今回のお店はこちら、新潟県長岡市で大人気、ショウガ風味の濃厚醤油ラーメンの勇、青島食堂の東京進出店、青島ラーメンです。
お店の場所は秋葉原、2009年7月28日オープンです。
営業時間・定休日ともに未定と言う、人を食ったような営業形態で、訪問するにはなかなか敷居の高いお店でした。
実際、4度ほどフラレていて、9月11日にようやく営業中の来店が叶いました。5度目の正直です^^;
お店はJR・日比谷線秋葉原駅からやや離れた、繁華とは言いがたい路地裏にあります。
秋葉原駅から歩いてくると、『新潟・東京 青島ラーメン 生姜醤油ラーメン 青島食堂』という青い看板があります。
その建物が青島ラーメンです。
しかし、駅に向いた側は常時シャッターが閉まっています。
そして店舗正面。
半分シャッターが閉まっていて、しかも暖簾も幟も看板も営業中の札もまったくありません。
来店時先客0だったので、営業しているのか準備中なのかまったくわかりません。
恐る恐るドアを開けて入店、「やっていますか?」と聞くと営業中とのことで、無事入店。
まったくもって、やる気が無いのか、それとも自身があるのか油断も隙も無いお店です^^;
定休日の案内の掲示がありました!
『感謝の気持ちでしばらく日曜日休業とさせて頂きます。変更も予定しております。「祝日」は営業予定』
少なくとも定休日はわかりましたが、営業時間はいまだに不明です^^;
入店するとまず券売機で食券購入です。
メニューは青島ラーメン600円1本勝負。後は、大盛かトッピングバリエーションです。『自家製 麺』の50円、100円とは、麺もトッピングに見立てた麺増量・大盛のことです。
オーダーは「青島ラーメン」(600円)にしました。
店内はL字型のカウンター9席。
厨房にはお姉さん1名のみ。
先客0、後客2でした。
卓上調味料は、白・黒それぞれのミル挽き胡椒と昔ながらの胡椒(笑)
レンゲに割り箸、ダスターいっぱいです。
お冷のコップには、「青島」の文字がなぜか鏡文字で印字されています。
何故(・・?
大釜にたっぷりのお湯に、麺が泳がされて茹でられていきます。お姉さんは慣れた手つきで器用に平ざるで麺上げ湯きりを行います。
そして待つことしばし、「青島ラーメン」完成でーす♪
新潟にはなんと4種類の地ラーメンがあります。
・煮干背脂極太麺の燕三条系ラーメン
・極濃厚味噌スープで、別容器で割りスープが付く新潟濃厚味噌ラーメン
・まるで塩ラーメンのような薄口あっさりの新潟あっさり系ラーメン
・コッテリスープに生姜が利いた長岡系ラーメン
長岡系ラーメンの代表格が、青島食堂です。
具は、海苔、ナルト、ホウレン草、メンマ、ネギ、チャーシューです。
チャーシューは良く煮込まれていて柔らかジューシー、美味です。
スープは、醤油ダレの濃い色が出ていて真っ黒。
本家青島食堂では、豚骨・生姜・ニンニク・昆布・リンゴで摂っているそうですが、こちらのお味はキレのある旨口醤油味。
生姜は、ほのかに香る程度ですが多目の脂を感じさせない利かせ方がナイスです。
昔秋葉原にあったいすずというお店の、クラシカル系東京醤油ラーメンにそっくりな味と言うレビューを良く見かけますが、ビジュアルこそ似ているもののまったく別物と言って良いでしょう。
いすずは鶏主体のさっぱり味ですが、こちらは豚骨ベースで濃い目のスープです。
あっさりに感じるのは、それだけ高いレベルでバランスが良いからですね!
自家製麺は、口蓋にまとわり付くようなそれでいてなめらかな不思議な食感で、麺自体非常に美味いです。
スープとの相性も抜群で、美味しいですね。
けれんみの無い一見普通の醤油ラーメンですが、とってもハイレベルのラーメンでした。何度もフラレたけど、十分満足!
全てが美味いですが、特にチャーシューが激ウマだったので、次回はチャーシュー麺にしたいです。ごちそうさま!
青島ラーメンの公式HPもやはり人をくったような感じですwww