2012年12月15日、鶴見の「台湾ラーメン 三星堂」へ。
2012年9月9日オープン。台湾育ちの店主が幼い頃に食べた味を再現して、日本向けにアレンジしたという店。場所は、麺屋こたじの跡地。
「らー麺土俵 鶴嶺峰」でメチャ旨い一杯をいただいた後、鶴見でもう一杯と検索して、台湾ラーメン専門店というのがちょっと気になって訪問!w
「三星堂」って、大型書店かCDショップみたいな店名ですが、公式ブログに由来がありました。
記事によると、店主が産まれた三星という台湾の村の名前から取ったそうです。
店頭には、台湾ラーメン750円のフォト掲示。
注釈は「辛くない!」とか。
入店すると、まず券売機で食券購入です。
主なメニューは、台湾ラーメン750円、半ラーメン500円、他。ってか、基本の麺は、台湾ラーメン1種類。って事で、オーダーは「台湾ラーメン」で。
店内は、厨房を囲むL字型カウンター12席。
11時40分頃入店で、先客後客無し。
厨房には男性、一人で店を切り盛り。
お聞きしたところ、店主さんは別にいて、この方は昼の部担当スタッフ、夜の部は別な若い方がいらっしゃるとか。
着席して食券を渡すと、「お通しです」と小皿に盛られたメンマが提供されました。
台湾のメンマだそうです。
担当スタッフの方、大変な話し好きで、聞いてないのにいろいろ教えていただきました^^;
ってか、ちとビックマスス気味^^;
それによると、ラーメンは完全無化調、すべて国産素材にこだわっているとか。
健康に良い美味しい食材だけを求めるあまり、原価が一般のラーメン店の倍近いそうな。
例えば、北海道産の乾し椎茸や干し貝柱等。 干し貝柱はキロ8,000円でスープ40杯分だそうで、確かに原価かけ過ぎな気も^^;
卓上メニュー。
メニュー裏は「ご挨拶」。確かに、健康への良さをアピール。
卓上調味料は、白胡椒、辣油、酢。
そして待つことしばし、「台湾ラーメン」完成でーす♪
白いシンプルな丼で登場。
具は、味玉1/2x2個、チンゲン菜、挽き肉玉、きざみネギ。お通しのメンマは、トッピングに無し。
味玉は通常1/2個だそうですが、丸々1個載せる方向で検討中。今回はフライングで半個x2コ載せちゃいましたとの事。ありがとうございます!
スープは、さらさらの青湯醤油味。
解説してくれたスタッフの方も認めてますが、無化調の陥穽というかごく薄味でインパクトに乏しい味わい。
優しい味といえばそうですが、どうにも物足りない感じ。
ですが、センターの肉玉を溶かしながらいただくと、一気に濃い味にシフトして、コクと旨みが増すじゃないですか!
これイイですね。肉玉を混ぜた後も、基本穏やかな方向性は変わらず、より美味しくなる感じ。 自分のペースで、味を調節出来るのも、ナイスアイディア!
麺は、中細縮れタイプ。
麺自体、あまり特徴の無い普通な感じ。
あっさりシンプルなラーメンには、合ってるかも。
「良かったら試して見ませんか?」と出していただいたのが、三浦・三崎の有名店くろば亭の辛味噌。
くろば亭は、こちらの店主さんにゆかりのある店だとか。
券売機では「唐辛みそ」50円となっている物。
またまたサービスありがとうございます!
肉玉で動物性のコクと旨みが増したスープに、甜麺醤のような甘辛の味噌を投入。
スープにキレと深みがまして、ますますいい感じになりますね〜!
味変を楽しんで、しっかり完食。いろいろありがとうございました。駅から遠く場所的にキツイですが、頑張って下さい!ごちそうさま!
台湾ラーメン 三星堂 (451/'12)