かつて、秋葉原(末広町)に「ラーメン工房 めんめん」という狭くて小さなお店がありました。(後に「ラーメン創房 玄」に店名変更)
1990年代前半に、化学調味料完全不使用という、当時としては画期的で前衛的ともいえる手法で、実に深みのある美味いラーメンを提供していました。
オーナーは、田中玄さんという、ラーメンフリークには有名な方です。

お店は、一時は大人気店となり、支店展開や他店のプロデュースなど幅広く事業を行われておりました。
しかし、いろいろ紆余曲折を経て、当時のお店も今はもう無く、田中玄さん自身、しばしの活動休止(研究活動)に入られていました。

その田中玄さんが、ご自身4年ぶり、そして恐らく最後になるであろうという、プロデュースしたお店が、オープンしました。
そのお店というのは、JR神田駅南口近く、4月4日(金)に新規オープンした「ラーメン創房 無限庵」です。
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訪問日は、オープン日当日、13時半頃です。

お店の入口すぐ前が狭い歩道なので、花輪はお店横に置かれています。
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オープン初日という事もあり、この日は「玄流塩ラーメン」780円のみの販売でした。
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店内カウンターのみ、7席だと思います。
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店内には、お店のこだわりの文章が貼り出されています。
あ、田中玄さんも厨房にいらっしゃいました。

記事冒頭に書いた、お店の成り立ちです。
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「玄のラーメンは、全国の生産者の方々のほんものを追求する思いに支えられています」とのことです。
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炊飯ジャーが置いてありましたが、開店時間からサービスライスが提供されていたようです。ワタシが行った時は、売り切れ終了。
そのサービスライスですが、ステビア農法という南米パラグアイ原産のステビアを土壌に使用して作ったという宮城産ひとめぼれ、しかも精米したての米で炊いた御飯だそうです。
とんでもなく美味いコメみたいで、無くって残念でした!

卓上は、シンプルです。
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待つことしばし、「玄流塩ラーメン」完成でーす♪
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スープの色が茶褐色で、醤油ラーメンみたいです。配膳時、思わず「塩ラーメンですか?」って確認してしまいました。

そのスープですが、福島県本宮市の本宮烏骨鶏を使ってスープを作っているそうです。
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地鶏の旨味・風味・コクが濃縮されたスープで、尖った所の全くない、とても優しくあっさりとしていながら、しかも美味しい味わいです。

麺は、黄色い細縮れで、柔らかい茹で加減です。
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玉子麺でしょうか?この麺も、食べやすく美味しい麺です。

具は、糸唐辛子、白髪ネギ、ホウレンソウ、メンマ、チャーシューです。
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どの素材も吟味されているようで、しっかりとした仕事の後が感じられました。みんなシャキシャキ、ウマーです。

チャーシュー、提供直前にバーナーで焙られていました。しかし、焦げ目を付けるほどではなく、熱を通して、油を浮かせている感じです。
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このチャーシューが、全体的にサッパリとしたラーメンに、動物性のコクを効果的にプラスしていて、旨いです。チャーシューメンで食べたい位です。

あっさりさっぱり味ですが、最近濃い味が多かったこともあり、一気に完食してしまいました。いやー、美味しかったです。

あ、店頭でトッピングサービス券のついたポケットテッシュがご自由にお取り下さい状態で置かれていたそうですが、ワタシの時はもう完売でした。こちらも残念。
また、券売機の鶏白湯ラーメン、坦々麺、つけ麺の文字も気になりました。早々再訪決定ですね!

田中玄さんは、ご自身のブログで、プロデュースではない自分の最後のお店を5月にオープンさせると書かれています。そちらも、期待ですね。

ラーメン創房 無限庵



お店のデータはこちら、とらさん会議室をご覧下さい。

ぐすさんの記事へのTB用エントリです。

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