2015年9月18日、小川町の新店「魯山人羅麺 廣山」へ。
2015年9月14日オープン。割烹・小料理の「漁楽洞」が手がける新業態店。求人情報によると9/11オープンとなっていて、当日偵察に来てみたらまだ看板無くそれらしき形跡もありませんでした。ってことで、1回フラれた後のリベンジに訪問w
店の場所は、小川町駅・淡路町駅・新御茶ノ水駅B7出口の目の前。
やはり「漁楽洞」が経営する蕎麦懐石の店「そば茶寮 さびや」の隣。
画像は、レジ横にあったチラシその1。「日本料理の技と魯山人料理独特の手法で創りあげる。」とあります。
チラシその2、「号外 神田小川町新聞」ってw
チラシ1・2共に、裏は同じお品書き。
店内は、厨房前にカウンター3席、6人卓x2、8人卓x1。
12:50頃入店で、先客6、後客4。
スタッフは厨房におじさん2、ホール担当女性2。
和の装いの店内は、ラーメン店らしからぬ会席料理店っぽいインテリア。
券売機は無く、食後レジにて後会計制。
主なメニューは、辛味噌玉羅麺1250円、豚しゃぶ醤油羅麺1200円、
海老真丈塩羅麺1150円、生海苔塩羅麺850円、
海老包み塩ワンタン麺1200円、豚包醤油ワンタン麺1100円、
海老包み塩ワンタン麺950円、豚包醤油ワンタン900円、
季節限定辛味噌つけ麺1100円、醤油さっぱりつけ麺1000円、
箸待各種。麺類は、生海苔塩羅麺850円が最安で、それ以外は全て1000円オーバーという強気の価格設定。
ランチも夜も同じ価格らしく、リーマンランチラーメンとしては割高感も。
オーダーは、「海老包み塩ワンタン麺」にしました。
麺上げから盛り付けまで殆どの行程を一人のおじさん、店長さん?が担当。
ワタシの時に麺をテボから丼にあける際に、手元が狂って麺が丼の縁に引っかかり、一部が丼の中へ、一部が作業台へ接地するトラブル発生。
どうするのかと見ていたところ、反射的に麺を丼に入れようとしたおじさん、ワタシと眼がバッチリ合って我に返り麺を廃棄。
丼を交換して調理し直し。
ってか、麺のゆで箸でゴミ箱の内側を押すのは、綺麗なゴミ袋かも知れませんがやめて欲しい。
まあ、結果的にその端はゆで湯で洗われることになりますが。
BGMはポップス。箸は割り箸。
卓上調味料は、GABANブラックペッパー、一味唐辛子。
そんなこんなで再調理後、「「海老包み塩ワンタン麺」完成でーす♪
赤いトレーに載って、割り箸と赤いレンゲとともにラーメン用に使われることは珍しい片口丼で登場。
片口丼を見たのは、最近では桜花@新宿御苑でした。
片口丼は〆の雑炊用にスープを注ぐ時に便利ですが、こちらではご飯の提供がありません。
どういった時を想定してるのか聞いたところ、ラーメンを取り分けるのに便利だからという回答。なるほど!
具は、三元豚の豚しゃぶ、海老ワンタン、水菜、三つ葉、メンマ、きざみネギ。
無意識にいつもの癖で肉が手前になるように丼を回そうとしたところ、片口丼は注ぎ口が左になるのが正しい置き方と教えられました(^_^;)
スープは、さらさらの清湯醤油味。香味油なのか油分が多く結構オイリー。
ですが、良質な豚を使っているのかベタツキ感は無く後口すっきり。
塩味ですが、塩ダレの旨味は醤油味に近く、薄口醤油とか白しょうゆといってもそのまま通りそう。
肝心のスープは動物性+和出汁のハイブリッドで、あっさりながら奥行きのある旨味があり、なかなか美味しい!
あまり湯切りしてませんでしたが、ゆで湯も入ってちょうど良い塩分濃度です。
麺は、中太縮れ麺。ぷりっぷり食感の麺で、昔ながらのラーメンが似合いそうな懐かしいタイプ。
あっさりスープと合っていて、美味しい!
ワンタンは6個くらい入っていたかと。
極薄のツルリとした皮にジューシーな海老のすり身が包み込まれていて、想像通りの間違いない美味しさ。
すり身なのにむき身の海老本来のプリプリ感が味わえるというマジックで、旨かったです。
完食!魯山人が納得するかどうか分かりませんが、高級食材を使った美味しい一杯でした。ごちそうさま!
魯山人羅麺 廣山 (332/’15)