今回のお店はこちら、田町にある名前の無い餃子屋さんです。
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こちらのお店は、元々がんこラーメン五代目で、元祖一条流がんこらーめんの系列でした。店頭には牛骨を吊るして、それが営業の合図。店内外は真黒、食事中は私語・携帯・本を読んだりは厳禁というあのスタイルです。

それが、ある時期からがんこラーメンを離れて、「名前の無いラーメン屋」として営業していました。その時期、「元がんこ五代目」とも呼ばれていました。
その後、店主さんが体調を崩し、一日営業分のラーメンを作ることが出来なくなりました。そして、ラーメン店としての閉店が、2006年3月末です。

一念発起した女将さんが、自家製手作り餃子で営業を再開。現在、「名前の無い餃子屋」として美味しい餃子をウリにお店を続けています。
元がんこラーメンが、餃子屋さんに転身したので、「元々がんこ五代目」とも呼ばれます。

そんな波乱万丈(?)の餃子専門店ですが、夏季限定で、「冷し塩ラーメン」を提供しています。その冷やしを求めて、行ってきました。訪問日は、7月16日です。

店頭には、メニューの掲示があります。
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  ・餃子定食 とん汁付         700円
  ・お持ち帰り餃子弁当         500円
  ・冷凍餃子6ケ              350円
  ・冷し塩ラーメン             800円
  ・冷し塩ラーメンプラス餃子六ケ付 1000円(ランチタイムサービス)

店内は、カウンターのみ8席です。元々頑固ラーメンらしく店内真黒です。
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券売機は無く、口頭注文、食後精算方式です。

13:40分頃の入店で、先客3後客0です。女将さんが接客から調理までメインで担当されていて、ご主人はサポート、およびラーメン担当ですね。

オーダーは、ランチタイムサービスという「冷し塩ラーメンプラス餃子六ケ付」(1000円)にしました。

待つことしばし、「冷し塩ラーメンプラス餃子六ケ付」完成でーす♪
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餃子のタレは、提供していただきました。卓上に必要な調味料があるので、自分で調味も可能です。

冷し塩ラーメンは、なんとがんこラーメン八代目@末広町から手ほどきを受けたとのことで、とても良く似たビジュアルです。
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八代目の具は、海苔2枚、メンマ、蒸し鶏(胸肉)チャーシュー、カリカリ梅2個、大葉のみじん切り、胡麻です。
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一方、元々五代目の具は、海苔1枚、メンマ、鶏チャーシュー紫蘇、めかぶ、ナルトです。

スープは丼の底まで見せそうな透明な塩味、ダシの旨味が効いていて、サッパリと美味しいです。
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鶏チャーシューは、八代目ではレア状態の鶏胸肉でしたが、こちらは鴨肉燻製です。こちらも、かなり美味いですね〜!。

麺は、極細ツルシコ麺、チュルチュルと美味しくいただけます。
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サッパリした冷製塩スープに意外と(!)合うのが、めかぶのネバネバです。
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食欲や体力が落ちがちな暑い時期に、ネバネバ系はスタミナが付きそうな感じ、しかも、美味しいです。

そしてセットの餃子、焼きたてアツアツです。
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皮から自家製、ニンニク未使用とのことで、ランチ利用のリーマンでも安心です。

大粒のものが6個で、中には肉と野菜がぎっしりと詰まっています。
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とりあえず1個食べてから、箸で割った写真を写そうと思ったのですが、食べた瞬間に口中に肉汁がジュワッと溢れ出て来ました。

ブログ掲載用の写真も撮りたいのですが、肉汁が勿体ないので、普通に食べることにしました(笑)それだけ、ジューシー肉汁が美味しかったです!

アットホームな雰囲気の店内で、お母さんのお手製餃子を食べてる感じ、実に味わいがありました。次回は、ライスととん汁で餃子定食かな!?ご馳走様でした!

名前の無い餃子屋(元々がんこラーメン五代目)



お店のデータはこちら、とらさんサーチをご覧下さい。(【閉店】表記ですが、ラーメン専門店としては閉店、餃子店として営業中です)

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