今日(4/27)は激ウマ担々麺が食べられるという噂を聞いてこちらへ。
高層ビルが立ち並ぶ品川港南口ですが、この近辺は再開発から取り残されたようなレトロな路地が残っています。狭く怪しい雰囲気の路地を入っていくと、昭和チックなお店が見えてきます。

昭和55年創業という、もはや老舗の街の中華料理(四川料理)屋さんです。
何でも、2003年10月11日放送の「出没アド街ック天国」で15位、散歩の達人(2003年3月号)にも紹介されたお店とのことです。
13時過ぎにもかかわらず、店内は背広姿のサラリーマンで満席です。しかも心なしか、年配の方が多いような。ちょうど1席空いたので入店、着席。
メニューを見上げて、
名物の「四川正宗担々麺」700円をオーダーします。
卓上の調味料です。どこにでもある中華屋さんチック。
カウンターの向こうでは、こちらも年季の入った大将が調理、いかにも人のよさそうな女将さんがお手伝い。ほのぼのです。
周りのおじさんは、定食を食べてる方が多かったです。それもみんなとっても美味しそうでした。
「四川正宗担々麺」来ました!
ネットでは汁無し担々麺と紹介しているところもあるようですが、少ないながらも汁(スープ)があります。
汁少な目は、本場四川を意識してとのことです。
お味は、鮮烈に辛いです。それも山椒でしょうか?スパイシーで複雑な旨辛さがあります。
しかも辛いだけでなく、ゴマの香りと風味が濃厚で、本当に美味いです!
肉味噌、ジューシーでハフハフしてしまいます。
麺は、やや柔らか目ですが、ツルツルと一気にいけます。
夢中で完食。担々麺好きには、是非食べてほしい1杯です。
「ご馳走様!」といって店を出るとき、おじさんとおばさんの「すいません、どうもーありがとー」のハーモニー。ほのぼのと心温まるお店でした。