2009年10月17日、埼玉県北葛飾郡松伏町にある「名代十文字中華そば 嶋田屋」に家族でやって来ました。
2002年3月に八潮にてオープン、2005年8月閉店、2006年1月に松伏町に移転オープンです。
首都圏で秋田の十文字中華そばと、本格的な横手焼きそばが食べられる希少なお店として以前より有名でしたが、今回初訪です。
お店の場所は、松伏ショッピングセンターのすぐ近くです。
最寄り駅と呼べるものはありませんが、新越谷からバスが出ています。
車だと、4号線バイバスからホントすぐです。
店内はカウンター席が無く、4人掛けテーブル1卓、2人掛けテーブル5卓ほど、子上がりに4人掛けテーブル2卓、奥には座敷もあるとのことです。
店内には、秋田県の観光ポスターが掲示されています。
秋田出身の釣りキチ三平が、イメージキャラですね。
レジ横では、横手焼きそばソースや稲庭うどんなど、秋田の名産品が売られています。
店主さんは、元東武バスの運転手さんだったそうですが、秋田のご当地ラーメン十文字ラーメンの名店「丸竹」のご子息と同級生だったとの事です。
そこで十文字ラーメンの味を首都圏でも広めたいと、「丸竹」に弟子入り、本場仕込みの技で、このお店の開業となったそうです。
しかし、嶋田屋を開業してからもバス愛は捨てがたく、秋田への高速バス事業も行っているようです(笑)
お店に券売機は無く、食後レジにて会計方式です。
焼きそばと餃子はテイクアウト可能とのことで、焼かない生餃子お持ち帰りは、1個オマケとのことです。
そして、主なメニューはこんな感じ。
十文字中華そば500円、十文字ざる中華500円、特製みそラーメン700円、冷麺700円、十文字冷し中華700円、横手焼きそば500円、ソース五目焼きそば600円、ホルモン焼きそば650円、ぎょうざ6個350円
麺の値段は、いずれも並盛(1玉)のものです。
オーダーは、ワタシが「十文字中華そば(並盛・1玉)」(500円)、連れが「十文字ざる中華(並盛・1玉)」(500円)、チビと3人でシェア用に「横手焼きそば(並盛・1玉)」(500円)にしました。
こちらはライスやドリンク系メニューです。
12:00ちょうどの到着で、店頭3台分の駐車スペースは満車。
店内先客6名、後客6名ほど。
厨房には調理担当の親方、女将さんは接客・配膳・片付け・会計・盛り付けの手伝い・洗い物と一人で八面六臂の大活躍!
卓上の様子です。
1個ずつパックされたニンニクが、珍しいです。
そして待つことしばし、「十文字中華そば(並盛(1玉))」完成でーす♪
具は、丁寧に脂身が取り除かれたチャーシュー2枚、お麩、カマボコ、海苔、メンマ、ネギです。
スープは、煮干しや鰹節から取ったというクリアな和風出汁で、十文字中華そばの伝統的製法を守りながらも、アゴの焼干しや日高昆布を加えるなど工夫を凝らして進化させているそうです。
とてもアッサリとしていながながら、じんわりと五臓六腑に染み渡るような旨味があり、レトロな味わいながらとても美味しいです。
麺は、秋田から取り寄せているという低加水の細縮れ麺です。
これまたノスタルジックないでたちで、懐かしく美味しいですね。
そして、連れの「十文字ざる中華(並盛・1玉)」。
蒸篭に茹で上げられた中華そば、その上に刻み海苔。
別皿の具は、メンマ、カマボコ、ネギ、わさび、天かす。
つけ汁と、割りスープが提供されます。
つけ汁は、鰹出汁が効いた真正蕎麦つゆです。
まさに麺が日本蕎麦から中華そばに変わったという、ネーミングそのまんま「十文字ざる中華」なのでした。
一口味見させてもらいましたが、ラーメンをあまり食べない蕎麦党な方でも十分に美味しくいただけるのではないかと、そんな味わいです。
そして注目の「横手焼きそば(並盛・1玉)」、ワカメスープ付きです。
麺の上には半熟目玉焼き、サイドには青海苔、薬味は福神漬けです。
焼きそばはフカフカした焼き上がりで、ソフトな食感。
挽肉が麺と一緒にタップリと炒められていて、とても美味しいです。
途中で半熟目玉焼きの黄身を割って、焼きそばと絡めて食べたり、目玉焼きの白身と焼きそばを食べたりと、いろいろ美味しい食べ方が出来ます。
この焼きそば(横手焼きそば)は、イッパツでハマりました。超美味しかったです!
記事書いててもヨダレが〜(^¬^)ジュル
というわけで、コスパも高くなにより美味しく、家族満場一致で再訪決定です!
次回は、「特製味噌ラーメン」と「餃子」、それに「横手焼きそば」かな(笑) ごちそうさま!
名代十文字中華そば 嶋田屋
お店のデータは、ラーメンバンクをご覧下さい。