本日のお店はこちら、2007年9月に新宿南口からほど近い場所にオープンした、「風雲児」です。
お店の入口は、写真中央下の階段を降りて行った所です。半地下店舗です。
オープンしてまだ間もない新店なのに、なんと一級グルメ雑誌dancyuの2008年2月号で表紙を飾ったという、驚異の良店です。
dancyu (ダンチュウ) 2008年 02月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2008/01/04
- メディア: 雑誌
オープン間もない頃から大人気で、営業時間中は常時満席をキープするという稀有の人気店です。
訪問日は、2月8日です。今回ようやく訪問できました。
店頭掲示のインフォです。
「国産の鶏のみでまっ白に白濁させコクを出し、四国瀬戸内海で捕れた煮干や厳選された節をふんだんに使用したスープです」とのことです。 |
トンコツ魚介でコクを出すお店が多い中、鶏白湯(パイタン)魚介は、大変珍しいですね。
入店すると、まず右側の券売機で食券を購入します。
今回は、17時から限定15食のみ提供という、「かまたまーめん」800円にしました。
チケットを渡すと大盛同料金という事で、思わず大盛りにしました。
「かまたまーめん」とは 四国で麺と言えば、やはり”さぬきうどん”です。 その讃岐うどんを日本全国にブームを巻き起こした商品が「かまたま」でした。皆それをうどんのカルボナーラといいました。 らーめん店ではありますが、四国の熱いスピリットをお伝えすべく、ラーメンのカルボナーラ「かまたまーめん」を作りました。 どうぞ四国のだし、そして毎日でも食べれるさぬきうどんのように召し上がれ!!』 |
「かまたまーめん」のおいしい食べ方 一、そのまま良く混ぜてお召し上がりください 二、途中添えております「すだち」を絞り召し上がってみてください (備え付けの「七味」をお好みの量でかけても美味しいです。) 三、半分以上召し上げりましたらスタッフに「スープ」とおっしゃってください。そのスープをかけると「かまたま らーめん」になります。 |
卓上と店内の様子です。
待つことしばし、「かまたまーめん」の完成でーす♪
いわゆる最近流行の汁無し・和え麺・混ぜそば・スープオフスタイルです。
麺は玉子とダシ汁で和えられて、上に青ネギが散らされています。
具は別皿で提供されます。その具は、炙りチャーシュー2枚、メンマ、すだち、すりおろし生姜です。
調理の過程を見ていたのですが、チャーシューは提供直前に表面がカリカリになるまで、バーナーで炙っていました。
麺は、まさにうどん並の太さで、パッと見は本当にうどんに見えます。
実施にいただいた感想は、かまたまうどんに激似です。麺が、もっちりとした食感ながら適度なコシも感じられ、風味・味も良く、素晴らしく美味しいです。
ワタシの乏しいうどん経験では、都内で食べられる圧倒的美味釜玉うどんとして丸香(まるか)@神保町があげられます。あ、ネタとして、まだ記事化してませんでした。
こちらの「かまたまーめん」は、中華麺を使っている釜玉ラーメンにもかかわらず、都内トップクラスの釜玉うどんに匹敵する美味しさです。ってか、理屈抜きに美味しいです。
途中で、おろしショウガを加えてサッパリ感を加味したり、すだちをしぼって爽やかな酸味を加えたり、味変も楽しいです。
別添えのメンマやチャーシューを加えると、うどんじゃなくて、ラーメン感が蘇り、これまた美味しいです。
2/3近く食べたところで、スープをコールします。
口広の徳利のような器に入れられてスープ登場です。器もアツアツで、うっかり持つとアッチッチです。
で、残った麺にスープを投入です。残しておいたチャーシューとメンマ、ショウガ少々を盛り付けてみました。
汁無し麺が、ラーメンに変身です!
このスープ、鶏白湯&魚介とのことで、マイルドで深みのあるとても優しい味わいです。
インパクトはないですがしみじみと美味しく、今までありそうでなかった味です。
連日の大盛況の秘密は、やはり美味しい麺と特徴的な後引くスープにあったんですね。ラーメン・つけ麺もぜひ食べたみたいです。再訪必至です、ご馳走様!
風雲児
お店のデータはこちら、とらさんサーチをご覧下さい。