店の場所は、はしご、朧月の斜向かいの日本料理むとうの裏。銀座風見の隣。移転前と同じ様な、わざわざ訪ねていかないとまず入らなさそうな細い路地裏。20分前到着で2番着。 

定刻にオープン。ですが、注文に時間がかかり2着ながら入店出来たのは6分後^^; 

こちらはなんと、現金使用不可、電子マネー・キャッシュカードのみ対応という業界初のシステムを導入。ですが結論から言うと、初日ゆえか時間ばかりかかってかなり大変そうでした。 

まず外で注文受付。客はメニューを見て注文を告げ、 スタッフはタブレットを操作して注文入力。決済方式を選んでカードリーダーにカードをタッチ（チャージ型タッチ式カードの場合）、ハンディプリンターから伝票印刷というフロー。 

まず画面のメニュー遷移が遅く、電波が弱い状況でネットショッピングしてる感じ。カードリーダーの感度が鈍く、パスケースから出さないと認識しませんでした。また、ハンディプリンターがさらに遅く、注文完了までにえらい時間がかかります。 

注文入力で厨房に注文が飛ぶのは便利。ですが、スタッフ2名が注文受付にかかりきりだし、私は2番で食べ終えて出たら、まだ7番の人の注文取り中でした。慣れれば早くなるかな？ 

主なメニューは、鶏白湯SOBA1000円、鶏白湯醤油SOBA1000円、鶏SOBA980円、鶏とポルチーニ茸の醤油つけSOBA1000円、他。 

鶏白湯醤油SOBAが新味で、鶏SOBAも多分新作。 

店内は奥が厨房で、厨房を遠巻きに囲む凹字型カウンター14席（4席・6席・4席）、壁に向かったカウンター4席。移転前の篝のインテリアそのままみ、広々と拡ワイドに張した感じ。 

後客8。スタッフは外に2名、厨房に5名かな？男女合わせて総勢7名ほど。 

BGMは軽音楽、ボレロのジャズアレンジとか。あらかじめ卓上にセッティングされた箸は竹箸ですが、多分使い捨。 

卓上調味料は、有機純米酢、原了郭の黒七味！粉山椒、玉ねぎオイル。玉ねぎオイルは焦がし玉ねぎが下に沈んでいるので、よくかき混ぜて使用して下さいとのこと。 

そして待つことしばし、「鶏SOBA」完成で〜す♪ 

移転前の本店で鶏白湯SOBA、煮干醤油SOBAといただいいたので、今回は当初無かった鶏SOBAに。 

具は、低温調理の豚鶏チャーシュー、穂先メンマ、鶏ワンタン、ラディッシュ、三つ葉、九条ねぎ。 

スープはさらさらの清湯醤油味。比内地鶏・水郷赤鶏・大山鶏の丸鶏と肉付き鶏がらを純水で8時間以上炊いたもの。しっかりと鶏を感じるエッジの効いた構成で、ミシェランビブグルマンラーメン店のキレッキレの味わいに近いスペック。移転前の定番煮干醤油を封印して新たに投入した清湯メニューだけに、さすがの完成度。鶏油もカエシも非の打ち所のないクオリティでトータルバランスの良さは一級品。すごく美味しい！ 

麺は三河屋製麺製のストレート中細タイプ。通常のビニール袋入りではなく紙で包むことにより、モチモチ感と熟成感がアップとか。紙包装の効果は正直分かりませんが、ツルシコでスープとの相性も抜群！ 

具ではデフォで入ってる鶏ワンタンが最強説。餡は鶏せせり肉・鶏軟骨・玉ねぎで店内で手包みとのこと。実際これが本当に旨いです！ 

おいしく完食！新味「鶏白湯醤油SOBA」も気になります。ごちそうさま！ 

銀座 篝 本店 (452/’18)