2010年8月9日、今年220杯目。神保町の「麺者 服部」にやって来ました。
この日は背油煮干そば 晴が、えにし@戸越銀座で間借り営業をする最終日。なので、どうしても壮行会に駆けつけたかったのですが、18:00台で早くも材料切れ終了の情報。
ようやく仕事を終えて電話すると、まもなくお店も終了との事。草野さんに、今日行けなかったお詫びと改めてお祝いを、そして立川ラースクでの再会を約束して電話を切りました。
で、晴に行けなかった代替は、相当ハイレベルじゃないとね、ってことでこちらへ。未食の冷やし狙いです。

お目当ての冷やし麺は、麺者 服部『夏の限定 第2弾 トマト丸ごと入り 真っ赤なジュレじゅーしー』(1000円)です。
2010年7月1日放送お願いランキングで、ラーメン女子大生こと本谷亜紀さんが選んだ、この夏の冷やし麺ランキングで、第1位に輝いた一品です。
発売当初は1日限定5食と超難関でしたが、TV露出の頃1日20食に緩和。
最近、限定数を解除したそうです。

ちなみに麺者 服部 夏の限定 第1弾『冷やしらーめん 鶏大根の冷たい汁そば 750円』も販売中。

21:00頃入店で、先客5、後客1。
厨房内店長さんとスタッフの方2名体制。
BGMは、Jazzボーカル。
一応、レギュラーメニューもパチリ。


卓上のファイルには、 『トマト丸ごと入り 真っ赤なジュレじゅーしー』の解説がありました。
そして待つことしばし、 「トマト丸ごと入り 真っ赤なジュレじゅーしー」完成でーす♪


「 トマト丸ごと入り 真っ赤なジュレじゅーしー」は、冷たい汁なし・混ぜそばです。
器まで冷やされた、四角い平皿で登場。
正面の緑色は、「バジルペースト」。
バジル、松の実、オリーブオイルで作った、自家製バジルペーストだそうです。

具でひときわ目を引くのは「完熟桃太郎トマト丸ごと煮」
出汁で煮込んで冷やした、丸ごとのトマトです。

モッツアレラチーズが載っかったスライストマトのようなものは、「赤パプリカのマリネ」。
直火焼きして皮を剥き、旨ダレでマリネした赤パプリカ。
手前に見えるのは「魚介ジュレ」。かつお節、昆布などで作ったジュレです。

レモンの横に見えるのは、鶏チャーシュー。
和風出汁で、柔らかく煮込まれています。

ジェレはもう1種類あって、「トマトのクラリフェのジュレ」。
『トマトのクラリフェとは、トマトをミキサーでピューレ状にしたものをガーゼで一日かけてポタポタと気長に濾過。
トマトのエッセンスだけが濃縮された透明な汁だけを取ったもの。そのクラリフェで作ったジュレ』
だそうで、物凄い手間がかかっています。

麺は軽いウェーブのある中細タイプ。
トマトのクラリフェのジュレのを和えていただくて、自然な甘味とほんの微かんい爽やかな酸味があって、超美味!
魚介のジェレは、濃厚な旨味があります。
バジルペーストやら、赤パプリカのマリネやモッツアレラチーズと絡めていただくと、得も言われぬ美味しさ!

そしてなんとも言えず甘くて美味しいのが、桃太郎トマトの丸ごと煮。
これを崩しながら麺と和えていただくと、これまた格別な味わいです!
大満足でペロリと完食!もう一品の冷やしメニュー「鶏大根の冷たい汁そば」も食べに来なくちゃ!ごちそうさま!
麺者 服部
お店のデータは、ラーメンバンクをご覧下さい。