本日ご紹介するのは、ユーモラスなネーミングのお店です。
そのお店というのは、西新宿、新宿警察署の裏、東京都庁の近くに2007年12月5日にオープンした、「麺食い 慎太郎」です。

訪問日は、12月19日の夜です。
入店すると、まず券売機で食券を購入します。

メニューは、基本的に「イカしたつけめん」880円、「おいらはつけめん」780円、「嵐のらーめん」850円の3種類と、そのトッピングバリエーションです。
そうです、立地が都庁近く、店名が「慎太郎」で、メニューが「イカしたつけめん」、「おいらはつけめん」、「嵐のらーめん」ということで、石原パロディーなお店なんですね~!

東京都庁、石原都知事、石原プロモーションに許可を得ているのでしょうか?(汗

取り合えず、オーダーは、「イカしたつけ麺」880円にしました。大盛りサービスとのことですが、普通盛りでお願いしました。

メニューの説明書きです。
イカしたつけめん
「おいらはつけめん」をベースに、かつお、さば、アゴ、海老、昆布等を
じっくり溶けるまで煮込んだ魚のだしを加えています
おいらはつけめん
濃厚豚骨魚介系つけめんです。
麺は、国内産の小麦粉を使用し、
濃厚な味に合わせたモチモチな太麺です。
スープは青森から取り寄せた新鮮な豚骨を
十時間以上掛けて炊き込んでいます。
嵐のらーめん
濃厚豚骨魚介系らーめんです。
青森から取り寄せた新鮮な豚骨を、
十時間以上掛けて炊き込んだスープに
かつお、さば、昆布等の魚だしを加えています。
しかし、かなり強気の価格設定ですね~!場所柄とはいえ、ちょっと高い気も・・・
店内は、カウンターのみで10席です。卓上の様子です。
横長のカウンターで、カウンター越しにやはり横長の厨房があります。
狭いお店ですが、スタッフは確か4人いらっしゃいました。
で、座る場所によっては、こんな感じ出来上がりを待ちます(滝汗
壁には、つけ麺の食べ方という掲示もありました。
そうこうしているうちに、「イカしたつけめん」完成で-す♪
国産小麦を使ったという麺は、太麺でつけ麺によくあるタイプです。
ツルシコタイプで、なかなか美味しい麺でした。
濃厚豚骨魚介系つけめんの「おいらはつけめん」に、さらに、かつお、さば、アゴ、海老じっくり溶けるまで煮込んだ魚のだしを加えたということで、期待したのですが、普通の豚骨魚介スープでした。
確かにちょっと塩分は濃いめかも。
価格を忘れれば、豚骨魚介Wスープの普通に美味しいつけ麺ですね。
ただ個性がないというか、流行りに乗り過ぎているというか、物足りなさと割高感はあります。
スープ割りは、「つけ麺の食べ方」の掲示にありましたが、「香味野菜で炊き込んだチャーシューの煮汁」で割るそうです。
で、スープ割りです。チャーシューの煮汁で割るって、どんなん?って思いましたが、普通のスープ割りと変わらず、スープが適度に薄まって、しょっぱくなく飲めるようになりました。
ありがちな味と書きましたが、この界隈だと小滝橋通りまで行かないと、つけ麺の有名店はありませんね。そういう意味だと、高層ビル群の中にあって貴重な1軒ですね。
王道の味で、つけ麺好きには美味しくいただけると思います。
石原都知事御一行様も、視察に来るかな!?