2009年5月26日、客先に程近い名店、青葉青葉本店でランチです。
中野での仕事中に一度は来店しようと目論んでいましたが、有名店ゆえ行列の長さを懸念してなかなか来店できませんでしたが、意を決して突入です。
12:30頃来店で行列無し、ってか店内凹字型カウンター13席は5割ほどの入り、ガラ隙の印象です^^;
まずは券売機で食券購入です。
券売機ボタンは、中華そば650円、つけめん700円、特製中華そば850円、つけめん900円おみやげ中華そば630円、領収書、以上です(笑)
オーダーは、「中華そば」(650円)にしました。
中華そば青葉のオープンは、1996年10月、豚骨・鶏がらの動物系スープと煮干・鰹節・鯖節・昆布などの魚介系スープを丼の中でブレンドするダブルスープ方式で、一躍大ブレイクしました。
最盛期には1時間待ちは当たり前で、青葉に影響を受けてその味やメニュースタイルを真似たいわゆる青葉インスパイア系も多数輩出しました。
大人気ゆえに支店展開も活発で、2009年9月現在、中の本店の他に支店が16店あります。
平日とはいえランチタイム真っ只中ですが、難なくカウンター端っこゲット、卓上の様子です。
昔の青葉は、カウンター9席ほどの肩寄せ合う感じでしたが、改装したのですね。
厨房も広々、席数も増えて席間も広く快適です。
店内にスタッフは男女合わせて5人ほど、多いですね。
店主の芳賀さんは、いらっしゃいませんでした。
そして待つことしばし、「中華そば」完成でーす♪
具は、海苔、メンマ、ナルト、刻みネギ、肩ロースのチャーシューです。
スープを一口・・・
それなりに美味しいのですが、何というか、、、残念ながら昔のような感動は感じられませんでした。
普段遣いの普通に美味しいラーメンといった感じでしょうか。
テレビチャンピオン2代目ラーメン王、新横浜ラーメン博物館広報、日本ラーメン協会副理事長としてご活躍された故武内伸さんの1999年の著作に『ラーメン王国の歩き方』という名著があります。
その中で「春木屋理論」という、その後ラーメン界で常識となった素晴らしい考え方が春木屋@荻窪のご主人の言葉として紹介されています。
【『春木屋の味は、いつも変わらない』と言われるが、『変わらない』と言われるためには、常に味を向上させなければならない】
【同じものを出していたら、味が落ちたと言われてしまう。ベースになる味は変えず、客の舌の一歩先の味を出しつづけることが、「変わらない」といわれる秘訣】
というものです。
昔と変わらず美味しいと人々を感動させるために、常に少しずつ進化し続けなければならない、至極至言ですね!しみじみ痛感しました。
青葉@中野の記事でしたが、いつの間にか春木屋@荻窪の記事になってしまいました(笑) ごちそうさま!
中華そば青葉の公式HPは、こちらです。