7/29-7/30で、那須・塩原へ一泊旅行に行ってきました。
その2日間は、時折雨が止むほかは、ほぼ終日雨模様のあいにくの天候で、帰る頃に晴れ間が覗くという、なんとも皮肉な天気でした。
ですが、屋内を中心にまずまず楽しめました。
まずは、初日のランチです。手打ち蕎麦柏屋へ。
那須には薄皮饅頭で超有名な、柏屋という和菓子屋さんがありますが、そちらとは無関係です。
場所は、那須板室温泉郷至近です。
近くに、乙女の滝もあります。
お店に入ると、直ぐ蕎麦打ち部屋が見えます。
部屋の中には、石臼が設置されていました。
店内は、入り口近くのテーブルと壁に沿って広々とした座敷で構成されています。
窓が大きくて、明るく開放的な雰囲気です。
テーブルの上は、こんな感じ。
窓際には、民芸品が飾られています。窓からは裏山(?)の緑が綺麗に見えます。
そぼ降る雨の音も心地よく、なんだかホノボノとした時間が流れていく感じです。
最初に出されるお茶は、「七福茶」というものだそうです。
大麦に、熊笹、柿葉、松葉、よもぎをブレンドしたお茶だそうです。
お味は、玄米茶に似た感じ。気のせいか、薬効がありそうです。
お品書きはこんな感じです。
お店の売りは、3種類の蕎麦です。
・十割石臼挽きそば・・・北海道沼田産の蕎麦の実を石臼にて製粉した蕎麦粉のみのそば切り
・さらしなそば・・・蕎麦の実の芯の部分だけを使った真っ白なそば切り
・季節の変わりそば・・・さらしなそばに季節の香を打ち込んだそば切り
注文は、鴨汁そば大盛り1,680円にしました。連れは、鶏団子汁そば大盛り1,290円です。
子供用にの食器です。先割れスプーンは便利です。
子供と一緒にいろいろなお店を行くと、スプーンとフォークはあっても、先割れスプーンがあるところ、は意外と珍しいです。
キュウリのお新香が、嬉しいサービスでした。
鴨汁そば完成です。
連れの鶏団子汁そばも、ビジュアルは瓜二つなので、写真は割愛。
蕎麦は、極細でやや茶色がかかったもの。
蕎麦粉と水だけで打ったという十割蕎麦ですが、どうやったらこれだけ完璧に均一に細くなるのか、熟練の技としか言いようがありません。
つけ汁は、鴨汁なので暖かいつゆです。
鰹風味がビシバシ効いたかすかに甘いしょうゆ味で、柚子も効いています。
薬味はネギとレンゲ(?)に盛られた山椒です。
お蕎麦を食べると、十割蕎麦なのにしっかりとしたコシがありまたびっくり。
蕎麦の風味もよく、鴨とダシもよく出ています。
鴨肉は、食べやすいサイズにカットされていて柔らかです。
鶏団子汁そばのメインの鶏団子は、鴨汁そばのつゆの中にも1個入っていました。
鶏ひき肉のつみれです。ジューシーで、これは、たまらなく美味しいですね!
最後にそば湯の容器と湯飲みが配られます。
そば湯だけだと、トロットロで不思議と甘い香りがします。
約3年ぶりの来店でしたが、今回と比べて前回の方がちょっぴり美味かったように思えます。ただ、記憶は美化されるのと、今回ももちろん水準以上の完成度でした。また、那須へ来たら寄らせてもらいます。
お店のHPはこちらです。
※もうだいぶ古い記事ですが、アップしました。冷やし麺ネタを先行リリースしていたため、掲載順を入れ替えました。