※ワタシの記事が、ほんの僅かでも皆様の気晴らしや元気の源となれば幸いです!
2011年3月18日、田町の駅近人気店「一本の道」にやって来ました。店頭は、節電のため灯りが消されています。が、元気に営業中!
2008年1月あの「げんこつ屋」の跡地にオープン。
「名代らーめん げんこつ屋」と言えば、無化調・Wスープ・カウンターに一切調味料を置かないスタイルで一時期人気を博したラーメンチェーン店。最盛期には新横浜ラーメン博物館にも出店し、支店数も17店を数えてるほど。それが工場建設や拡大路線が裏目に出て、2007年7月倒産。
あの味を懐かしむファンも多く、2011年1月にはげんこつ屋の味を再現したという「やなぎ」というお店が「げんこつ屋」発祥の地高円寺にオープンしたほど。
話は変わって、新横浜ラーメン博物館の卒業店と新店情報。
東京荻窪 中華そば春木屋が、ラー博での営業を既に終了。元々4月3日(日)ラー博卒業予定した。しかし2011年3月11日(金)発生した東北地方太平洋沖地震の影響により、「春木屋 郡山分店」 が多大なる被害を受けた為、同店の復興を最優先としラー博での営業を終了
もう1店、岡山・笹岡「中華そば 坂本」が2011年4月10日(日)ラー博を卒業予定。現在「卒業ラーメン」1日限定70食950円提供中。
2店が抜けたラー博の新店1軒目は、「麺の坊 砦」2011年4月17日(日)オープン。店主さんは一風堂 ラー博店で店長を努められた後独立開業された方で、ラー博への凱旋出店。
そして、ラー博の新店もう1店は、、、

「二代目 げんこつ屋」2011年4月20日(水)オープン。
げんこつ屋の創業者の息子さんの手によってラー博で復活とか!(驚)
で、『げんこつ屋の創業者の息子さん』のお店というのが、田町駅前にある「ラーメン 一本の道」
店内にはラー博移転の掲示
『店舗移転のお知らせ

4年近くこちらの地で皆様にご愛顧いただき 美味しいね!と心温かい声援のもと頑張って参りましたが、こちらの店舗での営業も駅周辺の開発のために長く続けることもできず田町での営業を断念いたしました。
急なお願いの為お客様にも突然のお知らせとなります事をお詫び申し上げます。
短い期間ではございましたがご愛顧いただき誠にありがとうございました。
一本の道スタッフ一同 3/25まで営業いたします』
入店すると、まず券売機で食券購入です。

主なメニューは、しょうゆ650円、しお650円、とろとろ900円、ピリ辛750円他。オーダーは、基本の「しょうゆらぁめん」にしました。

店内は1階がL字型カウンター7席。2階・3階もあるみたい。
20:10頃入店で先客5、後客3。
スタッフは男性2名、女性1名。麺上げしているイケメンの方が店主さんかな?
BGMはラジオ。といってもボリュームが低く殆ど聞こえず、店内というより厨房内向けな感じ。
そして待つことしばし、「しょうゆらぁめん」完成でーす♪


ビジュアルは、確かに「げんこつ屋」のラーメンに酷似。
背の高い「切立型」丼なスタイルも一緒。

具は、海苔、メンマ、チャーシュー、きざみネギ。

そしてその味わいは、かすかに舌の記憶に残る「げんこつ屋」テイストに良く似たシフト。
こちらの方が「げんこつ屋」よりも、香味油の輪郭がソフトな感じ。
そして全体的にやや、味が濃いめな感じ。
ただ昔の味の記憶は、実際よりも美化されがちなのも事実。
これはこれで十分に美味しいです。

麺はツルシコ感が美味しい、ソフトな中太軽い縮れ麺。
やや柔ゆでな気もしますが、このラーメンにはこの塩梅がジャストフィットかも。
美味しく完食!
駅近長時間通し営業メニュー多数といった感じで、これまでまったく惹きがなく足が向きませんでしたが、やはり名店のDNAを受け継ぐだけあって間違いのない味でした。
ラー博に移転してもぜひ頑張って下さい!ごちそうさま!
一本の道 (76/'11)