今回のお店はこちら、つけそば(つけ麺)発祥のお店「中野大勝軒」です。
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昭和26年に中野中央5丁目にて創業、昭和49年に中野駅南口に近い現在の場所に移転、創業60年近い老舗中の老舗です。

東池袋大勝軒の創始者でもりそば(つけ麺)を発明した山岸一雄さんは、ここ中野大勝軒で働いている間にもりそばを考案、その後暖簾分けで東池袋大勝軒を起こしました。

訪問日は、6月5日です。

ランチタイム12時台の来店で外待ちこそ無いものの店内満席、席待ち4名、やはりの盛況でした。

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主なメニューは、

元祖つけそば480円
こってりつけそば480円
肉入りつけそば650円
スペシャルつけそば750円
ごまダレスペシャル750円
もやしタマゴつけそば600円
やさいつけそば600円
豚バラつけそば650円
のりタマゴつけそば650円
竹の子入りつけソバ600円
ラーメン480円
メンマラーメン600円
チャーシューメン650円
みそラーメン650円
みそつけそば650円

※大盛 100円増(大盛り350g/並200g)

とにかく激安です。

中野大勝軒では輸入小麦の値上げに呼応して2008年4月に100円値上げを実施しました。
しかし、2009年4月小麦の値下げに対応して、元の値段へ値下げを行いました。

以前、中野大勝軒HPに掲載されていたコメントです。

『★価格値下げのお知らせ
平素は格別の御愛顧を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、この度の輸入小麦売り渡し価格14.8%引き下げを受けまして、全メニューを昨年度3月期の価格に変更致しました。顧客の皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしました。 店主拝』

小麦だけではなくあらゆる原材料費が暴騰している中での、中野大勝軒の英断はとても素晴らしいと思います。

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7分ほど待って着席。

オーダーは、「元祖つけそば(並)」(480円)にしました。

店内はカウンター11席です。

古いお店だけあって席間が狭く、いささか窮屈感は否めません^^;

そして待つことしばし、「元祖つけそば(並)」完成でーす♪
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つけ汁は、醤油ダレがキリリと立った濃い目の江戸前な味わい(笑)

思っていた甘み・酸味はほとんど無く、和風ダシの旨みがしっかりと出ています。

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自家製麺は、しっとりとしたなめらから表面ともちっとした食感が同居する至極の味わい。

この麺は、美味しいですねー!

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具は、チャーシュー、メンマ、刻みネギです。

チャーシューもザクザク入っていて、「肉入りつけそば」と間違えたのかと思う位、コスパも最高です!

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濃い目のつけ汁に麺を浸してずずーっと啜ると、思わずニッコリの美味しさ。

古めかしさなど微塵も無く、現在でも十分に美味しいです。

席の狭さも忘れて、夢中で完食。

〆はスープ割で、ホッとフィニッシュ。本当に美味しかったです。

老舗・超有名店の暖簾に胡坐をかかず、安くて美味しいものを提供しようというお店の姿勢にも大拍手!
近ければ確実に常連となっているところですね。ごちそうさま!

中野 大勝軒



お店のデータは、中野大勝軒公式HPをご覧下さい。

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