2011年1月19日、高田馬場の新店「謎麺」にやって来ました。
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2011年1月17日オープン。1年間の限定営業を終えた太麺堂の跡地に、突如出現した文字通り謎めいたお店です!

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太麺堂の頃は、店舗正面がガラス張りで中の様子が良く見えました。

しかし今は、正面が真っ黒な目隠しで完全に覆われていて、中の様子を確認することは全く出来ません。

通りがかりの学生が、「お化け屋敷みたい!」と言ってスルーしていきましたが、まったくもってその通り(笑)

暖簾も幟もない店頭の中央に、『謎麺 700円』とだけ書かれたプレート。

地面に置かれた『一生懸命営業中』の木札が、かろうじて中に入る勇気を与えてくれます(^_^;)

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入口も、非常に分かりづらいです。

店舗に向かって左側に、小さく『謎麺入場口』と書かれています。

RIMG0802.JPG 入店すると、中は真っ暗。

入口入って左側に券売機があります。

ドアを開けたときの外の光が店内を明るくするのを防止するために、出入り口と券売機を囲う形で暗幕が張られています。

券売機には、
『当店のスープは日替わりです
アレルギーが心配なお客様はスタッフにお尋ね下さい』
不気味にと書かれています。

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メニューは、謎麺700円、味玉100円、生卵70円、大盛り100円です。

オーダーは、「謎麺」ディフォで。

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店内は、太麺堂の時と同じレイアウトで、コの字型カウンター17席。

ってか、ほ〜んと真っ暗。

22:00頃入店で、先客2、後客1。

さらにもう一人入ろうとして、真っ暗なので帰って行っちゃいました^^;

スタッフは、厨房に調理担当男性1名、ホール担当女性1名。

厨房照明も暗めですが、厨房と客席の間も暗幕で仕切られていて、客席の漆黒の闇が保たれています(笑)
BGMは、荘厳なクラシック。不気味さを盛り上げてくれますw

RIMG0807.JPG 照明は、カウンター上に全体で4つしか無いキャンドル。

ってか、このキャンドルホルダー、家にあるのと同じ!(^_^;)

これで何度か、ホームキャンドルナイトをやりました(笑)

なので、このお店も営業時間中ずーっと、「でんきを消して、スローな夜を。」のキャンドルナイト実施中!www

究極のエコ・ラーメン店!(爆)

そして待つことしばし、「謎麺」完成でーす♪
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ってか、ノーフラッシュ・自然光で撮ろうとしたら全くダメでした○| ̄|_

やむを得ず、携帯カメラの照明を点灯させてデジカメで撮影(^^;)
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丼の縁に付いているのは味噌。

具は、豚肉、笹切りネギ、三葉?

撮影後は、真っ暗な中で食べているので、あまり味がわからず。

芸能人格付けチェックで、目隠しされた一流タレントが、高級伊勢海老とザリガニを間違えたりしますが、その気持ちが分かる気がしたりとか^^;

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最初豚の細切れ肉と思ったものは、モツでした。

ということで、この日の「謎麺」の正体は「モツラーメン」でした。

具も日替わりかな?

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スープは、醤油味でもつ煮スープそのものな味わい。

もちろん煮込みほど濃くはなくて、そのまま飲めます。

最初もつ醤油味で、丼の縁の味噌をスープに溶かすと味噌味になる仕掛け。

麺は平打の真っ白な太麺で、風味・食感・味はきしめんそのもの。

全体的にも、ラーメンというよりきしめんもしくはうどんに近い感じ。

真っ暗な中で食事をしてつくづく思ったのは、ビジュアルも美味しさのうちということ。

ヨーロッパでは、真っ暗闇のなかで食事をする暗闇レストランというのが昔から人気だそうです。
その意義は、視覚障害者の方々の事を理解するためとか、見えないからこそ五感を研ぎ澄まして味覚・臭覚で本当の味を知るとか、そういった事のようです。

ワタシはと言えば、美味しい筈の一杯が、真っ暗なことで味気なく感じられてしまいました。まだまだ修行が足りませんね^^;ごちそうさま!

謎麺 (20/'11)

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