本日のお店はこちら、目黒の権之助坂途中にあるらーめん 田丸です。
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訪問日は10月31日です。某店の臨休にふられて、こちらへたどり着きした。

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こちらのお店は、創業1945年(昭和20年)、今年で63年の歴史を誇る超老舗です。

メニューは、「ラーメン」(600円)、「ワンタンメン」(750円)、「チャーシューメン」でも800円と、一昔前のような価格の安さです。

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店内は、厨房を囲むようにカウンターのみ12席です。

券売機は無く、スタッフに直接注文、食後精算方式です。

オーダーは、このお店の名物「チャーシューメン」(800円)にしました。

待つことしばし、「チャーシューメン」完成でーす♪
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こちらのお店では、チャーシューメンを頼むと、なぜかカレー皿で提供されるのです。
ラーメンは普通のラーメン丼で提供されるので、チャーシュー麺だけが特別扱いです。

チャーシュー麺がカレー皿で提供される理由は諸説ありますが、有力な説は、次の通りです。
終戦間もない頃、チャーシュー麺はおろかラーメンですら高級料理でした。

超高級料理のチャーシューメンをさらに豪華な気分で味わってもらうために、当時はこちらも貴重な洋食器のカレー皿で提供したというものです。
あ、あくまで真相は謎です(^_^;)

チャーシューメンのチャーシューは、大ぶりののものがタップリ、8-9枚は乗っかっていたと思います。
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今時のチャーシューと言えば、ホロリと崩れる柔らかタイプが主流です。しかし、こちらではしっかりと噛み応えのあるロース肉です。
チャーシュー単体ではややショッパ目ですが、サッパリとしたスープや麺と合わせて食べるとデリシャスなことこの上ないです。

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チャーシューの下には、しっかりと火の通ったスープ煮キャベツが敷き詰められています。

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チャーシューと煮キャベツを合わせて一緒に食べたり、キャベツでチャーシューを巻いて食べると、ロールキャベツ風な味わいで、心なしか洋皿に似合う感じがします。

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こちらはスープも特徴的で、通常のラーメン屋さんが、ダシスープとタレを丼で合わせるのに対して、こちらでは、ダシ汁に直接タレを投入して、スープの状態で調味してしまいます。

飛騨高山ラーメンと似た手法でしょうか?

そのスープですが、鶏脂・豚脂・豚足・タマネギだけでとるとのことで、クラシカルな味わい。

非常にあっさりとしていますが、思わず後引くコクがあります。

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細めの麺は、縮れが強いですがコシが弱め。伸びやすい感じかな!?
この麺も含めて、とてもノスタルジックな味わいで、美味しいです。

郷愁をさそう、懐かしい味わいのラーメンでした。たまには、歴史を感じるラーメンもイイですね。ごちそうさま!

らーめん 田丸



お店のデータはこちら、とらさんサーチをご覧下さい。
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