※2010年1月の蔵出しです_(._.)_
2010年1月14日、今年12杯目。横浜市保土ヶ谷区にある「めん処 樹(たつのき)」を訪問しました。
ご主人は、「麺工房 隠国(こもりく)」で修業されたのち独立、2006年5月にお店をオープンされたそうです。
いわゆる「神奈川淡麗系」と呼ばれるお店ですが、その中でも評判の高い一店で以前から気になっていました。
近場で仕事があって、待望の訪問です。
お店は、相鉄線天応町駅から7・8分、サティの斜向かいにあります。
11時55分到着で店内満席、外待ち4でした。
お店は、1Fが店舗で2Fが製麺室になっています。
2Fの壁面には、ご主人の決意を物語るかのように『一麺入魂』の文字が記されています。
2Fの窓際に、なにか荘厳たるモニュメントのように、製麺機が鎮座しているのが見えます。
店頭掲示メニューです。
主な麺メニューは、
塩らあ麺600円、醤油らあ麺600円、つけ麺600円、特製塩らあ麺900円、特製醤油らあ麺900円、特製つけ麺900円、塩スペシャルチャーシュー麺900円、醤油スペシャル900円
です。
数分後に入店。お店に入ると、まず券売機で食券購入です。
オーダーは、「塩らあ麺」にしました。
店内は、奥に長いL字型カウンター10席です。
厨房には調理担当のご主人と奥様、ご主人のお母様の3人体制。アットホームな雰囲気あふれる家族経営です。
BGMは、ビートルズナンバーでした。
そして待つことしばし、「塩らあ麺」完成でーす♪
崩してしまうのがとても惜しいほど、ビジュアルが美しいですねー!
具は、海苔、白髪ねぎ、チャーシュー、メンマ、ほうれん草、揚げネギです。
味玉は、100円の追加トッピング。スモーキーな香りが香ばしい燻製タイプです。
スープは、実に上品であっさりとした口当たり。
しかし、物足りなさは微塵も感じられません。
それどころか、一口スープを味わったら、もう止まらずグイグイ引き寄せられる美味しいオーラを放っています。
自家製麺は中細縮れタイプで、加水率40%の多加水麺。
ちなみに「加水率」とは、麺に含まれる水分の割合のことです。
一般的に、加水率が低いほど固めでコシが出ますが、麺が水分を吸収しやすいために延びやすくなります。
また、加水率が高いほど柔らくてモチモチした食感になります。
通常35%前後の加水率の麺が多いですが、もっちりとした喜多方ラーメンの麺は40%程度、博多ラーメンは25〜28%位が多いです。
フカフカの食感が、堪らなく美味しいです!
肩ロースのチャーシューをはじめ、具も丁寧な仕事が感じられる、隙無し旨さ。
美味しくて、あっという間に完食。
ってか、後で分かったのですが、ディフォで麺量が120gと少なく大盛りやサイドメニューを付けるとちょうどいい感じになるのでした。
地味だけど滋味溢れる味わい!かなり気に入ったので、次回はぜひ醤油味を試したいです。もちろん大盛りで(笑) ごちそうさま!
めん処 樹(たつのき)
お店のデータは、ラーメンバンクをご覧ください。