今日7/3は、虎ノ門にあるサプライズ満載のお店へ。
店舗外観ですが、真黒な外装で暖簾も看板も全く見当たらず、一見何のお店だか全く分かりません。
この建物、ランチタイムともなると行列が周囲をぐるりと取り囲み、人気のほどが伺われます。(店舗写真は、食後に撮影したものです)
で、こちらは実は、港屋という立ち食いそば屋さんです。
看板小さー!
お店は、冷房不完備です。このため、暑い日は数台の扇風機が活躍中です。
店舗外から店内への送風、風量は最強になってますね~!
外の行列をクリアして、入店しても中の店内最奥調理カウンターまで、ずらりと行列です。入口入ってすぐ右のレジにて会計、チケットを奥カウンターで渡す方式です。
オーダーは、冷たい肉そば850円にしました。
立ち食いそばで、850円はかなりいいお値段ですね。それなりのスペックを期待します。
店内は、こんな感じです。インテリアは真っ黒で統一されています。入口近くで行列中です。
最奥がそばの受取カウンターです。
店員さんは、厨房に確か2名、フロアーに1名でした。特に厨房の方が、こちらが気恥ずかしくなるほどのキラッキラの笑顔で、テキパキハキハキとした対応でした。
ようやく順番が回って来て、そばを受取り、空いた立ち食いスペースへ移動です。
店内レイアウトは、中央に真っ黒で巨大な大理石(調?)のテーブルが鎮座しています。テーブルの中央には水が張られていて清涼感を醸し出しています。
ですが、テーブルのレイアウトを工夫することで、同時に捌ける客の数をだいぶ増やすことができるように感じます。余計なお世話ですね~(笑)
冷たい肉そば完成です!
蕎麦は、そば粉十割の極太田舎風そばです。
それが、でっかい丼に大盛り、というかデカ盛りです。その上にどっさりのゴマ、たっぷりのネギ、さらに甘辛く煮られた牛肉が目まいがするほどどーんと盛られて、最後に山盛りの刻みのり。
つけ汁は、ベースが昆布とカツオが効いた甘めのたれです。そのおつゆに、調理場で大量のラー油が上空からピューと投入されていました。
ラー油投入は、あっという間のパフォーマンスで撮影が間に合わず、残念。
蕎麦は、かすかにアルデンテなゆで加減で、それだけ食べても美味しい一品。
それをラー油が効いたつけダレにつけると、これがまた旨いから不思議。
お肉は、甘辛い味付けで、柔らかです。
牛丼チェーンで食べられるものより遙かに上質な感じ。
そっれにしても量が多いです。普通盛りでこれなら大盛りにするとどんだけー!って感じです。
テーブル上には、ネギ、天かす、生卵、一味が置いてあり、それぞれ入れ放題です。
蕎麦の量が多いので、味に飽きたら一味を投入です。
辛さ倍増で、ウマァー!
ついでに、生卵投入!
つけダレがマイルドになって、美味しいです。
さらなる刺激を求めて、麺に唐辛子をトッピング!
ジャンキー度が一層アップして、いい感じです!
テーブルのステンレスポットに、そば湯が完備されています。
そば湯割りのフォトです。
とても不思議なビジュアルですねー!
トータルコーディネートは、ジャンキーで支離滅裂ですが、各々の具材はとても上質です。ミスマッチな組合せを許容できれば、美味しいです!
スタイルとしては肉盛りのざる蕎麦ですが、タレはラーメンのつけ麺に極めて近いです。これは、蕎麦の進化系、ラーメン・つけ麺と蕎麦の融合ではないでしょうか!
取りあえず、ハマる人ははまるでしょう。慣れれば、癖になる味であることは間違いないですね~!