本日ご紹介するのは、昔ながらの懐かしい中華そばを提供するお店です。
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そのお店は、四谷三丁目近くの「温洲軒」です。訪問日は、11/8です。
店名を聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、こちらのお店は、AMラジオ文化放送四谷旧本社社屋の正面の中華料理屋さんでした。

かの地で40年間、まさに文化放送御用達のお店で、芸能人やマスコミ関係者に人気のお店でした。
それが、文化放送本社の浜松町への移転が決まったのを機に、惜しまれながら、2005年3月で閉店しました。
その懐かしい温洲軒が、2007年5月に場所を移して約2年ぶりに復活しました。(祝!)

新しいお店では、券売機制になっています。
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お勧めは、昔懐かしいあっさり醤油味の「支那そば」、一番人気の餡かけ「もやしそば」、どっちの料理ショーでも紹介されたことがある「タンメン」、これをお目当てに通う人もいる「チャーハン」、あれ、みーんなお勧めでした(笑)
で、オーダーは、11/5(月)から始まったという「みそラーメン」700円にしました。

店内は、カウンターのみ6席です。お店は、店主さん(おやっさん)と女将さんの2名で切り盛りです。
注文を受けると中華鍋で、野菜を炒め始めます。やはりオーソドックスな調理法で、期待できます。

待つことしばし「みそラーメン」の完成でーす♪
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具は、たっぷりの炒めモヤシ、ニンジン、キクラゲ、タケノコ、挽肉です。
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炒め野菜は、みんなとってもシャッキシャキでした。

みそスープは、野菜から出た甘味が溶け出して、とてもまろやかでほっとする味わい、みそラーメンと言われて誰もが想像する、シンプルだけど飽きの来ない美味しさです。
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そのスープに、少し若い方向けに味の調整中ということで、ラー油が入っていました。 甘めのみそスープにピリ辛の味をプラスする方向ですが、これは好みが分かれると思います。これだけしっかりした味のあるスープであれば、辛味を追加するなら一味唐辛子か、豆板醤のような辛子味噌が合う気がしました。
 ※実際には、ラー油は使われておらず、ピリ辛味は一味と豆板醤を使用とのことでした。
  ワタシの駄舌ゆえ誤った内容を掲載載してしまいましたので、お詫びと訂正させていただきます。

麺は、細縮れです。平ざるを振っての大変丁寧な湯切りをされておりまして、久々に職人技を見た気がしました。
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若干柔らかめの茹で加減でしたが、優しい味わいのスープにマッチしていて、懐かしくもありとても美味しいかったです。

実は、店主である「おやっさん」は、前のお店を閉めてから一念発起再起するまで、タクシーの運転手をして資金を貯めたというエピソードもおありのようです。

また、ニコニコと明るい女将さん「みなちゃん」さんは、大変ほのぼのまったり系のブログを公開されており、いつもハートフルな記事が、とっても面白可笑しいです。
「みそラーメン」も良かったけど、今度は、絶品の「タンメン」を食べに来よう、ご馳走様でした!

温洲軒の女将さんみなちゃんさんのブログは、こちらです。

支那そば 温洲軒

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