2010年4月23日、今年118杯目。中村橋の「麺や 河野」にやって来ました。
2010年3月25日オープン。
あの名店「麺や 七彩」で修行された方の、初めての同店出身者によるお店です。
麺や 河野の場所を調べていて気づいたのですが、「麺や 河野」は西武池袋線中村橋駅の南側、出身店の「麺や 七彩」は西武新宿線都立家政駅の北側です。
実は徒歩ルートで1.5km程度、20分ほどで何とか歩ける距離なのですね!

店名「河野」は、「こうの」と読みます。
店主さんのお名前ですね。

現在の営業時間は、19:00から50食限定で売切終了までです。
4月28日(水)より、営業時間が変更となります。
11:30〜13:30
17:00〜20:00
なお、4/26(月)・4/27(火)はお休みで、連休となります。
ロケーション的になかなか訪問しづらい場所でしたが、20:00終了になると絶対的にハードルが上がるので、営業時間が変わる前にと、頑張って来店しました。
ってか、『営業時間変更』の告知イラストが、メチャ可愛いです!(^_^;)

入店すると、まず券売機で食券購入です。
メニューはシンプルに、
らーめん650円、味玉らーめん750円、チャーシューめん980円、
トッピング味玉100円、トッピングチャーシュー330円、
ウィルキンソンジンジャエール200円、ビール500円
です。
オーダーは、券売機先頭左端の「らーめん」」にしました。

券売機の横には、カラフルなお冷のコップと、冷水があります。
その隣には、ボード。
書かれていたのは、写真ブレブレ(><)判読不能ですが、碓か、『サバ節を使った手打麺のらーめんです』でした。

お冷のコップ、なんとなく一番手前にあった青をチョイス。
全色並べてみたいです(笑)
店内は、カウンターのみ6席。
正直狭いですが、店主さんと客との間隔が近く、粋な小料理店のように落ち着いて居心地の良い空間です。

19:20頃到着で先客1、後客2。
ウィークエンドの金曜夜は、遅い時間の方が混む法則(笑)
厨房は、店主さん一人で切り盛り。
卓上には、洗い箸とティッシュのみ。調味料無しの潔さ。
BGMは、多分ゆずですね(笑)
そして待つことしばし、「らーめん」完成でーす♪


出身店同様、受け皿付きの白い丼で登場。
ただし、七彩の受け皿は白い陶器のお皿ですが、こちらではステンレス製。
丼から、とても美味しそうな良いアロマが香りたって、食欲を刺激します。

具は、チャーシュー、メンマ、ネギといたってシンプル。
シンプルですが、1枚の絵画のように端整な麺相で、実に美しいビジュアルです。

さば節から摂ったというスープはクリアで雑味の無いスッキリとした醤油味。
油感も極めて少なく、スープとタレの旨味がダイレクトに伝わってきます。
ジャンクと言う言葉とは対極にある、切れ味のある日本刀のような凄みのある味わいで、本当に美味しいです。
麺は自家製麺で、2Fにある製麺室で打っているとのこと。
しかも、手ごね・手打・足ふみ・手切り・手揉みといった工程全てが手作業で、製麺機を使わない完全手打ち麺。

あまりにも手間がかかるために、1日50食用意するのが精一杯だとか。
そんな丹精込められた麺は、茹でる直前にも念入りに手揉みされていて、強烈な捻れ・縮れが加えられています。
風味・コシ・啜り心地・食感ともに素晴らしく、本当に美味しいです。
この麺を食べれただけで、遠方からやって来た甲斐がありました!

具のメイン、チャーシューはサイズもデカく厚切りでスープの熱でとろんと柔らかくなっています。
箸で持つと崩れるほどの柔らかさで、激ウマでした!
食後、お客さんがいなくなったので、店主さんとチョッピリお話。
塩味はずっと研究中だそうですが完成には時間がかかりそうで、提供はまだ先になりそうとのことでした。
つけ麺は?と尋ねたら笑っていました^^;
後客が入店したタイミングで、退店。
美味しい醤油ラーメンが食べたくなったら、頑張ってまた来ますね^^; ごちそうさま!
麺や 河野
お店のデータは、ラーメンバンク」をご覧下さい。