2010年8月21日、今年234杯目、1軒目、2軒目と来てこの日3軒目。一時期一部で話題沸騰した「昭和歌謡ショー」にやって来ました。
2010年7月10日オープン。
店主さんは、博多一風堂で店長を勤められた経歴の持ち主。
独立に当たり一風堂総帥河原さんに相談したところ、「昭和歌謡ショー」という店名を勧められ、そのまま採用したとか(笑)

お店は、路麺、おっと、路面電車の都電荒川線すぐ近くですが、都営三田線西巣鴨駅からも近いです。
ただ、巣鴨駅から「竹下通り」ならぬおばあちゃんの原宿「巣鴨地蔵通り商店街」を抜けて行くルートでも10分少々。
「巣鴨地蔵通り商店街」は、いろいろなお店があって道すがら退屈しないです。

夜の部17:00開店のところ、16:57頃到着。
もう既に営業開始していました!^^
着席すると、すぐに冷蔵庫から冷え冷えのおしぼりが提供されました!(嬉)

店内は、真っ直ぐなカウンター5席のみ。
先客0後客0。
厨房に店主さん一人でお店を切り盛り。
券売機は無く、食後後会計制。
メニューは壁に掲示されていて、着席後店主さんから説明がありました。

王道の醤油ラーメン 700円 <大盛+150>
地球の塩ラーメン 750円 <替玉+150>
とにかく缶ビール 350円
一曲 0(円)』
塩ラーメンは、極細麺だそうです。
オーダーは、「王道の醤油ラーメン 」にしました。

メニューの『一曲 0』というのが洒落てますね。
というわけで、BGMはツイスト、山口百恵、アリス、ペドロ&カプリシャス等々、懐かしの昭和ヒットソング。
カウンターに掲示の薀蓄(?)

『昭和歌謡ショーは化学の子ではありません。
時間という調味料を添加してます』
『化学の子』でないというのは、無化調ラーメンということでしょうか?
昭和のヒーロー鉄腕アトムが『科学の子』なので、それにかけてるとか。
『時間という調味料』というのも、素敵な表現ですね。
そして待つことしばし、「王道の醤油ラーメン 」完成でーす♪


縁が「八掛」模様の、古典的デザインのラーメン丼で登場。

具は海苔、メンマ、ナルト、チャーシュー、短冊切りチャーシュー、刻み白ネギです。

スープは、雑味の無いクリアでスッキリとした端麗な清湯。
シンプルな醤油味ながら、とても滋味深くしみじみと味わい深いテイスト。
一見レトロでクラシカルなビジュアルながら、驚くほど洗練されたシャープな味わい。
昭和に現存したどんな醤油ラーメンよりも、キレとコクの両立した素晴らしいラーメン。
これは、凄く美味しいです!

麺は、スープの持ち上げが良い細縮れ麺。
なんと言ったらいいか、言葉にならないほど美味いです!

具の一つ一二にもとても丁寧な仕事が感じられて、抜群の美味しさなのでした!
最高に美味しくて、サクっと完食!
噂に違わぬ素晴らしい一杯なのでした。ごちそうさま!
昭和歌謡ショー
お店のデータは、ラーメンバンクをご覧下さい。

★おまけ
巣鴨地蔵通り商店街の中程に位置する巣鴨 高岩寺(とげぬき地蔵尊)。

そしてこちらが、あまりにも有名な洗い観音。
自分の身体の悪いところを洗うと、治るとか。
毎月4の付く日縁日には、長蛇の列ができるとか。
お参りして境内をのんびり散策、長閑にまったり食後の休憩。
ここで、ゆっくりし過ぎたためこの後3時間40分程行列する羽目に!(爆)
とまれ、喧騒を忘れてのんびりとしたひとときを過ごすことが出来ました。