今回のお店はこちら、2009年2月19日に荻窪にオープンした新店中華そば風味堂です。
老舗有名店が多い荻窪ですが、そんなラーメン激戦区の中にあって、お店もそこで提供される味も、いい意味で街の雰囲気に溶け込んだ新店として一時話題となりました。
訪問日は、4月19日です。
早めに訪れたかったのですが、来店がのびのびになってしまいました。

お店は、ことぶき通り商店街という、下町の面影を色濃く残した味わい深い路地のさらに奥にあります。

入店すると、まず券売機で食券購入です。
ってか、珍しく券売機の撮影を忘れてしまいました(/_;)

こちらは卓上メニューです。
中華そば 650円
味玉中華そば 750円
特製中華そば 850円
熱烈台湾ら〜麺 800円
炙りチャーシュー丼 300円
ねぎチャーシュー丼 300円
オーダーは、「熱烈台湾ら〜麺」(800円)にしました。
ラーメンバンクのクーポンで、味玉サービスをお願いしました。

おしながきの裏は、おつまみとドリンクメニューです。
店内は、厨房に面したカウンター4席と、4人掛けテーブルが2卓、2人掛けテーブル1卓です。


厨房内にお若い店主さん、そしてフロアに奥様でしょうか?接客担当の女性スタッフ1名です。
そして待つことしばし、「熱烈台湾ら〜麺」完成でーす♪


台湾ラーメンとは、味噌煮込みうどんやきしめんと同じく名古屋を代表する麺料理で、いわゆる名古屋めしの一種です。
その特徴は、挽肉やニラなどをピリ辛に炒めたものを醤油味のラーメンにかけたもので、豆腐の入らない麻婆ラーメンのような感じです。
都内で台湾ラーメンを食べられるお店はとても少ないですが、こちらではその希少な台湾ラーメンを食べることが出来ます。

具は笹切りネギ、ニラ、ピリ辛挽肉炒め、モヤシです。

表面にラー油と背油が浮かぶスープは、飲んでみると醤油味ベースで意外なほどアッサリとしています。
唐辛子で炒められた肉味噌も、程よい辛さで、サッパリとしたスープにパンチをプラスしています。
辛いのが苦手な方でも多分大丈夫なくらい、味のまとまりを大切にした辛さです。

中細のストレート麺は、昔ながらのシンプルな中華そばでも合いそうな感じです。
もちろん、この台湾ラーメンにも良く合っていて美味しいです。

クーポンでゲットした味玉も、濃厚な味がして無料では申し訳ないほど美味しかったです。
一見ジャンキーに見えるラーメンですが、ベースのスープが上品で綺麗にまとめられたラーメンでした。
次回は荻窪らしい味わいという基本の中華そばが、食べてみたくなりました。ごちそうさま!
中華そば 風味堂の公式HPは、こちらです。
※8/5現在、風味堂さんでは「夏の台湾ら〜麺フェア」開催中で、通常800円の「台湾ら〜麺」が680円だそうです。
終了予定日は未定とのこと。
公式HPをご確認下さい。