本日ご紹介するお店は、「創新麺庵 生粋 神田神保町店」です。、訪問日は11/6です。
生粋池袋本店は、以前記事にしましたが、 神保町店は2007年9月5日にオープンしたばかりのまだ新しいお店です。
昼(11:30~15:00)は食券制ですが、夜(17:30~)は後会計方式だそうです。
ちなみに、多くのサイトで夜の営業時間が16:30からと記載されていますが、名刺には17:30からと記載されていました。
店内は、白木も眩しくピッカピカです。
こちら、通常メニューです、って、書いてありますね(笑)
生粋と言えば、秋刀魚をダシではなくタレに使って、モロ秋刀魚味のラーメンで一躍有名になりました。
しかし、本日はレギュラーメニューではなくて、秋の限定麺が始まったということで、そちらを注文です。
秋の限定麺とは、「-秋そば-与作」1,250円です。神保町店では、夜営業のみの提供だそうです。
注文が入ると、いろんな具材を七輪の炭火で焼き始めました。香ばしい薫りが店内に立ち込めます。
いよいよ、「-秋そば-与作」完成でーす♪
中央にトッピングされているのは、カボスです。緑は水菜で、色鮮やかな黄色は、なんと菊の花びらです。
具には、炭火焼の松茸、
そして鴨肉です。
さらになんと、ダシ巻き卵がトッピングされています。
透明で塩味のスープは、思いのほかアツアツです。で、そのスープは、なんとフグの仲間のカワハギからダシが採られています。
純粋なカワハギスープだけでは、あっさりしすぎと思われますが、さらに昆布の旨味と香りを溶け込ませた昆布香油を振りかけて、コクをプラスしています。
このスープが、大変あっさりとしておしとやかな味わいです。
和食の大変上質なお吸い物のような、まさに土瓶蒸しの感覚で、特に昆布とマツタケの風味が香ばしく、深いコクとしっかりしたダシの旨みが味わえました。
麺は、細ストレートです。店内に三河屋製麺の麺箱がありました。
この麺自体、取り立ててインパクトはありませんが、あっさり味のスープにはよく合っています。
アップ写真を撮影し忘れたのですが、どんぶり全景の右手前にある黒い物体、昆布香油を抽出したその昆布です。取り除き忘れではなくって、あえて昆布の香りを最後まで味わってもらおうとの配慮でした。そのダシ昆布、箸で持つと崩れるほど柔らかく、箸休めのアクセントにはなりました。
総評として、スープとマツタケ、これが堪らなく美味しかったです。いろいろな香りの食材が一つのどんぶりの中に入っていて、喧嘩するんじゃないかと思いましたが、癖のないカワハギスープと昆布が、うまく全体を一つにまとめていたようです。
「生粋」、実は、四季折々で様々な創作の限定麺が、企画されています。
メニュー全体を撮影し忘れたので、以下、ぐるなびのHPから引用です。
二月頃- 鶏そば 鶏肉の貴重なやげん(肩)を煮込んで作ったさっぱり濃厚な逸品☆ -四月頃- 春そばウララ 塩そばのスープにコンブを入れ鶏の臭みを消し、アサリ香油の風味の上に旬国産蛤をのせた出血品! -7・8月- 夏や・生粋 店名を変更して冷え麺処になります。 ☆朝霧麺・王様のブランチで冷たい麺。特番で紹介され、スタジオで試食まで参じた塩の冷やしつけ麺。 ☆白湯・これも同じく王様のブランチでスタジオ試食した冷たい鶏白湯。 その他涼水麺・冷やし中華など・・・ -十月頃- 秋そば与作 カワハギのスープに鴨肉、旬マツタケをのせ昆布香油でアクセントの高級麺 -十二月頃- 冬そば三郎 思案中・・・ 実は、味噌ラーメンを一番のウリにしようとした程の味噌好き!好ご期待。 |
今回の限定は、和食の技が随所に光る一杯、値は張りますが、さすがの巧さ、美味さでした!
次回の限定も楽しみですね。あ、もちろんレギュラーメニューも美味しいです。ご馳走様でした!