今回ご紹介するお店は、秋葉原と御徒町の中間位にある「めん屋いなば」です。
最寄り駅は、日比谷線仲御徒町駅ですが、銀座線末広町、JR秋葉原、JR御徒町からも徒歩圏内です。
こちらのお店は、「麺屋 黒船 御徒町店」がリニューアルしたお店だそうです。
「麺屋 黒船」といえば、ちゃぶ屋店主の森住さんプロデュースのFC店です。こちらは、そのFCからの脱退組です。
「麺屋 黒船」で働いていた方が、辞めて新潟に同名のお店を先にオープンさせたそうです。こちらは、その関連店です。
オープン日は10/7、訪問日は10/29です。
入店すると、まず食券購入です。
オーダーは、左上端の「濃厚豚骨和風醤油らーめん」650円にしました。
券売機は見づらいですが、卓上にもメニューがありました。
麺の量は、かなり多いというインフォもありました。
こちら、店内の様子です。
待つことしばし、「濃厚豚骨和風醤油らーめん」完成でーす♪
具は、分厚いチャーシュー2枚、メンマ、海苔、刻みネギ、キャベツ、茎ワカメです。
実はこのメニュー、お店が「めん屋黒船」だった頃に、限定で提供していたメニューでした。それが、「めん屋いなば」として独立する際に、以前の限定メニューを定番としてラインナップすることになりました。元が限定メニューなので、ちょっと凄いところがあります。
何が凄いと言って、このスープです。
見るからにトロットロですが、実際にとても粘度が高く、まるでポタージュのようです。
このスープ、豚足を煮込んでゼラチン質が溶け込んだ、コラーゲンたっぷりのものだそうです。
そのスープにたっぷりの魚粉がかけられ、丼には柚子も仕込まれていて和風テイストが追加されています。しかし、バランスが崩れるどころか、スープ本来の味がとてもしっかりとしているため、ちょっとしたいいアクセントになっています。
また、1食分ずつ子鍋でスープを温めていて、とてもアッツアッツでした。
肝心のお味ですが、パワフルというか旨味たっぷりで、実にインパクトのある味わい、これは美味しいです。
普通盛りで200gとたっぷりある麺は、中太のストレート。
しっかりとしたコシがあって、パンチのある麺に負けずに、旨いです。
チャーシューは、片面が炙ってあって香ばしく、厚みもあり食べ応え十分、美味しいです。
メンマは、いわゆる材木型、「渡なべ」系ほどではないですが、太くてコリコリ美味しいです。
あと、具で良かったのは、茹でキャベツでした。濃い味の濃厚スープにキャベツがよくマッチしていました。
かなりヘヴィーな味わいでしたが、ダイレクトな旨さに引き込まれて完食でした。
次回は、この濃厚スープを使った「つけめん」か、あっさりと煮干しを利かせた中華そば、どちらにしましょか?激しく迷いそうです!
※11月9日頃、こちらの支店が早くも四谷四丁目にオープンしました。そこも行ってみなくっちゃ!