメニューは、虎嘯ら〜麺1000円、ら〜麺800円、虎嘯つけ麺1000円、つけ麺800円。

麺量は、ら〜麺が並180g、大盛り210g。つけ麺が、並210g、大盛り320g、特盛420g。全麺量で同額。

店内は、L字型カウンター16席(10x6)。
BGMは、バラード系洋楽。

恐れ多くも、武蔵の総帥山田さんと名刺交換。
名刺も、超かっこいいっす!

卓上の様子。
箸は、割箸。
卓上調味料に、胡椒はありません!(爆)

壺の調味料は、エビ粉・一味・山椒を配合した「海老山椒」?
辛さほどほど、風味がいいですねぇ〜!

電灯の傘が、店内で全部異なるデザインなのが、初期の頃からの武蔵の習わし。
電灯だけに伝統(爆)

テーブルの所々に、虎の紋章。
しかし、これまでの武蔵各店のように、宮本武蔵をモチーフにした、過剰なまでに凝ったデザインペイントや、刀剣グッズなどは見当たらず。
まずは、店長さんからご挨拶。

武蔵の初期の頃、青山の味の進化版を目指したもの。
そのため、大将山田さんが全面的に監修。
武蔵の新店は、毎度新兵器のハイテク調理器具を導入することが慣例となっていますが、今回はそれも無し。
店内インテリアも、いたってシンプル。
味で勝負の潔さ!
まずは、「ら〜麺 (あっさり)」完成でーす♪


感化の試食会は、ら〜麺 あっさり・こってり、つけ麺の3種類提供。

具は、海苔、穂先メンマ、ネギ、チャーシュー。
最近の武蔵といえば、角煮状態のドデカチャーシューがドーン!
ガッツリと濃い味でインパクト勝負でした。
しかし今回の新店は、美学を感じる美しいビジュアル。
確かに、青山時代を彷彿とさせられます。
ベースは、「こってり」スープ。 それを、魚介系の一番出汁で割ったのが、「あっさり」のスープ。

新宿店では、香味油の量であっさり・こってりを区別していますが、「こってり」スープを割って「あっさり」にするというのは斬新!
お味は、何物も突出することのない、まろやかで淡麗な味わい。
香りが凄く良くて、しみじみと胃の腑に染み渡るような味わい。
美味いですね〜!

麺は、カネジン製平打縮れ麺。
山田さんいわく、今自分が食べたい麺を、徹底的に追求して特注したとのこと。

一杯目完食、ってか、ゐさんの完食丼w
丼提供あざーす!(笑)
続いて、「ら〜麺 (こってり)」登場!


器は、ら〜麺共通のふっくらと丸みを帯びたシルエットが特徴の「玉丼」。

具もあっさりと共通。
チャーシューが、メチャ旨!
各所で、お持ち帰りしたいと絶賛の嵐!

スープは、動物性と魚介系を濃い目に煮出した清湯タイプ。
昔の武蔵の特徴の秋刀魚節は使っていませんが、魚介系は、「イブシガツオ」という珍しい食材を使用とか。
さらの「米油」という香味油で、さらにコッテリ感を演出。

これは美味い!
あらゆる素材のバランスが素晴らしく、淡麗なのにインパクトもあり、後引く旨さがあります。
ヤバい、旨すぎて食べ過ぎ〜!(^_^;)!
そしてトリの「味玉つけ麺」登場!

「良かったら味玉もどうぞ」ということで、味玉付きにしました!(;^ω^)

具は、つけ汁の中にあります。
つけ汁は、ら〜麺こってりのスープを更に濃厚にしてタレをキリリと立たせた印象。
酸味・甘味皆無で、食べやすく麺の旨味がダイレクトに味わえる仕様。

麺は、ら〜麺と同じタイプ。
ただしゆで時間が異なるのと、冷水での締めが入ります。
艶やかで瑞々しく、麺だけ食べても美味しい!

具は、サイコロ状のチャーシュー。
他は、ら〜麺と同じ。

味玉、色見がとおても鮮やか!
しっかりと下味が付いています。

とても喉越しよく、ツルツルと啜る爽快感が格別です。
武で食べたつけ麺の中で、今回のがベストランキング。
これは美味しい〜!

つけ麺のスープ割り用スープは、小鉢で提供。
こちらは、「こってり」のスープ割り。

本営業でも、割りスープ小鉢で提供かな?
もしそうなら、オススメは、割りスープをつけ汁に投入ではなく、スープを割りスープに少しづつ加える方法。
スープの味と表情の変化が分かりやすいです。

こちらは、「あっさり」のスープ割り。
より和風で、そば湯割りに近い印象。
甲乙つけ難いですが、「こってり」のスープ割りの方が好評かも。
ってか、本営業時は、片方のスープ割りしかないかもしれません(^^ゞ

3杯目ながら完全完食>ゐさん(笑)
強靭な胃(ゐ)袋に、ゐち同驚愕!(^_^;)
最後に外で、山田さんが一同をお見送り。ってか記念撮影(笑)

青山時代の武蔵をブラッシュアップして復活させた味、最高でした!ごちそうさま!
麺屋 武蔵 虎嘯(こしょう) (285/11)