今回のお店はこちら、北赤羽にある「大勝軒○一(まるいち)」です。
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こちらは、惜しまれながら2007年3月20日に閉店した東池袋大勝軒で、その最後の日まで働いていた(修行していた)方がオープンさせたお店です。
オープン日は、2007年7月29日です。
(なお、東池袋大勝軒は閉店した地から至近の場所で、2008年1月5日にリニューアルオープンしています)
訪問日は、3月27日です。

東池袋大勝軒を最後までお手伝いしていたという事で、東池袋大勝軒で開店当時使用していたテレビ台が飾られていました。
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これだけでもラーメン史的には貴重な遺産ですが、こちらにはもっと凄いものがあります。

なんと東池袋大勝軒で実際に使用していたカウンターが、壁面にディスプレイされているのです。
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元カウンターオブジェには、山岸一雄さんの書も書かれています。
左端には「麺絆 心の絆」、中央には「福は無欲 無為より生ず」、右には「人生の試練に打ち勝て」と書かれています。

店内奥には、「精神努力 根性 心の味」という書が、飾られています。
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ちなみに、お店の場所は辺鄙なといっては失礼ですがかなり不便な場所にありながら、平日の13:30過ぎで満席、後から後からお客さんがやって来ます。
入店してすぐ左に券売機がありますが、食券購入中に後続客がついたため、券売機撮影は中止です。

卓上メニューです。
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オーダーは、「中華そば」650円にしました。

卓上の様子です。
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夜限定メニューもあるそうです。
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待つことしばし、「中華そば」完成でーす♪
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ビジュアルは、完全に東池袋大勝軒を受け継いでいます。

しかし、こちらでは、本店のオリジナリティを継承しつつも味を独自に進化させています。

スープですが、鶏ガラ、ゲンコツ、豚足、香味野菜などを本店のオリジナルレシピの倍の時間をかけて煮込んでいるそうです。しかもその後で、、煮干しとサバ節をスープに投入して魚介を際立たせているとのことです。
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実際にいただいてみると、味の傾向は大勝軒そのものですが、コクが深く、また切れ味が素晴らしいスープになっています。これは、理屈抜きに美味いです。

自家製の卵麺、モチモチした食感で、旨味たっぷりのスープと相性抜群です。
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チャーシューはモモ肉と思われますが、巨大です!しかも東池系では断トツの柔らかさ、ジューシーで美味いです。
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メンマ、コリコリ、味良く、良い仕事してますね〜!って感じです。
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総合的に見て、東池袋大勝軒の味をぐーんと進化させた、素敵な美味しさでした。

あ、写真はピンボケでしたが、お持ち帰りメニューの掲示もありました。
今頃になって、お土産にすれば良かったなーって、思ってます。

大勝軒まるいちさん、ご馳走様でした!

大勝軒○一(まるいち)



お店のデータはこちら、とらさんサーチをご覧下さい。
大勝軒○一(まるいち)@北赤羽の支店が、2008年4月1日に赤羽にオープンしました。今回のレポは、赤羽店ではなく、北赤羽の本店です。
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