今回ご紹介するお店は、武蔵小山の名店「ボニート・ボニート」です。
お店のオープンは、2004年8月です。訪問日は、古い日記でごめんなさい、2007年12月14日です。
今回のお目当ては、2007年11月1日から始まった、冬季限定、19時30分から提供開始、1日20食限定の「鍋焼らーめん」です。
11月12日のフジテレビ系列「めざましテレビ」でも、放映されたそうです。
お店は、fullconさんの記事でも紹介されていました。
店頭はとてもラーメン屋さんとは思えない、お洒落な雰囲気です。
入店すると、すぐ右側に券売機があります。撮影したのですが、ピンボケなので、ボツにしました(泣
オーダーは、もちろん「鍋焼らーめん」980円です。
カウンターの様子です。

お洒落な店頭同様、内装も、カフェをイメージしたようなかわいいインテリアです。
卓上には、知恵の輪がありました。

ラーメンを待つ間の、時間つぶしでしょうか?
壁面には、いろいろインフォが貼られています。
「故郷・高知から取り寄せた」食材で、スープを作っていると書いてあります。

実は、こちらのお店は、高知で長年大人気のラーメン店を営んでいたということです。それが、縁あって、東京のこの地へ移転オープン、そのため、今でも四国の食材を使っているんですね。
また、、化学調味料を一切使わず、天然素材だけでスープを作るとのことです。理由は、「喉がとても渇く」化学調味料の味が、大の苦手だからだそうです。

確かに、舌が痺れて喉が渇きますね~>化調
こーんなインフォも。


そして圧巻はこちら、カツオを意味する言葉が世界中の言語で書かれています。

実は、店名にも使われている「ボニート」という単語は、スペイン語で「鰹(カツオ)」を意味します。そのため、店名の「ボニート・ボニート」は、日本語で「カツオ・カツオ」となります。
にしても、いろいろな呼び方がありますね~!英語の「スキップ・ジャック」は、分かりますが、インドネシア語の「イカン チャカラン」や、マレーシア語の「イカン カイユ」が面白いです(笑)
そうこうしているうちに、鍋敷きがやって来ました!

そして、遂に「鍋焼らーめん」登場!

ラーメンが、なんと、土鍋で出てきました。
蓋を開けると、改めまして「鍋焼らーめん」完成でーす♪

鍋の中は、グツグツ煮えている状態で、アッツアツです。
ラーメン好きの方なら、ご存知の方も多いと思いますが、鍋焼ラーメンは高知県須崎市の名物です。
ラーメン店はもちろん、ドライブインや喫茶店、遂にはスナックまで、狭い市内で鍋焼ラーメンが食べられるところが、実に40店以上あります。
本場のレポートは、sugaoさんが、最も有名な1店について、素敵な記事にされています。
須崎市商工会議所の、鍋焼ラーメンのHPも必見です。
で、ボニ・ボニの鍋焼きですが、本場と違い(笑)具が大変豪華です。

具は、巨大タケノコに、鍋焼うどんにはつきものの玉子。
ワカメ、麩。

麩は、スープをたっぷり吸って、メチャ美味しいです。
ネギ、水菜。

ざく切りネギは、新鮮で甘いです。
ネギの下にはキャベツ。

よーく煮込まれていて、柔らかです。
そして、凄いボリュームの分厚いチャーシューです。


でっかいチャーシューですが、脂身はほとんどなく赤身肉が柔らかく煮込まれていて、味が沁みていて美味しいです。
で、肝心のスープですが、カツオダシがしっかりと効いた、とても優しい醤油味です。

このスープなら、そのままうどんを入れて、鍋焼うどんでも美味しく食べられそうです。
麺は、幅広平打ちの極太麺です。太さも相まって、きしめんを食べているような感覚です。

十分に煮込まれてもへこたれず、最後まで伸びることなく美味しくいただける、そんな麺でした。
麺と具、全体にカツオだしの和風テイスト醤油味がしみていました。
また、具沢山で食べるのに時間がかかりましたが、土鍋効果で最後まで冷めることなく熱々をいただくことができました。
感覚としては、何とも言えない美味しい鍋をいただいた感じですね。
食後に、店主さんとちょっぴりお話をさせていただきました。この鍋焼ラーメンの実施期間ですが、「私が寒いと思う間は、提供を続けますよ!」とにっこり。
ワタシが、勤務地は近いですが、初訪と伝えると、「いつでもおいでよ!」と言っていただきました!
評判の高い、デフォも是非食べに来なくっちゃ!鍋焼ラーメン、体がポカポカ温まって、ハートも暖かくなりました、ご馳走様っ!
首都圏では、ボニート・ボニート@武蔵小山の他に、もう1軒、鍋焼ラーメンが食べられるお店があります。
それは、千葉の魂麺@本八幡です(1月限定?)。やまさんの日記で詳細がレポートされています。