2011年5月12日、最近話題のお店「日本橋 よし町」にやって来ました。
2010年9月オープン、人形町系大勝軒のお店。昨年オープンの、もはや新店とは言えないお店ですが、ぼぶさんがレポしたことで一躍話題となりました。
首都圏には、屋号に「大勝軒」がつく店が幾つも存在します。
大別すると、丸長系、東池袋系、永福町系列。そして、人形町系の4系統。
こちらは、人形町系大勝軒の系譜を継ぐお店とか。
お店は、新橋駅至近、銀座八丁目で銀座日航ビルのお隣りという一等地。ビルB1F。入口への階段を降りていくと踊り場にお店の名前の由来が掲示されています。
『日本橋 よし町 名前の由来
明治三十八年創業の日本橋は人形町芳町検番の裏手にあった「大勝軒総本店」。
和服割烹着姿の中居さんが立ち働く風情あるその店は、近隣の粋人たちに愛され繁盛していた。
そこで二十七年間働き、二十年近く料理長を務めたのが横山泰男さん。
横山さんは、昭和六十一年十二月の「大勝軒総本家」閉店後、人形町で「大勝軒」を開き二十三年間「大勝軒総本店」の味を引き継いできた。
縁あって銀座によみがえる日本橋芳町の味。
平成二十二年九月 店主敬白』
階段を降りきったところ、お店の入口。
とてもラーメン店には見えない、和食の料亭っぽい風情。
店内は白木を多用した明るいインテリア。
ラーメン店らしからぬ料亭チックな、和の趣溢れる内装。
席は、厨房の前に真っ直ぐなカウンター5席、4人卓x3。
19:10頃入店で、先客後客0。
厨房には、店主さんらしき方とスタッフの方計3名、ホール担当女性スタッフ1名。
券売機は無く、後会計制。
BGMは無し。
主なメニューは、叉焼麺1100円、揚洲麺(五目ソバ)1300円、天津麺1400円。麺の最低価格1100円ってことで、銀座プライス(^_^;)
炒飯1000円や天津丼1400円など中華料理メニューも多数ラインナップ。そう言えば、人形町系大勝軒では、中華屋さんっぽいお店が多いんですよね!?
こちらは、裏側メニュー。もやしそば1100円、タン麺1100円、他。
オーダーは、「焼豚麺」と並んで一番安い「もやしそば」(1100円)にしました。
麺メニュー注文でライスサービスとのこと。ライスは辞退しましたが、ランチタイムだけではなくフルタイムでライスサービスのようです。
卓上には、HOTおしぼりと洗い箸がセッテング。
そして待つことしばし、「もやしそば」完成でーす♪
もやしそばは、なんとカレー皿のような平皿で登場。
レンゲの代わりにスプーンが提供され、まるでスープパスタを注文したかのよう(^_^;)
ぼぶさん・FILEさん・がぶさんは、叉焼麺系注文でミニチュアサイズ丼で提供されてましたが、こちらはカレー皿(笑)
田丸@目黒では、チャーシューメン注文で楕円形のカレー皿で提供されてましたが、こちらは丸平皿です!
具は、餡かけ仕様の野菜炒め
餡かけの具は、モヤシ、さやえんどう、人参、白菜、キクラゲ、豚肉など。
叉焼麺系は量も微小のようですが、こちらの平皿盛りは、そこが浅くても径があるので、量もしっかりあります。
餡の味付けは薄味の塩味で、スープの味を邪魔しない調味。
スープは、油分がほとんど感じられない澄んだ清湯の醤油味。
油分控えめで、和食の澄し汁のよう。
そのスープがモヤシ餡と出会うと、どこか懐かしくも優しい味わいのラーメンになります。
ってか、スプーンで味わうラーメンスープはやっぱりちょっと変な感じ(^_^;)
麺は、意外なほどの細ストレート。
厨房に製麺機が見えたので、自家製麺と思われます。
醤油ラーメンには珍しいほどの細麺ですが、この麺があっさりとした穏やかなスープに良く合います。
麺単体でもしなやかで風味よく、美味しいですね〜!
平皿での提供で思っていたよりも量はありましたが、さっぱりとしていてスルリと完食。次回はやはりメニュー先頭の焼豚麺で、ミニ丼を体験と(笑) ごちそうさま!
日本橋 よし町 (148/'11)