2009年10月16日(金)、終日会社でランチはコンビニ弁当、夜はラー食しようと目論んでいたら飲み会のお誘い。たまにはつき合わねばということで22:00近くまで酒宴。散会後、だいぶヨッパーでお腹も一杯ですが、どうしてもラーメンが食べたくなり電車で移動。
というわけでやって来たのはこちら、2009年10月10日オープンの新店、ラーメン イレブン大森です。
新馬場にある伝説の名店イレブンフーズで修行された方が店主というお店です。
修行先のイレブンフーズはどこがレジェンドかというと、こんな感じです(2年半前に訪れただけなので、一部変わっているかもしれません)
・朝8時から開店
・マスコミ取材拒否
・具のキクラゲは洗濯機から出てくる
・具のワカメはゴミ箱から出てくる
・薬味のタマネギはどこからともなく出てくる??
・チャーシューはとろっとろ、常連さんは必ずチャーシュー麺をオーダーするが、12時前には売り切れる
・レンゲが無い
・店内はカウンター席だが、タイミングによっては立ち食い(2席)
・会計は自己申告制。ザル(札)か、お盆(硬貨)へ自分で投入、お釣も自分で
こんな型破りで破天荒なお店ですが、何風ともいえない独特なトンコツ醤油味でハマるファンが後を絶ちません。
あまりにもオリジナリティのあるお店なので、これまで弟子やインスパイア店は見当たりませんでした(天王洲アイルにらーめんアルプスというお店がありましたが、閉店)。
そんなお店のお弟子さんということで、期待です。
イレブン大森の場所は、JR大森駅東口を出てすぐ、以前、ゆで太郎があった場所です。
ゆで太郎の画像は2009年7月13日に、たまたま通りかかって開店祝いの花輪を見つけて一応撮影したものです。
たぶんオープン後数日以内と思われますが、駅そばと言う好立地にもかかわらず、短命に終わったのですね(-_-;)
店頭立て看板です。
『10月10日にオープンしました。
ラーメン イレブン 大森です!!
東品川のイレブンフーズさんと同じ味です。
薬味はなんと玉ねぎです。コクの効いたトンコツ正油味。
オーナー直伝のタレとスープ。ぜひご賞味下さい。
”24時間営業しております!!”』
入店すると、まず直ぐ左にある券売機で食券購入です。
さすがにざるやかごにお金を入れる自己申告制ではありませんね(笑)
メニューは、ラーメン750円、ラーメン大850円、チャーシューメン1050円、チャーシューメン大盛1150円ごはん200円、小ごはん150円です。
オーダーは、「ラーメン」(750円)にしました。
厨房には、店主さんらしき方とスタッフの方、男性2名体制です。
店内は、ゆで太郎の時そのまんまのレイアウトです。
立ち食いカウンターに、取って付けたような椅子がある配席です(笑)
卓上には、写真の豆板醤とニンニク、その他には胡椒、一味唐辛子、紅ショウガなどがありました。
セルフサービスもそのままで、配膳口で出来上がったラーメンを自分で受け取り、席まで運んで食べます。食べ終えたら、下げ口まで食器を持っていくスタイルです。
そしてまつことしばし、「ラーメン」完成でーす♪
ファーストビジュアルは、魔窟(笑)イレブンフーズのラーメンにそっくりです!
具は、チャーシュー麺かと見紛うほどのドデカチャーシュー2枚、ざく切りの生玉ねぎたっぷり、デカキクラゲどっさり、ワカメと海苔です。
スープはライトテイスト、イレブンの味をアッサリと薄めに調味した感じです。
イレブンのガツンとインパクトのある味を期待すると、やや肩透かし。
しかし、基本的な味のベクトルは師匠の店と一緒で、名店の味の雰囲気は十分味わえます。
麺は、平打ちのウェーブがかかったタイプです。
師匠のお店と同じ麺でしょうか?美味しいですね。
独創的で唯一無二なイレブンフーズワールドはここにはありませんが、同じ味をサッパリ目に仕上げた感じでした。
薄めとはいえ、何より24時間営業でこの味をキープできるのは、凄いかも。
軽めの味わいで、飲んだ後に最適でした(笑)ごちそうさま!
お店のデータはこちら、ラーメンバンクをご覧下さい。