2010年5月6日、今年131杯目。梨の花の後、'10千葉ラーメンツアー3杯目、長生郡長南町にある「アリランラーメン 八平」にやって来ました。
全くの予定外、急に思い立っての訪問です。
大網白里町から八街市と東京方面へ移動してきた今回のツアー、3軒目はさらに東京寄りの千葉市方面を予定していましたがハプニング発生。
最初のお店に、忘れ物をしてしまいました。。。結局2軒目のお店から、1軒目のお店へ今来た道を逆戻り。
折角大網白里町まで再び来ることになったのですぐに戻る気にもなれず、茂原の先まで足を伸ばしてみることにしました。
ネットでは、「古市商店」として紹介されていることも多い「アリランラーメン 八平」。
「カーナビの案内では絶対に辿り着けない」とか、「あり得ないような山中に幻のように出現するラーメン店」とか、「信じられないほどの僻地」、「房総の秘境」等々、そのロケーションの凄さを喧伝する記事も多数。
以前からいろいろ見てはいたのですが、何かと敷居が高そうだったので二の足を踏んでいました。
しかし、いい機会なので思い切ってアプローチすることに。
結果的には茂原から約15km、30分程度で迷わず辿りつけました。
周辺は確かにコンビニも無い山間の農村地帯ですが、民家も結構点在していて、決して驚くほど山奥と言うわけではありません。
何より店舗前まで完全舗装道路、車ですぐそばまで難なく行けたのには予想外でした。
確かに住所によるカーナビの誘導は、近くで案内が終了してしまいます。
いくつか予備知識がないと、すんなり到着するのは難しいかも。
カーナビの案内が止まっても、すぐ近くまで着ていることは碓か。
ワタシの場合、ままよとそのまま車を走らせたところ、すぐに「山内ダム」の標識を発見。
「山内ダム」の近くにお店があるとの事前情報を得ていたので、迷わずそちらへ。
するとすぐ、右脇道矢印の「らぁめん」という赤い看板発見。
看板に従い右折するとすぐにお店が見えてきます。
辺りは自然が豊富、とってものどかな田園風景。
お店は2007年に近くからこちらへ移転したそうですが、築200年の民家の納屋を改築して店舗としているそう。
確かに、古色蒼然たる、凄い雰囲気です(笑)
14:00頃入店で、先客7、後客6。
店内、2人がけテーブル1卓、8人がけテーブル1卓、小上りには6人用テーブル2卓。
土日・繁忙時はおばあちゃんが調理して、若いお姉さんがホール担当のようですが、到着時はお姉さんのみ一人で営業中。
お店には独特のルールがあって、聞かれるまで先に注文を言ってはいけません。
また、休日等繁忙時はおばあちゃんがすべて仕切っていて。グループなどお構いなしに同じメニューの注文を一括調理するそうです。
そもそも注文を言っても「それは一緒には出来ません。次の方ご注文は?」と言われて、次の回にまわされるとか(驚)
なのでグループで違うメニューを選択すると、場合によっては先の注文と後の注文で、とんでもなく時間が空く場合があるとのことです。
この辺の破天荒さも、伝説たる所以。
主なメニューは、
ラーメン500円、みそらーめん550円、チャウシューメン700円、みそチャーシュウ750円、アリランラーメン700円、アリランチャーシュウ950円、みそアリラン750円、みそアリランチャーシュウ1000円
です。
(ディフォは「中」、上記価格は「中」の場合)
後会計方式です。
ようやく注文を聞かれてのオーダーは、名物の「アリランチャーシュウ」にしました。
続いて、「辛さはどうしますか?」と聞かれたので、「辛目で」とお願いしました。
壁に掲示のアリランラーメンの説明書き
『「アリランらあめん」とは?
当店独自の調理法により玉ねぎをベースに豚肉・ニンニク・ニラ・ネギを使用したピリ辛らあめんです
「アリランらあめん」を完成させるまで
当店店主が今から30年前、千葉市内で屋台をしていた時お客様から「何か変わったラーメンを作ってみたらどうか」といわれて、それから5年間試行錯誤した結果いまのアリランらあめんに至ったということです
「アリランらあめん」の由来
その昔、韓国に「アリラン峠」という峠があり、その峠にまつわる物語の歌があったそうです。そこで、この店の場所も「峠」であり、昔の峠越えというのは非常に困難で元気を出さなければ超えられるものではなかったのではないか、そんなときに体力のつくものを、というイメージでこのような名前になったということです
長南町ネズミ坂本店』
そして待つことしばし、「アリランチャーシュウ」完成でーす♪
丼の縁近くまでの並々スープ。
もうちょいで、溢れそうです。
具は、中華鍋で炒められたタップリのザク切り玉ねぎ、粒のままのニンニクゴロゴロ(笑)、これでもかというほど大量のニラ、そして豚肉。
通常のアリランラーメンは「チャーシュウ」が載らないとのことで、今回は「アリランチャーシュウ」を選択。
なので、トロットロの柔らか豚バラ「チャーシュウ」が、丼表面を覆っています。
スープは、ニンニクがガッツり効いた凄まじくジャンクな味わい。
「辛目」指定なので、スープ自体見た目ラー油っぽい仕上がり。
しかし、ピリ辛仕立てで、辛さも調度良い感じ。
玉ねぎを使ったピリ辛ラーメンということで、同じ房総の局地的地ラーメン「勝浦式タンタンメン」に通じる所がありそう。
破天荒なまでのニンニクスープで、まさにハマる系の味わい、かなり美味いです。
麺は、中細ストレートでやや柔らかめのゆで加減。
しかし、この柔麺が激ニンニクジャンクラーメンに良く合って旨いんです。
非常に吸引力の高い、常習性の強いラーメンですね。
記事書いてても、また食べたくなってきました!
今回の千葉ラーメンツアーは、これにて終了。どのお店も個性的で、とても美味しかったです。
また来たいですね。ごちそうさま!
アリランラーメン 八平
お店のデータは、ラーメンバンクをご覧下さい。
「カーナビの案内では絶対に辿り着けない」とか、「あり得ないような山中に幻のように出現するラーメン店」とか、「信じられないほどの僻地」、「房総の秘境」等々、そのロケーションの凄さを喧伝する記事も多数。
以前からいろいろ見てはいたのですが、何かと敷居が高そうだったので二の足を踏んでいました。
しかし、いい機会なので思い切ってアプローチすることに。
結果的には茂原から約15km、30分程度で迷わず辿りつけました。
周辺は確かにコンビニも無い山間の農村地帯ですが、民家も結構点在していて、決して驚くほど山奥と言うわけではありません。
何より店舗前まで完全舗装道路、車ですぐそばまで難なく行けたのには予想外でした。
確かに住所によるカーナビの誘導は、近くで案内が終了してしまいます。
いくつか予備知識がないと、すんなり到着するのは難しいかも。
カーナビの案内が止まっても、すぐ近くまで着ていることは碓か。
ワタシの場合、ままよとそのまま車を走らせたところ、すぐに「山内ダム」の標識を発見。
「山内ダム」の近くにお店があるとの事前情報を得ていたので、迷わずそちらへ。
するとすぐ、右脇道矢印の「らぁめん」という赤い看板発見。
看板に従い右折するとすぐにお店が見えてきます。
辺りは自然が豊富、とってものどかな田園風景。
お店は2007年に近くからこちらへ移転したそうですが、築200年の民家の納屋を改築して店舗としているそう。
確かに、古色蒼然たる、凄い雰囲気です(笑)
14:00頃入店で、先客7、後客6。
店内、2人がけテーブル1卓、8人がけテーブル1卓、小上りには6人用テーブル2卓。
土日・繁忙時はおばあちゃんが調理して、若いお姉さんがホール担当のようですが、到着時はお姉さんのみ一人で営業中。
お店には独特のルールがあって、聞かれるまで先に注文を言ってはいけません。
また、休日等繁忙時はおばあちゃんがすべて仕切っていて。グループなどお構いなしに同じメニューの注文を一括調理するそうです。
そもそも注文を言っても「それは一緒には出来ません。次の方ご注文は?」と言われて、次の回にまわされるとか(驚)
なのでグループで違うメニューを選択すると、場合によっては先の注文と後の注文で、とんでもなく時間が空く場合があるとのことです。
この辺の破天荒さも、伝説たる所以。
主なメニューは、
ラーメン500円、みそらーめん550円、チャウシューメン700円、みそチャーシュウ750円、アリランラーメン700円、アリランチャーシュウ950円、みそアリラン750円、みそアリランチャーシュウ1000円
です。
(ディフォは「中」、上記価格は「中」の場合)
後会計方式です。
ようやく注文を聞かれてのオーダーは、名物の「アリランチャーシュウ」にしました。
続いて、「辛さはどうしますか?」と聞かれたので、「辛目で」とお願いしました。
壁に掲示のアリランラーメンの説明書き
『「アリランらあめん」とは?
当店独自の調理法により玉ねぎをベースに豚肉・ニンニク・ニラ・ネギを使用したピリ辛らあめんです
「アリランらあめん」を完成させるまで
当店店主が今から30年前、千葉市内で屋台をしていた時お客様から「何か変わったラーメンを作ってみたらどうか」といわれて、それから5年間試行錯誤した結果いまのアリランらあめんに至ったということです
「アリランらあめん」の由来
その昔、韓国に「アリラン峠」という峠があり、その峠にまつわる物語の歌があったそうです。そこで、この店の場所も「峠」であり、昔の峠越えというのは非常に困難で元気を出さなければ超えられるものではなかったのではないか、そんなときに体力のつくものを、というイメージでこのような名前になったということです
長南町ネズミ坂本店』
そして待つことしばし、「アリランチャーシュウ」完成でーす♪
丼の縁近くまでの並々スープ。
もうちょいで、溢れそうです。
具は、中華鍋で炒められたタップリのザク切り玉ねぎ、粒のままのニンニクゴロゴロ(笑)、これでもかというほど大量のニラ、そして豚肉。
通常のアリランラーメンは「チャーシュウ」が載らないとのことで、今回は「アリランチャーシュウ」を選択。
なので、トロットロの柔らか豚バラ「チャーシュウ」が、丼表面を覆っています。
スープは、ニンニクがガッツり効いた凄まじくジャンクな味わい。
「辛目」指定なので、スープ自体見た目ラー油っぽい仕上がり。
しかし、ピリ辛仕立てで、辛さも調度良い感じ。
玉ねぎを使ったピリ辛ラーメンということで、同じ房総の局地的地ラーメン「勝浦式タンタンメン」に通じる所がありそう。
破天荒なまでのニンニクスープで、まさにハマる系の味わい、かなり美味いです。
麺は、中細ストレートでやや柔らかめのゆで加減。
しかし、この柔麺が激ニンニクジャンクラーメンに良く合って旨いんです。
非常に吸引力の高い、常習性の強いラーメンですね。
記事書いてても、また食べたくなってきました!
今回の千葉ラーメンツアーは、これにて終了。どのお店も個性的で、とても美味しかったです。
また来たいですね。ごちそうさま!
アリランラーメン 八平
お店のデータは、ラーメンバンクをご覧下さい。