すみません、08年11月の超古い日記です。
今回のお店はこちら、新宿三丁目の「蝦夷らーめん 北の大地」です。
こちらのお店は、昭和四十五年に銀座すずらん通りで「石狩」として創業したお店だそうです。
その後、一時期大森で「神威」という店名で営業していて閉店。
そして、2008年4月頃、新宿3丁目でオープンとのことです。
訪問日は、11月11日の夜です。

銀座すずらん通りの「石狩」は、どこを探しても資料が見つかりませんでした。
以前新橋の駅近くにあった「石狩」とは違うのかな?
(左画像は、1989年10月10日文芸春秋社から発行の「ベストオブラーメン IN POCKET」です)



画像は、店頭設置の看板です。
看板には、「老舗札幌らーめん」の文字が誇らしげです。

店内に券売機は無く、メニューを見て注文、食後レジにて精算方式です。
卓上の様子です。
オーダーは、基本の「味噌らーめん」(730円)にしました。
「とんかつ味噌らーめん」って、どんなのでしょう?(笑)

カウンターのさらに上には、コップとレンゲ、そして洗い箸が設置されています。
老舗といえどエコ対応、良いですね〜!
そして、待つことしばし、「味噌らーめん」完成でーす♪


具は、チャーシュー1枚、メンマ・ネギ少々とシンプルです。
スープの中に炒めモヤシが入っていて、これが良い味を出しています。

麺は中太のやや黄色がかかった縮れ麺です。
厨房に「羽田製麺」の麺箱があったので、北海道の業者の麺ではなく、都内の製麺会社の麺でしょうか?
一応、サッポロ味噌ラーメンっぽい雰囲気はあります(笑)

中華鍋で味噌ダレとスープ、モヤシを炒め合わせて作られたスープは、札幌味噌の王道の製作工程で作られています。
表面にラードが層を成していて、いつまでも熱々で冷めません。
白味噌ベースで甘めのスープですが、どこかしら昔懐かしい味わいです。

味噌ラーメンにはやっぱ一味でしょう、というわけで卓上の一味唐辛子を大量投入、うん、味が引き締まってこれは美味いです。
久々にオーソドックスな味噌ラーメンを食べて、なかなか良かったです。寒い季節は、アツアツ味噌味が美味しいですね。ごちそうさま!
お店のデータはこちら、とらさんサーチをご覧下さい。