アクアシティお台場「ラーメン国技館」の3件目はこちら、「濃厚黒醤油 富山ブラック 麺家いろは」に行きました。
一応書きます。アクアシティお台場「ラーメン国技館」とは、もともと2005年1月にオープンした、3年間限定のラーメンによるフードテーマパークです。
そのシステムは、半年を一期として、一期毎に6店舗が出店し、期間満了で全店が入れ替わるというものです。
最終期(2007/9/8~)の6店舗は、以下のとおりです。
・博多一幸舎 (博多/とんこつ)
・濃厚黒醤油 富山ブラック 麺家いろは (富山/濃厚黒醤油)
・麺処 白樺山荘 (札幌/味噌) ★記事はこちらです。
・初代けいすけ (東京/黒味噌)
・群馬 常勝軒 (群馬/魚介とんこつ) ★記事はこちらです。
・会津・喜多方ラーメン 坂内食堂 (喜多方/醤油)
今回は、富山県内を中心に店舗展開を行っている、富山ブラックのお店です。
訪問日は9/11、3件目です。
こちらが券売機です。

オーダーは、「半らーめん黒(醤油)」500円にしました。
店内の様子です。
こちらは、前回「新福菜館」が入っていた場所だと思います。
富山ブラックとは、富山県で見られるスープの色が真っ黒のご当地ラーメンです。
富山ブラックの代表的なお店は、富山ブラックの元祖であり富山駅前にもお店のある「大喜」です。
その特徴は、
・醤油そのもののように見える真黒なスープ
・最初っから麺の上にかなりの粒胡椒がかかっている
・見た目同様食べてもかなりしょっぱい
です。
こんな特徴により、富山ブラックはラーメン単体で食べるのではなく、ご飯のおかずとして食べるラーメンと言われています。
実際に、日の丸弁当のおかずとして考案されたというのが、富山ブラックの起源とされています。
カウンターです。
「半らーめん黒(醤油)」登場です。
真っ黒なスープは、まさに富山ブラックの色そのものですね。
そのスープは、丸鶏・豚骨の動物性スープに白エビ・宗田ガツオの魚介系スープをあわせたダブルスープ、そこに魚醤を煮込んだ濃厚な黒醤油ベースのタレを合わせています。
見た目とは裏腹に、それほど塩辛くはないです。旨みが強く美味しいですが、意外とあっさりさっぱりとした味わいです。
海洋深層水を使って打ったという麺は、中太です。麺も、スープに浸かって真黒な色が沁みてきています。
チャーシューは、豚バラ肉、薄めですが柔らかでした。
全体として量は、かなり少なめ、お値段なりというか連食向きです。
実はワタシ、富山ブラックの真打ち「大喜」が、池袋三越の富山物産店に期間限定店で出店した時に食べています。(2005年3月)
その時の印象は、実に強烈なインパクトで、相当な塩分濃度、かなり塩っ辛いものでした。
ですが、ご飯と一緒に食べると、これがとっても美味しいのでした。
今回の「麺屋いろは」は、「大喜」と比べると、だいぶ大人しく洗練されて食べやすいお味ですが、あらゆる客層が訪れるフードテーマパークではこの位がちょうど良いでしょう。
富山ブラック入門編としては、お手軽でイイですね。
あと、ネット上の評価では、こちらの白エビを使ったという塩ラーメンが評価が高いようです。そちらも食べてみたいなぁ!
というわけで、今日はここまで、お腹いっぱいです。ご馳走様でした。
ラーメン国技館のHPはこちらです。
麺屋いろはの公式HPはこちらです。