今回のお店はこちら、栄児(ロンアール)家庭料理 新板橋本店です。
こちらのお店は、四川出身の女性店主が本場のレシピで作る、舌に痺れる担々麺が有名です。
向かったのは、新板橋にある本店。
他には、本郷三丁目と池袋のサンシャインシティアルパに、支店があります。
お店の概観は、まるで花屋かと見紛うほど。
とてもラーメン店や中華料理店とは思えないほど、可愛くてお洒落なコーディネーションです。
訪問日は、3月16日です。
店頭掲示のランチメニューです。
定食2品の他に、担々麺、汁なし担々麺、麻婆麺、鶏スープ麺がサラダ・餃子付きセットで1000円(単品900円)です。
ディナータイムは、様々な四川料理がいただけるとの事です。
店内はテーブル席のみで、席数は20席程度。
インテリアも洋風で、お洒落なカフェのようです。
ランチメニュー、お店の紹介が記載されています。
『栄児家庭料理は、オーナーの故郷である中国四川省の家庭料理を、雰囲気で紹介するコンセプトのお店です。四川料理は花椒(四川山椒)や唐辛子など香辛料を効かした、スパイシーで香りの良い料理。
おいしく味わっていただきたいので、特に激辛を売りにしてはいませんが、日本人向けのアレンジをほとんど加えていません。
花椒の痺れる辛さは四川料理独特のもの、辛いもの好きなかたでも、初めてのかたは、辛さを抑えたものをおすすめいたします。
お子様には辛みの少ない料理もあります。』
お店に券売機は無く、メニューを見て注文、食後レジにて精算方式です。
一番人気は、汁なし担々麺との事です。
担々麺は、辛さが控え目・普通・激辛で指定できます。
オーダーは、「汁なし担々麺ランチ」(1000円)、激辛でお願いしました。
この日は平日ですが、珍しく同行者ありです。
同行者は、「担々麺ランチ」(1000円)、辛さ控え目です。
そして、待つことしばし「汁なし担々麺ランチ(激辛)」(1000円)完成でーす♪
お店の内外装同様、盛り付けが美しいですねー!
器にラー油やスパイスが入れられ、その上に麺とナッツなどが加えられた挽肉が、こんもりと盛り付けられます。
綺麗な盛り付けなので量が少なめに見えますが、ボリュームは結構あります。
ラー油は、毎日作る自家製との事です。
激辛でオーダーしたので、舌というか、唇に来る痺れが突出してます。
しかしベースの味は、四川料理を特徴付ける四大要素、酸(すっぱさ)、辣(辛さ)、麻(痺れ)、香(香り)の配合が、実に見事です。
汁なしなので、全体をよーく混ぜていただきます。
辛美味ー!花椒パワーMAXで超刺激的、美味いですね〜!
ランチセットのサラダ、日替わりとの事です。
この日は、モヤシのサラダです。
甘めのタレで和えてあり、刺激的な辛さの料理の合間に良い箸安めになります。
セットの餃子は、水餃子でした。
メニューでは4個となっていましたが、2人とも提供されたのは5個でした。
黒酢とラー油がかけられていて、独特な味わいです。
メニューによると醤油も用意してあるとの事なので、黒酢が苦手な方は申し出れば醤油でいただけます。
モッチリとした皮にタップリの餡が詰まっていてボリュームタップリ、旨かったです。
そしてこちらが、同行者の「担々麺(辛さ控え目)」です。
メニューでは、「ゴマペーストを使っていないので、スープに透明感とキレがあり」との事です。
一口いただいたところ、辛さ控え目のためか、鶏がらスープの味わいが前面に出ていました。
こちらも美味しいですが、やはり汁なしの完成度の高さが光ります。
もともと四川料理発祥の天秤棒にて「担いで」売っていた為汁なしだったそうです。
「担いで」売るので、「担々麺」ですね。
妥協一切無しの本格的な四川汁なし担々麺、とてもスパイシーでした。ごちそうさま!
お店のデータはこちら、ラーメンデータベースをご覧ください。