2010年6月1日、今年154杯目。高田馬場の新店「麺塾」にやって来ました。
2010年5月10日オープン。
お店は、高田馬場早稲田口さくら通り奥、つけ麺屋 ひまわりの斜向かい、日本蕎麦屋さんの2階にあります。
『二階 麺塾 営業中』の立看板が目印。
入店すると、まず券売機で食券購入です。
主なメニューは、魚骨つけ麺780円、魚骨ラーメン780円、並盛・中盛同料金、他には具沢山の特製仕様などです。
オーダーは、つけ麺も気になりましたが、「魚骨ラーメン」(並)にしました。
食券をスタッフの方に渡すと、「豚チャーシューと鶏チャーシューが選べますがどちらにしますか?」との質問。
普段あまり食べる機会のない「鶏チャーシュー」をチョイス。
後客が「どちらがオススメですか?」と尋ねたところ、「鶏チャーシューの方が燻製して作っているので燻製の香りがしてオススメです」とのことでした。
店内は、L字型のカウンターで碓か9席(5x4)。
カウンター後ろに、ウェイティング席あり。
スタッフの方は、調理担当と接客担当各1名。
19:40頃入店で先客0、後客1。
BGMは、ヒットチャート系洋楽。
お店のコンセプトは『魚骨らーめん』
ってことで、カウンター上には、『本日の魚骨』がホワイトボードに書かれています。
この日の分
『六月一日
本日の魚骨
本鮪中骨
真鯛の頭』
まるで、海神@新宿や海神@浅草みたいですが、日によって、スープの材料が変わるということでしょうか?
つけ麺の〆は、「割りスープ」ではなくてなんと「そば湯」をお使い下さいとのこと。
小麦と肉 桃の木@新宿御苑前みたいですね。
なので卓上には、蕎麦湯のポット(写真左)が置いてあります。
右側の緑色の壺は、『特製香味野菜』
蓋を開けて見てみたら、どうやら玉ねぎとか、ネギ?とか野菜をみじん切りにしたもののようでした。
後でラーメンに入れてみようと思っていたら、忘れてしまいました(><)
それから、お冷は水ではなく「蕎麦茶」でした。
香りは良かったですが、給水ポットに入れていた氷が溶けてしまっていたのか、ほぼ常温。冷たければ、美味しいでしょうに。。。
卓上の薀蓄
『和食の技術を活かしたラーメン造りを研究。
試行錯誤のうえ完成したのが、魚の骨を鰹節の製造工程になぞらえ燻製加工し抽出したコラーゲンたっぷりの「魚骨スープ」。
【自家製麺のこだわり】
そば打ちの技を応用して誕生した特製麺
独特のネバリが強いそばの甘皮(特青)をつなぎで配合し、食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富な全粒粉で仕上げました。』
券売機上にあった、ミニちらし。
チラシ裏の薀蓄は、もっと詳細に解説されています。
そして待つことしばし、「魚骨らーめん」(並)(鶏チャーシューバージョン)完成でーす♪
なかなか洒落た紋様の器で登場。
具は、刻みネギ、ネギの下にメンマ、モヤシ。
鶏チャーシューは、おそらくミンチ肉を整形したものでハム状の食感。
燻製香はあまりせず。
ただ、パティのような味わいで、酒の肴には美味しいかも!
ネギの下に隠れていた具のモヤシは、甘辛の味付け。
好みの問題ですが、ラーメンの具としてはあまり合わないかも。
スープは、かなり甘くてオイリー、魚粉が結構効いています。
スープの色は渡なべやもちもちの木と似ていますが、渡なべから動物系を弱くして甘味を足した感じ、もしくは、もちもちの木から鰹テイストを弱めて甘味を足した感じです。
麺は、サックリとした歯応えが特徴の低加水タイプ。
もうあとほんの少し茹で時間が長い方が、自家製麺の美味しさが引き立つかも知れません。
オープン間際ということで、まだまだ試行錯誤中かも知れませんね。今後の飛躍に期待です。ごちそうさま!
麺塾 menjuku
お店のデータは、ラーメンバンクをご覧下さい。